今回レビューするのは、Tribitさんのスピーカー『BTS10』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【充電USB Type-C&Bluetooth5.0】充電ポートには最新の防水USB Type-Cを採用し、端子形状が対称のリバーシブル設計になっているため、両面挿しが可能です。強力な高速伝送効率があるBluetooth5.0搭載なので、最大約30mの伝送距離で超低遅延の同期を実現します。CDのような臨場感たっぷりのサウンドが楽しめます。
 - 【防水デザイン&耐衝撃性】スピーカー外部には耐久性と耐衝撃性に優れたTPU素材を採用し、本体を衝撃、落下から守ってくれます。ベタベタとした指紋も付きにくく、見た目もスマートに。IP67高防塵防水レベルの保護構造で、粉塵や水の侵入を完全に防ぎます。アウトドアはもちろん、キッチン・浴室(お風呂)などの水周りでも安心してお使いいただけます。また、裏面にある付属のストラップを使うことで、リュックサックや自転車、テントなどに固定できるのも嬉しいポイントです。
 - 【新発売・独自のXBass技術】Tribit のStormBox Micro Bluetoothスピーカーは米国の有名メディアCNETでベストセラーを受賞しました。独自のXBass技術を採用し、コンパクトながら、驚くほど重厚な低音を実現しました。高出力・高性能の9Wドライバーを搭載しており、広い場所でもより迫力のあるサウンドを十分な音量で鳴らすことができます。
 - 【8時間の連続再生が可能】2600mAh大容量バッテリーを搭載したことで、8時間の連続再生が可能に。バッテリー残量は本体のインジケーターランプからも確認できます。マルチポイント機能も搭載し、最大2台までのBluetooth機器を同時接続できます。iPhone、Androidなどの全ての機種に対応可能です。
 - 【より良いサウンド体験】ワイヤレスステレオペアリング機能で、2台同時にペアリングすれば、どこでもステレオサウンドをお楽しみいただけます。
 
長所と短所
- ○小さくて軽い
 - ○ゴムバンドがあるので色々な場所に取り付けられる
 - ○音質はなかなか良い
 - △操作にちょっと癖がある
 - ○バッテリーが8時間持つ
 - ◎IP67防水なのでお風呂でも使える
 
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
スピーカー。
USB Type-Cケーブル。
説明書。
動画
スペック
- Bluetooth仕様:Bluetooth 5.0
 - Bluetooth通信距離:約30メートル
 - 連続再生時間:約8時間
 - 本体重量:290g
 - 外形寸法:約98.3x98.3x34.8(mm)
 - バッテリー:3.7V/2600mAh
 
