今回レビューするのは、家具インテリア館さんのタイルカーペット『MJ-1000』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
50cm角で手軽に敷き替えできるタイルカーペットです。
ポリプロピレン製のため、耐薬品性の優れ、漂白剤でのスポットクリーニングも可能です。
酸性の汚れ(コーヒー、ジュースなど)に対し優れた防汚性能(SR)を発揮します。
含水率が低いため、乾燥が早く、水切れがよい商品です。
防炎・制電。
長所と短所
- ◎敷き詰めるだけでズレない
- ○色が豊富で模様を好みにできる
- ○カッターで好きな形にできる
- ◎汚れた部分だけを洗ったり交換できる
- ○集合住宅の階下への防音に効果がある
- ○フローリングやクッションフロアよりも安上がり
外観
パッケージ外観
![97512049 97512049](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2022/07/97512049.jpg)
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
![62C34A58 62C34A58](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2022/07/62C34A58.jpg)
50cm×50cmの大判タイルカーペット。これが1箱20枚入っています。1枚約1kgなので、1箱20kg。
![3011FCA3 3011FCA3](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2022/07/3011FCA3.jpg)
スペック
- ●組成:ポリプロピレン(原着)100%
- ●パイル形状:レベルループ
- ●パイル長:2.7mm(+-0.5mm)
- ●密度:1/10G
- ●全厚:5.5mm(+-0.5mm)
- ●寸法:50×50cm
- ●パッキング:特殊PVC
- ●防炎性:試験番号 E2120045
- ●制電
- ●防炎
- ●F☆☆☆☆ J12-30838
- ●日本製
- ●型番
- シルバー:MJ-1001
- ブラック:MJ-1002
- ベージュ:MJ-1003
- キャメル:MJ-1004
- ブラウン:MJ-1005
- アイボリー:MJ-1006
- ライトブラウン:MJ-1007
- ローズ:MJ-1008
- グリーン:MJ-1009
- ブルー:MJ-1010
- ダークブラウン:MJ-1011
- ※「MJ-1000」と記載がある箱でお届けする場合がございますが、
- 「MJ-1000」は全色共通の品名ですので、お色の誤りではございません。
使用した感想
◎敷き詰めるだけでズレない
タイルカーペットの特徴としては、接着剤などを塗らなくても、ただ床に置くだけで、基本的にズレないことが挙げられます。
![1FC75EAA 1FC75EAA](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2022/07/1FC75EAA.jpg)
裏面はボツボツした粘着性のあるゴム製になっており、重さも1枚約1kgあるので、ゴムと自重でズレない、ズレずらくなっています。
![2A518956 2A518956](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2022/07/2A518956.jpg)
それでも不安だったり、ズレてしまう場合、タイルカーペット用両面テープがあるので使用すると良いでしょう。
厚さは0.42cm。表地は短い起毛になっているので、およそ0.5cmですね。
![720D5269 720D5269](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2022/07/720D5269.jpg)
大きさは50cm四方の真四角です。30cm四方の物もありますが、私は毎回50cmの物を選んでいます。なぜか。大判だと、敷き詰める枚数が少なくなるので楽だからです。
![EC572A1D EC572A1D](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2022/07/EC572A1D.jpg)
重さは前述したとおり、およそ1kgで、正確に計測すると、919.0gでした。
![10CE902F 10CE902F](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2022/07/10CE902F.jpg)
○色が豊富で模様を好みにできる
今回、私はアイボリーとキャメルを洗濯しました。このようなタイルカーペットは、どこも色が豊富にあるので、好みの色、デザインが自由に選択できます。
![E62D0F3A E62D0F3A](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2022/07/E62D0F3A.jpg)
