目次
あらすじ
1987年01月07日放送。
閑話休題です。一刻館住人+三鷹さんが温泉へ行く話です。
話が前後している
原作漫画だと、五代君骨折の話の後にこの温泉回なのですが、アニメでは五代君骨折の前にこの温泉回をやっています。
温泉に行った理由は、五代君が入院したことで、一刻館の皆に世話になったので、五代君のお婆ちゃんが、温泉にでも行って下さいとお金を送ってきたことが理由なのですが、それがないので一寸温泉に行く理由が希薄ですね。とは言え、閑話休題なのでその辺はどうでも良いですね。
グルーポンかワタミか
泊まった旅館での食事がやたらと貧相でしたが、案の定酒代を少しでも増やすために、食事代を極限までけちっていました。今で言うと、グルーポンのおせちか、ワタミの料理か。それくらい貧相でした。
公衆浴場の下は繋がっているのか
公衆浴場の下は、男湯と女湯で繋がっているなんてネタがよく出てきますが、実際にそんな事あるんでしょうかね。色々な安全上の問題で、お客の手に届くところにはない気がしますが、ここまでネタとして一般化していると言うことは、少なくとも昔はあったのかも知れませんね。
閑話休題でも面白い
閑話休題は、今ではどのアニメや漫画でも当たり前になりましたが、めぞん一刻でもこのような閑話休題、もっと言い方をラフにすればサービス回がありました。
サービス回は、ともすれば本編のキャラがおかしくなったり、水着や温泉を無理に出して話がつまらなかったりするのですが、めぞん一刻の場合、あくまで本編の延長線上であり、枠組みの中でしっかりと話が作られているので、安心して楽しめます。
くだらない話で1話を作る凄さ
ただ温泉に行って、女湯を覗こうとして、いつもと同じ酒盛りをする。たったそれだけの話なのですが、閑話休題とは思えない安定した面白さでした。
極めつけにくだらないのは、五代君が寝る向きで響子さんと近づけるかも知れないと悪戦苦闘する話です。このくだらない話できっちり話を作りオチを付ける。これって簡単そうに見えてそうはできないことだと思います。
原作漫画では
やはりテンポが抜群
前2回がアニメオリジナルだったので、どうしてもその比較になってしまうのですが、やはり原作漫画の回は、非常にテンポが良いです。
閑話休題で、原作漫画の中では比較的ゆったりとした話なのですが、それでも会話の軽妙な掛け合いや、話の転がり方のテンポが良いので引きつけられてしまいます。
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