使用した感想
○小さくて軽い
このスピーカーは非常に小さくて軽いです。画像でもわかるように、手の平に乗り切りくらいの小ささ。千円札と比較しても小さいことがわかります。また、重さは294.0gと軽量で持ち運びでも邪魔になりません。
実際に大きさを計測すると奥行き95.9cm×幅9.60cm×厚さ4.07cmでした。およそ10cm四方の真四角に厚さは4cmですね。
小さくて軽いだけではなく厚さも薄いので、手で持った感じは想像以上に小さかったです。
○ゴムバンドがあるので色々な場所に取り付けられる
ユニークなのは底面にシリコンゴムのバンドがあることです。ここは硬めですが伸縮性のあるシリコンになっており、色々なところへ取り付けることができる仕組みです。
後述しますが防水性能があるのでお風呂スピーカーにもなります。そのお風呂のバスタオル掛けに留めたり、部屋のデスクの足に留めたりできます。また、自転車やバイクのハンドルにも取り付けられます。
サイクリングなどをする場合、ハンドルに取り付けておくと、目の前のボタンを押して操作できるので便利です。
○音質はなかなか良い
このスピーカーは1つだとモノラルになります。同スピーカーを2つ揃えるとシンクロしてステレオスピーカーにもなるので、音質にこだわる方は2つ購入すると良いでしょう。ここでは1つ使用の音質について記載していきます。
| 音質 | 概要 | |
| 対応コーデック | - | |
| 高音 | 割れたり歪んだりは感じず | |
| 低音 | 割れたり歪んだりは感じず | |
| 音ズレ | スマホで映画を観て感じず | |
| 音質評価※1 | ||
| ★★★☆☆ | ||
※1 同タイプの他の物と比較しての評価(相対的評価)
モノラルですが9Wの出力があるので音量、音圧、迫力は十分にあります。小さいですがこれ1つで6畳や8畳の部屋で聞くのになんら問題はありませんでした。音ズレも感じなかったので動画の視聴にも最適です。
△操作にちょっと癖がある
操作ボタンは5つあります。上面に左から『-』、『□』、『+』。前面に左から『電源ボタン』、『接続ボタン』。また、使用するUSBケーブルはUSB Type-Cなので裏表の属性がなく脱着が楽です。
操作にはやや癖があります。下表に書いてあるとおりですが、ほとんどは一般的な操作です。ただ、曲送りと曲戻しは変わっていて、曲送りが『□ボタン』を2回短押し、曲送りが3回短押しです。また、音量は+、-を長押しすると音量がどんどん変わっていきます。これは便利でした。ちなみに最大音量になると『プッ』と警告音が鳴ります。
| 電源ボタン | 接続ボタン | - | □ | + | ||
| 電源 | 
電源オン | 短押し | ||||
| 電源オフ | ||||||
| リセット | 長押し8秒 | |||||
| 接続 | 
ペアリングモード | 長押し2秒 | ||||
| リセット | 長押し10秒 | |||||
| 音楽再生 | 
再生 | 短押し | ||||
| 一時停止 | ||||||
| 音量アップ | 短押し | |||||
| 音量ダウン | 短押し | |||||
| 次の曲 | 短押し2回 | |||||
| 前の曲 | 短押し3回 | |||||
| 電話 | 電話に出る | 短押し | ||||
| 電話を切る | 短押し/長押し | |||||
| 通話切替 | 通話中に短押し | |||||
他  | 
音声アシスタント起動 | 長押し | 
このスピーカーで通話も出来るのですが、通話に割れ射当てられた機能もやや少ないです。リダイヤルなど一部の機能が省かれていました。通話としても使う場合は物足りないかもしれません。
○バッテリーが8時間持つ
バッテリー持ちは普通です。スピーカーだともっと長く持ち、12時間など持つ物もあります。ただ、これは前述もしたように非常に小さいのでそこまでは持ちません。仕様上8時間となっています。
実際にバッテリー持ちを実験した結果、公称値ろほぼ同じ8時間ちょっと持ちました。一応、これだけ持てば十分でしょう。ちなみに、USB Type-Cケーブルを接続した状態での使用もできるので、コードレスでは無くなってしまいますが、バッテリー持ちを気にしない常設スピーカーとする場合はこの使い方も有効です。
| 条件 | 仕様上 | 実験結果 | 
| 音楽再生 | 8時間 | ▲8時間22分 | 
| 充電 | 3時間30分 | ▼3時間21分 | 
| バッテリー評価※1 | ||
| ★★★☆☆ | ||
※1 同タイプの他の物と比較しての評価(相対的評価)
ちなみに、接続方法はBluetoothのみというシンプルさです。AUXケーブルでの有線接続はできません。必ずお手持ちの危機にBluetooth機能があるかどうか確認してください。スマホにはまずあるので問題ないのですが、PCによっては無い場合があります、その場合は千円前後のUSB アダプターを購入すれば使えるようになります。
◎IP67防水なのでお風呂でも使える
このスピーカーはお風呂でも問題なく使用できます。なぜなら防水性能が非常に強固だからです。規格はIP67。最初の数字が防塵性能で最高レベル。次の数字7が防水性能を表しており、上から2番目のレベルとなります。
IPX7の防水性能は説明によると、『水深1m30分以内の水没からの保護』となっています。つまり、水没での使用はお勧めできないものの、落としても30分以内なら問題なしとのことです。また、噴流水でも問題なく、シャワーを直接当て続けても問題ありません。
お風呂での使用は勿論、プールに持って行っていくら濡れても平気ですし、海に持っていて砂まみれになっても大丈夫です。
総評
モノラルなので小さいスピーカーとは思えないほど出力があり迫力のある音が出ます。低温も高音も割れたり歪んだりもしません。どうしてもステレオにこだわるなら、同じ物を2個揃えればステレオスピーカーになります。
また、小さい物なので手元スピーカーとしても便利に使えます。TVやPCの音を大きく聞きたいが、周りに迷惑になるので大きな音を出せない。そんなときにこのスピーカーを使用し、目の前に持ってきて音を聞くと、小さい音で自分にだけ迫力のある音を聞くことができます。
こんな人にお勧め
- 小さいスピーカーが欲しい人
 - 自転車のハンドルなどに取り付けて使いたい人
 - お風呂やプール、海で使えるスピーカーが欲しい人
 
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