目次
特徴
- タッチセンサーで三段階調光
- 目に優しいのナイトライトが一時間自動的電源オフ付け
- 調整できるアームで照明角度が広い
- 超薄型ランプヘッドとアルミニウム金属アーム、おしゃれなデザイン
- 高品質なLEDライト、光度が均一であり、フリッカーがなく、従来の照明タイプより目の疲労が少ないで、光度の調整できる最新LEDランプです
長所と短所
- ○フリッカーフリーなので目に優しい
- ○LEDなので省エネ
- ○LEDなので熱くならない
- ○折りたたむと超省スペース
- ○物理スイッチではないで耐久性がある
- ○1時間消灯タイマー付き
- ○ライトの角度が広く動く
はじめに
TaoTronicsさんと言えばPCサプライ製品を多く出していて、イヤホンやスピーカーなどに強いメーカーの印象があるのですが、このようなシンプルなデスクライトも出していたんですね。PCサプライメーカーが出しているデスクライトとは一体どんな物なのか…。今回はそのTaoTronicsのデスクライトをレビューしていきたいと思います。
外観チェック
化粧箱。段ボール素材に取っ手が付いていました。
化粧箱を開けるとコンパクトなデスクライトが綺麗に収まっています。
デスクライト本体のライト部分はプチプチでしっかり覆われていました。
同梱品。デスクライト本体、ACアダプタ、不織布、説明書。
折りたたんだデスクライト。厚さが約3cmにまでコンパクトになるので、省スペース性、収納性が抜群です。
デスクライトを立てた状態。各部薄いのですがしっかりとしています。
コントロールパネル部分。左からナイトランプ、電源/調光、1時間消灯タイマー。
ACアダプタ。こちらもコンパクト。
説明書にはしっかりと日本語ページあり。無くてもACアダプタと繋げてボタン押すだけですけどね。
デスクライトに明かりを付けたところ。明るいです。
こちらはナイトランプ。写真では分かりづらいですがしっかりとしたオレンジ色になっています。
以上、外観チェックでした。
サイズと重量
Amazonの商品説明ページに、現時点で詳細なサイズや重郎などのスペックが記載されていないで、自分で計測した物を書いておきます。
スタンドを90度に立てた状態での高さは約42cmとなっています。そこからライトヘッドが180度稼働するので、一番大きく開いた状態だと高さは約63cmとなります。ただ、この状態だとライトが完全に垂直状態となり、スタンドの下にある本を読むことはできなくなりますので注意してください。また、スタンド部分のサイズを測ったところ、幅が約12cm×奥行きが約18.2cm×高さが約1.2cmでした。
重量に関しては680gです。ただ、この重さは安定して立たせるためのスタンド部分がほとんどを占めており、持った感じとしては数値よりも軽い印象を受けました。
全体的に非常にコンパクトでスッキリしたデザインだと思います。使用するときもコンパクトですし、折りたたむと更に驚くほどコンパクトになります。
フリッカーフリー
これは以外に盲点なのですが、人口的に作り出された蛍光灯などの光りって目に見えない点滅をしてることがあるんです。それがフリッカーです。昔のモニタや蛍光灯、デスクライトがこれでした。単に技術が追いついていなかっただけなので、近年はこのフリッカーがない、いわゆるフリッカーフリーの機器が昨今多くなってきました。そしてこのデスクライトもそのフリッカーがなく、光りが点滅しないので目に優しいデスクライトとなっています。
折りたたむと超省スペース
前述もしたように使用時の状態でもコンパクトなのですが、折りたたむと更に驚くほどコンパクトになります。
折りたたんだ状態で採寸してみると、幅が約12cm×奥行きが約44.8cm×高さが約3cmでした。ここで驚くのは折りたたんだときの薄さ。3cmなので机の上で使用しないときに折りたたんでおくと、省スペースでスッキリするのは勿論なのですが、見た目にも全く邪魔にならず快適です。
写真は100円玉5枚と比べた物。いかに薄いかおわかりいただけると思います。
3段階調光
このデスクライトは3段階に調光できます。色温度は最も明るい読書モードで5500k。最も暗いナイトモードで2800kとなっています。読書モードは十分明るく、その名の通り真っ暗な部屋で本を読んでも全く問題なく快適に読めました。また、ナイトランプはオレンジ色の明かりで優しく、枕元に置いてちょっとした明かりが欲しいときに最適だと思います。
1時間消灯タイマーでベッド用としても最適
このデスクライトのボタンには1時間消灯タイマーもあるのが便利です。このモードがあると言うことは、デスクライトとは銘打ってはいるもの、ベッドで使うライトとしても想定されているのだと思います。
タッチ式ボタンで耐久性抜群
前述してきたボタンですが、全てタッチ式コントロールパネルとなっており、機械式スイッチではないので耐久性が抜群です。機械式スイッチの場合、隙間から埃が入ったり、機械的接触部分が摩耗し、動作がおかしくなることがあるのですが、このようなタッチ式の場合はそのようなことが起きません。この耐久性は有り難いです。
LEDの寿命
LEDのデスクライトは基本的に電球の交換はできません。となると、LEDがどれくらいの寿命なのかは一番気になるところだと思います。こちらは仕様によると約40000時間の寿命となっております。単純計算で1日8時間使うと5000日(13.7年)、1日4時間だと10000日(27.4年)となります。よっぽど頻繁に使用しても10年以上は持つ計算になるので、LED電球交換なんて考える必要はないんですね。これだけ寿命があれば不足はないと思います。
敢えて気になるところを書くと…
デスクライトとしては個人的には非の打ち所の無い物だと思うのですが、敢えて気になるところ…と言うか、この機能があれば良かったなとの点を挙げるとすると、USB端子で給電できれば良かったなと言う点が1つ。もう1つはスマホ等に充電するためのUSBポートがあれば良かったなと言う点の2点でしょうか。
このデスクライトの電力をUSBポートからは賄えないのかも知れませんが、今やどこの家庭にもパソコンはありますからね。そのUSBポートから給電できればより便利だったかなと。Blu-rayドライブのような電力が多く必要な機器の場合、2つのUSBポートから給電することも珍しくないので、このようなことができたらわざわざ電源コンセントに挿さずに使用できるのでありがたかったです。
また、同じくUSB関連ですが、折角電源コンセントから給電しているのならば、スマホやタブレットに充電できる充電専用のUSBポートがあれば便利だったかなとも感じました。デスクライトとは銘打ってはいる物の、私はこの手のライトを枕元において読書等に使うことがよくあるので、そのような場合ここからスマホやタブレットに充電できればより便利かなとも感じました。
まあ、これらはどうしても気になる点を挙げればってことですし、本来のデスクライトの機能とはまた違った方向なんですけどね。前述もしたようにデスクライトと言う機器としては弱点は無いと思います。
総評
モードとしては、調光3段階、ナイトランプ、1時間消灯タイマーと十分で、光量も真っ暗な部屋で読書をするのに十分。また、全ての部分が薄い作りになっていてコンパクトであり、折りたたむと厚さ3cmにまでなり、使用していないときの省スペースや収納性が抜群です。
この手の光沢のある筐体にありがちな指紋がべたべた付いて目立つなんてこともないので、見た目も格好良くなるように気を遣われているようです。
これらを総合的に見ると、オーソドックスなデスクライトとしてはほぼ弱点のないデスクライトだと思います。
こんな人にお勧め
- 省エネのLEDデスクライトが欲しい人
- 長寿命なデスクライトが欲しい人
- コンパクトなデスクライトが欲しい人
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