今回レビューするのは、アイリスオーヤマさんの1級遮光カーテンです。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
窓辺をシンプルに彩る遮光1級カーテンです。
カラーは落ち着きのある色味で、お部屋の雰囲気をぐっとおしゃれに。
1級遮光の秘密は生地の裏面。
ドレープカーテン生地の裏面には遮光性を高める黒い糸を使用、その糸を全面に高密度で織り上げる事で1級遮光を実現しました。
また、窓から伝わる熱や寒さを遮断し、室内の心地よい空気を外に逃がさず保護するのでオールシーズン快適に過ごせます。
フック付きで、ご購入いただいたその日からご使用可能。
洗濯機で丸ごと洗えるウォッシャブルタイプなので、お家でも手軽にメンテナンスできます。
長所と短所
- ○安い
- △完全に遮光はされない
- ○フックで数センチの調整が可能
- ○長さが合わないときは布用両面テープで長さ調整可能
- ○ふさかけがないので自作
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
カーテン2枚。
ふさ。
スペック
- 商品サイズ(cm):幅約200×奥行約1×高さ約200
- 商品重量:約2kg
- 材質:ポリエステル100%
- 機能:1級遮光、遮熱効果率 19%、保温効果率 33%、ウォッシャブル
- 付属品:アジャスターフック(Bフック)、タッセル2本(共生地)
使用した感想
○安い
1級遮光カーテンが3千円を切る安さです。しかも。アイリスオーヤマのメーカー製ですからね。多少遮光性能が弱くても良いかな…という気持ちで購入しました。
△完全に遮光はされない
さすがに3千円を切る遮光カーテンだと厳しいのか、完全に遮光はされませんでした。これは、6月のお昼頃、最も日差しが強く、南向きの窓なので、直射日光が当たっている状態です。ただ、1つ注意点を挙げると、デジカメで撮影したのですが、自動で明るく補正されてしまうので、写真ほど明るく光が透過されているわけではないということ。まあ、これだけ遮光されたら十分かな、というくらいには遮光されています。写真は自動で明るく補正されてしまうので、伝わりづらいのですが…。
ちなみに、遮光カーテンではない、普通のカーテン+レースカーテンを使用していた、以前の様子がこちらになります。ほぼ完全に明かりは透過してしまいます。冬は良いのですが、夏の日の出が4時くらいのときは、この明かりで目が覚めてしまうことも…。このようなことを防ぐため、遮光カーテンを購入しました。
○フックで数センチの調整が可能
フックはプラスチック製で、上下にクリック感のある多段階の長さ調整が可能です。合計5cmくらいは上下できます。ちなみに、紛失した場合など、100円ショップでこのアジャスターフックだけ単独で売っています。
うちの場合、長さ200cmだと、床に下が着いて引きずってしまいました。これはこれでスタイルとしてあり、好みの方もいるようです。長所としては、隙間がなくなるので、遮光性や断熱性が上がること。デメリットとしては、引きずるので汚れてしまうこと。
アジャスターフックでは対処しきれない余りだったので、100円ショップで布用両面テープを購入して裾上げしました。詳しくは後述します。
○長さが合わないときは布用両面テープで長さ調整可能
カーテンの裾上げに、ダイソーで売っている布用両面テープを購入して使用しました。長さは4mなので、これ1つでカーテン1枚十分に足りる長さです。
100円ショップの布用両面テープが不安という方は、もっと強力な物がAmazonなどで売っていますので、そちらを購入すると良いでしょう。洗濯しても大丈夫という物まであります。
使い方ですが簡単です。普通の両面テープと同じように、使用したい場所に貼り付けるだけです。ただ、カーテンの場合は多少のコツがいります。それは、カーテンには折れ目があるので、そこは避けて貼ることです。具体的には画像をご覧ください。カーテンの折れ目を避け、いくつかのパーツに分けて貼っていきます。
