目次
特徴
- 【マグネット(磁石)搭載】使用しない時は首に回したまま耳から外してそのままマグネット同志を付ければ首輪状になり落下防止につながります。【8時間連続再生】1回約1.5時間の充電で約8時間の連続使用(イヤホン側で音量60%で使用の場合)と100時間の待機が実現でき、弊社独自調査では同じ価格帯のイヤホンの中で最高クラスです。また、接続したiOSデバイス(iPhone、 iPad、iPodなどApple社の製品)にはバッテリー残量も表示できます。
- 【apt-Xコーデック対応・CVC6.0ノイズキャンセリング搭載】【apt-X】aptXに対応しています!高音質が得られるだけでなく、ワイヤレスイヤホン/ヘッドホンの難点である音の遅延も小さく抑えられます。さらに、CVC6.0ノイズキャンセリング技術にも対応しており、ハンズフリー通話の際にノイズに邪魔されることなく、相手と快適に会話できます。【カナル型・音漏れ防止】耳栓のように直接入れるカナル型で、耳かけ型に比べ音漏れ防止に優れているので電車など公共の場所で使用しても音漏れを心配する必要はありません。
- 【IPX4防水・IP4X防塵・メーカー1年間保証】 IPX4防水等級でランニング・ジムなどスポーツ時の汗やお風呂の湿気、ワークアウト中の汗と小雨での使用に耐える防水・防汗性能を備えております。※完全防水ではないため、どしゃ降りの雨天での使用や水に浸かることは必ずお避けください。さらに、IP4X防塵等級で屋外など風塵が多い場所でも安心してご利用いただけます。
- 【パッケージ内容・対応機種】● Bluetoothイヤホン(ブルートゥースイヤホン)本体 ●イヤーピース(XS/S/M/L/XL)※初期装着M ●イヤーフック(S/M/L)※初期装着M ●収納バッグ ●USB充電ケーブル ●ケーブル留めバックル ●コードクリップ ●ユーザーガード 【対応機種】Bluetooth(ブルートゥース)機能搭載の各種デバイスに対応。
長所と短所
- ○音楽再生で8時間のバッテリー持ち
- ○apt-x対応の高音質
- ○IP44の防塵、防水規格でスポーツ時に安心
- ○耳が痛くならない装着感
はじめに
今回レビューするのは、SoundPEATSさんのワイヤレスイヤホン『JP-Q30-BK-SP』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
箱は片手で持てるほどノンパクとさで、黒く落ち着いた物でした。
付属品は豊富で、パッケージ内容はイヤホン、収納ポーチ、USBケーブル、イヤーチップ×4組、イヤーフック×2組、ケーブルクリップ×3、クリップ、サンキューカード、ギフトカード、クイックスタートガイド、説明書。
イヤホンはイヤホンの背中がマグネットになっており、左右のイヤホンが吸着します。ネックレス状になるので、一時使用しないときなど紛失の危険がなくなります。
イヤーフックは耳の穴の溝に小さく引っ掛けるかぎ爪状の物なので耳が痛くなりません。
コントロールパネルのボタンは大きく、それぞれ離れた位置にあり独立しているので押しやすかったです。
100円玉と比較すると写真のようなサイズ感です。
重量は15.3gと軽量でした。
USBケーブル。
イヤーフック×2組。
イヤーチップ×4組。
ケーブルクリップ×3。
クリップ。
サンキューカード。
ギフトカード。
英語版のクイックスタートガイド。
説明書。
説明書には日本語ページがありました。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
音楽再生で8時間のバッテリー持ち
このタイプの両耳イヤホンは音楽再生でバッテリーが持って8時間が最長の部類です。最近はごく希に9~10時間のイヤホンも出てきましたがそれでも希です。なので、このイヤホンの音楽再生でのバッテリー持ち8時間は最長の部類と言って良いと思います。
バッテリーが長く持つと、1日長く外で使用するとの使い方より、毎日使うような使い方で便利さに違いが出てきます。例えば毎日通勤や通学で往復2時間の道のりで使用する場合、8時間バッテリーが持つとおよそ4日に1回の充電で済むことになります。これが6時間のイヤホンだと3日に1回、5時間だと2日に1回となってしまいます。僅かな差に見えると思いますが、これが長い目で見ると大きく、1ヶ月では8時間の物で8回、6時間の物だと10回、5時間の物だと15回充電が必要になり、1年で考えると、それぞれ96回、120回、180回となってしまい、相当に差が出ることが分かると思います。
