目次
特徴
- ★柔軟なソフトイヤーフックがあり、耳に優しくフィット、耳が痛くならない。しっかりと耳に固定することができできて、激しい運動しても落ない。
- ★2時間の充電で最大12時間再生できます。イヤホンのバッテリ残量も表示されますので、安心に使用することができます。
- ★CVC6.0 ノイズキャンセリング、周囲の雑音を除去する技術が搭載されており、クリアな通話音質を提供しております。
- ★対応機種:Bluetooth を搭載した全てのデジタル製品と接続して使用することができます。スマホ、pc、タブレット、iPadなど。
長所と短所
- ○音楽再生で12時間のバッテリー持ち
- ○イヤーフックが大きくしっかり装着できる
- ○遮音性が高い
- △イヤーフックが大きいので異物感がある
- △耳当たりが強い
はじめに
今回レビューするのは、Come songさんのイヤホン『U8』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
外箱は白く綺麗な箱です。イヤホンの形状が一目でわかる写真が印刷されています。
パッケージ内容は、イヤホン、USBケーブル、サイズ違いのイヤーチップ×2組、収納ポーチ、説明書。
イヤホンは一般的な両耳イヤホンです。マルチファンクションボタンにはわかりやすい電源アイコンが刻印されています。
ボタンや端子類は右側に集中しています。マルチファンクションボタンは表面に、+と-は上面あります。マルチファンクションボタンと、+と-が別々の場所になっているので押し間違いが少ない構造です。
左右を識別するLRの刻印があります。一目でわかるので便利です。
重量は21.3gでした。
100円玉と比較すると写真のようになります。
USBケーブル。
サイズ違いのイヤーチップ×2組。
ケーブルクリップ。
収納ポーチ。
説明書。
説明書は単独に日本語版で画像込みなのでわかりやすいです。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
音楽再生で12時間のバッテリー持ち
ほんの少し前までは、このような一般的な両耳イヤホンの場合、音楽再生でのバッテリー持ちは長くて8時間といったところでした。しかし、最近各メーカーからそれ以上バッテリーが持つイヤホンがチラホラ出てきました。今回紹介するこのイヤホンも、音楽再生で約12時間持ちました。バッテリーの技術が上がったのでしょうか。
私は毎日のようにイヤホンを使用し、100個近く使用してきたのですが、それで思うのは便利に使える境界線は6時間だということ。音楽再生で6時間バッテリーが持つと一気に便利になるんです。例えば1日外出するとして、朝10時から夕方16時までOKです。お昼に外したり、その他ちょくちょく外すことが多いので、それを考えると午後6時程度までのおおよそ丸1日持ちます。これが6時間以下だと1日持たないんです。
また、毎日使う場合を考えても、通勤、通学で1日2時間使用するとして、覚えやすい3日に1度の充電、つまり週に2回の充電で済むんです。1日使うにしても、毎日使うにしても、6時間を境にお手軽さが違ってきます。
で、このイヤホンを見るとその倍の12時間です。公称値をそのまま書いているのではなく、実際に私が使用して約12時間持ちました。となると、朝9時に出てぶっ続けで使用して夜9時まで持ちます。前述のように、食事の時などは時々外すと思うので、それを考えると、9時に出てもその日の0時近くまで持つと思います。
また、1日2時間の通勤や通学だと、6日持つことになります。一般的な会社や学校は土日は休みなので、1週間丸々充電する必要がありません。未使用時の放電を考えても十分1週間持ちます。つまり、『毎週日曜日に充電する』とスケジュールが立てやすいんです。
無線機器で最も面倒なのは充電作業です。実際に充電してやる作業も面倒なのは当然なのですが、『もうすぐ充電時期かも』、『そろそろバッテリーが切れそうだし充電しようかな』なんて心配すること自体鬱陶しいんです。しかし、このイヤホンは12時間持つので、そのバッテリー残量の心配をしてやることが極端に減ります。
毎日使う場合、このバッテリー残量の心配、実際の充電作業の手間が減ることは、手軽にイヤホンを使う上で物凄く重要です。使うことが面倒だと、どんな素晴らしいガジェットでも、段々使わなくなり、埃を被ります。しかし、音楽再生でバッテリーが12時間持つので、その危険性が非常に少ないです。つまり、適当に何も考えずに使えるんです。