私は折角なので、タイルカーペットの特長を生かし、毎回市松模様(鬼滅の刃のような色が段違いになっている四角形の連続)にしています。
ちなみに、なぜこの色を選んだかというと、部屋を明るい雰囲気にしたかったからです。床を淡い色、薄い色にすると、光を反射して、部屋全体が物理的に明るくなります。写真撮影の時のレフ板と同じ効果です。
○カッターで好きな形にできる
敷き詰めるのは簡単なのですが、どうしてもカッターで切って整形しなければならない場所が出てきます。50cmでは長すぎる場所だったり、柱が出っ張っていて複雑な形になっていたり。
![4F8C323C 4F8C323C](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2022/07/4F8C323C.jpg)
その場合、簡単にカッターで切ることができます。
①成形したい(切りたい)タイルカーペットを手前のタイルカーペットと合わせて重ねる
②定規用のタイルカーペットを切りたい場所に合わせて上に乗せる
③2つの境目にカッターで切り込みを入れる
![34385480 34385480](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2022/07/34385480.jpg)
起毛の表面から力を入れてカッターで切り込みを入れ、手で折ると綺麗にカットできます。
![D2484884 D2484884](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2022/07/D2484884.jpg)
ピッタリ形に合ったタイルカーペットが切り出せました。
![85E4EB3F 85E4EB3F](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2022/07/85E4EB3F.jpg)
◎汚れた部分だけを洗ったり交換できる
タイルカーペットのメリットとして、汚れた部分だけを洗浄や交換できることが挙げられます。綺麗に施行すると、境目が分からなく、1枚の絨毯のように見えますが、手で簡単に1枚だけ剥がすことができます。
![AD49AF2F AD49AF2F](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2022/07/AD49AF2F.jpg)
生活していると、どうしれも食べ物や飲み物を落としてしまい、汚してしまうことは避けられません。その場合、1枚の絨毯だと、クリーニングに出したり、汚れを落とす強力な洗剤をわざわざ用意したり、汚れを取る方法で工夫したり苦労します。しかし、タイルカーペットの場合、そこだけ剥がし、簡単な汚れなら、お風呂場で洗剤とブラシでゴシゴシ水洗いして干せば元に戻ります。どうしても取れない汚れなら、同じ物を数百円出して購入し、交換すれば良いだけなんです。この安心感はタイルカーペットならではです。
○集合住宅の階下への防音に効果がある
フローリングのままだと、物を落としたり、足音が階下に伝わってしまい、騒音トラブルになることも…。そういった防音対策のためにカーペットを敷くと有効です。
![C7877840 C7877840](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2022/07/C7877840.jpg)
厚さは0.5cm程度なので、段差も気になるほどはありません。普通に生活していれば、この程度は段差として認識することもないでしょう。キッチンワゴンで、この境目を言ったり来たりしていますが、引っ掛かることもガタンとなることもありません。
○フローリングやクッションフロアよりも安上がり
DIYをするにしても、フローリングやクッションフロアよりずっと安上がりです。安いタイルカーペットの場合、1枚300円くらいで売っています。今回、私は約6畳の部屋に施行したのですが、40枚でギリギリ足りました。300円×40枚で12,000円です。
![3D669DAF 3D669DAF](http://kansou-review.com/wp-content/uploads/2022/07/3D669DAF.jpg)
総評
タイルカーペットの場合、施行は置くだけで簡単ですし、カットもカッターで簡単にできます。価格もフローリングやクッションフロアに比べて大分安上がりですし、素人が床を施行するのには最適だと思います。
このタイルカーペットは、メーカー製ではなく、ノーブランドだと思いますが、私が以前購入した、東リやサンゲツのフロアカーペットと、質は変わらないと思います。まあ、以前の物も300円と最も安い物を購入したんですけどね。要は300円の安いタイルカーペットでも、なんら問題ないということです。ただ、最初はゴムや生地の臭いがするので、半日ほど窓を開けて臭いを消す必要がありました。半日放置したら臭いは完全に消えました。
こんな人にお勧め
- 簡単に床をリフォームしたい人
- 和室を洋室に簡単にしたい人
- 床のリフォームをやすくしたい人
- 汚れたらその部分だけ洗浄や交換したい人
- 床下への防音対策したい人
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