バッテリーが長く持つことは、1回で長く使えると言うことより、むしろ毎日使う人に恩恵があるんです。ワイヤレスイヤホンの最も面倒なことは充電作業ですからね。
apt-x対応の高音質
詳しくは後述の音質の項目に譲りますが、2千円のイヤホンでありながら、高音質の標準規格として広まっているapt-x対応でした。
IP44の防塵、防水規格でスポーツ時に安心
IPの次の数字が防塵を、IP●の次の数字が防水機能を表しています。なので、このイヤホンは防塵機能、防水機能ともに4となります。
防塵機能の4は上図を見ていただければ分かりますが、1ミリの粉塵が内部に侵入しないレベルとなるので、砂浜での使用も問題ありません。
また、防水機能も4となるので上図を見ると、スポーツ時の汗は勿論、一般的な雨ならば問題ないレベルの防水機能なので、不意の雨にも対応しています。
耳が痛くならない装着感
このイヤホンは素材や形状によっては耳たぶが痛くなる要因となってしまう耳たぶに引っ掛けるイヤーフックがありません。写真に見える小さなかぎ爪状のイヤーフックは、耳たぶの穴の溝に小さく引っ掛ける物です。このかぎ爪状のイヤーフックは素材が柔らかいですし、耳の穴の溝は敏感な部分ではなく、どちらかと言えば鈍感な部分なので、耳が痛くなる方はまずいないと思います。
ちなみに、こんな小さなかぎ爪状のイヤーフックでも驚くほどしっかり装着できています。ジョギングで使用しても、頭を激しく振っても一切取れないほどしっかりマウントしてくれます。装着力は強いですし、耳が痛くならないので、装着感は非常に良いです。
音質について
音質についてそれほどこだわる方ではありませんが、さすがにapt-xだけありクリアで高音質です。音質にさほどこだわりのない私でも、apt-xの澄んだ音はすぐにわかります。apt-xは公式で『CD音質並』と書かれていますが、この謳い文句に嘘はありません。
また、apt-xの意外な効果としては、『高音質を求める』との方向ではなく、『音質は悪くない』との方向性があります。apt-xは業界の標準規格として策定されているため、きちんとapt-xの技術や基準を満たさなければ記載することができません。イヤホンの形状や遮音性など、造りの細部による音質の差は出るのですが、apt-xであれば間違いなく一定基準の音質が保証されていると思って間違いありません。
イヤホンやヘッドホンは、実際に使用してみないとどのような音質か分からないので、通販で購入するときは判断が難しいのですが、apt-xであればまず間違いのない音質です。ちなみに、実験した結果、私の環境では音ズレもありませんでした。PCでいくつかのTVや動画を再生し、口との動きと声がずれているかのチェックをしましたが、きちんと合致していました。1,2秒程度の音ズレがあっても、音楽再生ではさして気にならないのですが、動画となると話は別です。口の動きと声がずれると、いっこく堂さんの腹話術か昔の衛星生中継かという状態になってしまいます。
環境によっては今回と違う結果になるかもしれないので断言はできませんが、今回の実験では音ズレがなかったので、動画の視聴にも問題ないと思います。
受信感度について
受信感度の実験を屋内でしてみました。
8mの距離で間に木製の扉が2枚あり、その扉を閉め切った状態で音楽を流してみたところ、全く途切れることなくスムーズに聞こえてきました。そして、その状態で耳を手で覆ってみたところ、音楽がブツブツと途切れ、手を離すとまたスムーズに聞こえてきました。
また、バッグにスマホを入れ、フルフェイスのヘルメットを被った状態でも、音は途切れることなく聞くことができました。
数多くイヤホンを使用してきましたが、これは中の上から上の下といったところで十分だと思います。一般的な生活で問題になるような受信感度ではありません。
総評
2千円のイヤホンながら、IP44の防塵機能であり、バッテリーは音楽再生で8時間持ち、耳も痛くならない装着感なので、コストパフォーマンスとしてはトップレベルのイヤホンだと思います。
通勤や通学に、スポーツにと毎日ヘビーに使用する方に向いていると思います。
こんな人にお勧め
- バッテリーが長く持つイヤホンが欲しい人
- apt-xのイヤホンが欲しい人
- 装着感の良いイヤホンが欲しい人
- スポーツ時に使用するイヤホンが欲しい人
- 安いイヤホンが欲しい人
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