イヤーフックが大きくしっかり装着できる
ぱっと見でわかりやすい特徴としては、イヤーフックが大きいことがわかると思います。このイヤーフックは耳たぶをぐるっと1周するような形になります。勿論、耳をぐるっと1周するので装着力は抜群です。いくら頭を振っても落ちる気配すらないので安心です。
素材はゴムとプラスチックの中間のようなシリコンです。プラスチックのように固いわけではなく、ゴムのようにグニャグニャでもありません。ほどよい弾力性があるため、そんな頭の形や耳の形にも合います。
見た目ではこのイヤーフックは角張っているように見えるのですが、ゆるやかなカーブになっており、装着して耳が痛くなることはありませんでした。ただ、大きいイヤーフックなので存在感があり目立ちますし、装着したときに違和感を感じる方がいるかもしれません。
遮音性が高い
写真を見ていただければわかりますが、イヤーチップとハウジングの間に円上の物体があります。これは、イヤーチップを奧に入れすぎないためのストッパーでもあり、遮音性を高くするために、耳の穴の隙間を塞ぐ役割にもなっています。
この円上のストッパーが耳の穴を防ぐため、イヤホンタイプにしては遮音性は非常に高いです。外界の音はだいぶ遮断して没入感が得られることは勿論、自分が聞いている音楽を外に漏らさない音漏れ対策にもなっています。
電車の中で使用したり雑踏など、雑音が多い外で使用する方には、遮音性が非常に高いので向いていると思います。
音質について
音質は外でスマホから音楽を聞くには十分だと感じています。前述もしたように、遮音性が高い造りになっているので、外でしようするにはうってつけのイヤホンだと思います。高音、低音ともに割れたり歪んだりすることは特にありませんでした。上を見るとキリがないので、2千円を切るこの価格でこの音質なら文句はありません。
受信感度について
8m程度離れた状態で木製と扉2枚を閉めて音楽を聞いたところ、音が途切れることなくスムーズに聞くことができました。受信感度は距離、遮蔽物ともに良好です。また、その状態で耳を両手で覆ったところ、音がブツブツ途切れ、離すとまたスムーズに聞こえてきました。多くのイヤホンを使用しましたが、これは中の上と言ったところで、日常生活で普通に使用する分には問題にならないと思います。
ちなみに、動画を見るときにあると困る音ズレですが、私の環境では一切ありませんでした。動画の口の動きと声が完全にシンクとして一切ずれていませんでした。動画の視聴にも全く問題なく使えます。
気になるところ
最後に使用してみて気になったところを挙げていきます。
イヤーフックが大きいので異物感がある
前述したように、イヤーフックが大きいことが、ガッチリとした装着感を得られる理由でもあるのですが、イヤーフックの存在感は大きいです。見た目ですぐにわかりますし、装着したときに耳に当たる感覚が確実にあります。イヤーフックをすると耳が痛くなりがちな方には合わないかもしれません。
耳当たりが強い
ストッパーが耳の穴を防ぎ、遮音性が高いと前述しましたが、その分耳に当たる面積が多くなります。イヤーチップは子のストッパーのおかげで奧に入りすぎることはないのですが、その分耳の穴の入り口に異物が当たる面積が多くなります。耳がデリケートで、イヤホンを使用すると耳が痛くなりがちな方、特に耳の穴が痛くなる方には向かないかもしれません。
総評
3千円を切るイヤホンですが、音質、受信感度、バッテリー持ち、装着力と全て平均以上の物だと思います。ただ、大きなイヤーフックと、耳当たりが強いストッパーは、人によっては耳が痛くなる原因にもなると思います。高級なイヤホンでも完璧な物などないので、この当たりは使用する人の体質や用k通によると思います。
バッテリーが持つイヤホンが良く、耳が痛くなることがあまりない方にとっては、全ての面で平均値以上なのでお得なイヤホンだと思います。
こんな人にお勧め
- 12時間音楽再生でバッテリーが持つイヤホンが欲しい人
- 遮音性が高いイヤホンが欲しい人
- 強い装着力のイヤホンが欲しい人
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