布用両面テープを1本全て繋げてしまうと、折れ目でクシャクシャになって、綺麗にできないので注意してください。折れ目ごとに1つずつ裾上げしていく感じです。
実際に裾上げした様子。綺麗にできました。使用して2週間たちますが、剥がれる気配は全くありません。100円ショップの物といえど、洗濯しないのであれば十分だと思います。洗濯が想定される場合、洗濯でも大丈夫な布用両面テープを使用してください。
見事、引きずらないギリギリの裾上げができました。見た目も違和感が全くありません。満足。
○ふさかけがないので自作
このカーテンには『ふさ』(カーテンをまとめる帯状の布)が付いているのですが、うちにはふさかけ(ふさを引っ掛けるクリップ)がない。ということで、こちらも裾上げと同じくDIYしました。
今回も購入は100円ショップのダイソー。ふさかけが売っていました。2種類あり、耐荷重1kgの高粘着(剥がれづらい)タイプと、耐荷重500gの低粘着(剥がしやすい)タイプ。私は高粘着タイプを購入したのですが、低粘着タイプで良かったかな…と。カーテンを引っ掛ける程度、耐荷重1kgなんてなりませんからね。
どちらにしろ、賃貸などだと接着は剥がれなくなったり、剥がれても傷付けてしまうのか不安だと思います。その場合に便利なのが養生テープ。引っ越しの際などに壁に貼って、荷物の出し入れで傷付かないようするアレです。養生テープはそこそこの粘着力と、剥がしやすさが兼ね備わっているので、このような粘着物を壁などに貼る場合、その下地として貼っておくと、あとからこの養生テープと一緒に剥がすことができます。
このような用途で使用する場合、透明の養生テープが目立たないのでお勧め。
養生テープの上からふさかけを貼り付け、ふさを引っ掛けて完成。
ふさって結構影響が大きいと実感。部屋に入る光の良がかなり違いました。
追記:黒の方が遮光性が圧倒的に高かった
完全に遮光されるわけではありませんが、それでも3千円を切る価格で、満足できる遮光カーテンが購入できて良かったので、追加でもう1枚購入しました。
私は他の部屋には前から遮光カーテンを使用しており、黒だと遮光性が上がるとの話も聞いていたので、今回は黒を購入。その結果、画像のように明らかな遮光性の違いがありました。やはり、色は黒の方が社交性が上がるようです。
左が最初に購入したブルーグリーン。右が今回追加で購入したブラック。遮光性の違いは一目瞭然です。ただ、これでも、真夏の昼、南向きで直射日光が当たるような過酷な状況だと、光は少し透けました。真夏の日差しは凄い…。
結論として、遮光性を求めるなら黒(暗い色、濃い色)です。色が薄く、明るくなればなるほど遮光性は落ちます。
なぜかというと、裏生地に遮光性のある記事、表地に普通のカーテン生地と2枚重ねになっているからです。普通のカーテンでも、白はより光を透過し、黒は透過しませんからね。
追記:ミラーレースカーテンと組み合わせたら遮光性がグンと上がった
後日、ミラーレース加点を購入して設置したのですが、遮光性がグンと上がりました。
そのミラーレースカーテンの記事はこちらをご覧ください。
総評
3千円を切る価格で、このレベルの遮光カーテンが手に入るなら満足です。ただ、前述したように完全に遮光はされません。完全に遮光したい場合、この価格では無理だと思ってください。
他の部屋に使用している、5千円を超える1級遮光カーテンは、本当に光を全く通しません。とはいえ、やはりこの価格で遮光カーテンが手に入るのはありがたいことだと思います。100パーセント光を遮るわけではないということだけは留意してください。また、遮光性を求めるならブラック一択です。デザイン性や、遮光性をそれほど求めない部屋、例えばダイニングなどであれば、明るい色でも良いと思います。
こんな人にお勧め
- 安い遮光カーテンが欲しい人
- 黒ならかなりの遮光性があるので、色にこだわらない人なら黒
- いろいろな色を選びたい人
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