今回レビューするのは、Dreameさんのコードレス掃除機『T20』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 超強力吸引125,000rpm Dreame T20に搭載されているDreame SPACE 4.0高効率モーターは、グローバル航天航空科学技術コアチームによって創り出されました。毎分12,500回転し、約25,000Paの強い吸引力を発揮。頑固な汚れも簡単に吸い込む掃除機で、清掃力と吸込性が抜群です。・12個の自浄サイクロン、フィルター使用寿命倍増。Dreame空気動力チームが開発した12個のサイクロンは、空気動力で99.5%という高い塵・空気分離効率を実現。それによりフィルターの稼働負荷を大幅に抑え、同じ使用条件でフィルターの負荷を63%軽減します。
- 高効率モーターで駆動し、床の頑固なゴミも簡単に吸い込みます。ソフトローラーを使用することによりフローリング等の溝の奥深くまできれいに掃除をすることができ、強い吸引力も合わさり、掃除効率を大幅にアップさせます。・150AW吸引力。どんな床でもしっかり清掃あらゆるゴミを吸い込みます。ソフトローラーブラシ、床に合わせて吸引力を自動調整できます。
- 250mLの水タンクの搭載と長い運転時間によって、1回の掃除で大きい部屋の吸塵・水拭きが完了します。床面ブラシは洗濯可能で乾燥しやすい材質。高いゴミ捕集効率と水適応性を実現。専用の消毒剤も使用することで、清潔効果を高めます。・独自技術 マグネット式の水タンク 、すばやく装着ができ、 残りの水量が見やすい。拭き掃除のための水タンクはマグネット式のため、装着に手間はかかりません。スイッチのオンオフで吸塵のみと吸塵+拭き掃除の切り替えが簡単にできます。
- 先進的なハイビジョン 液晶ディスプレイ。フルカラーLCDスクリーンでリアルタイムに状態を表示。ハイビジョンフルカラーの複合パネルディスプレイが、現在の吸引モードと残りの運転時間などを表示して、効率的に掃除できます。ロックボタンで、継続稼働。連続作業モードにすることで、スイッチを押し続ける必要はなくなり手の疲れを軽減。長時間使用の場合は連続作業モードをオン、スイッチを離しても作業可能にすることで手の疲れを軽減。散発的な掃除する場合、連続作業モードはオフにし、スイッチを離すだけで作業停止、細やかな操作がしやすく
- 騒音低減の最適化。ダイナミックバランス騒音低減 、振動による騒音の低減。カバーされた騒音低減設計、HEPAでモーターを包み込んで騒音遮断。ブラシレスモーター搭載、モーターの摩擦音を低減。モーターの上置き設計、共鳴騒音の低減。・接触無し、ワンタッチで簡単にゴミ捨てできる。便利な分解と組立スナップ、取り外し可能なダスト。カップ、フィルター、ローラーは丸ごと水洗い可能。繰り返し使用できる。ダニ捕集効率は99.99%。吸込口が柔らかい面にぴったり密着強力な吸引力で、繊維に絡んだダニや花粉も吸い取ります。
長所と短所
- ○組み立てが簡単
- ○操作が簡単
- △動作音は普通
- ○ハンディクリーナーにもなる
- ◎蛇腹ホースが便利
- ◎吸引力が十分にある
- ○水拭きができる
- ○充電ブラケットがある
- ○ゴミ捨てが簡単
- ○サイクロン式なのでランニングコストがゼロ
- ○各所分解できてメンテナンスが楽
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
掃除機本体。
金属ホース。
蛇腹ホース。
ソフトローラーブラシヘッド。
ミニ電動ブラシ。
隙間用ブラシ。
2in1ブラシ。
モップ。
壁掛け用のネジとストッパー。
充電アダプター。
充電・収納2in1ブラケット。
収納ブラケット取り付け用シール。
メンテナンスメモ。日本語単独。
説明書。日本語単独。
動画
スペック
- ブランド;DREAME(ドリーミー)
- 製品名:DREAME ロボット掃除機 T20
- 型番:T20
- 電源:AC 100V~240V 50/60 Hz
- 定格電圧:25.2 V 消費電力:450W
- 本体重量:1.67kg
- 充電時間:約 4時間
- バッテリー容量:2800 mAh 充電電圧:30v
- 稼働時間:最大約 70分 (エコモード時の稼働時間)
- モータ回転数:125,000 rpm
- 吸込効率:最大150AW
- 吸引力:最大25000Pa
- 集塵容量:約 0.6L(最大容積)
- 本体サイズ:1266×256×214mm
使用した感想
○組み立てが簡単
このコードレス掃除機は組み立て式です。商品は各パーツに分かれて同梱されているので自分で組み立てる必要があります。ただ、組み立ては非常に簡単ですし、掃除機本体ですら軽いので非力な方でも問題なくできます。私の場合、組み立ては20秒もかかりませんでした。
基本的なパーツの構成は以下のように、3つのパーツに分かれています。
- 掃除機本体
- ホース(金属ホース、蛇腹ホース)
- ヘッド(ソフトローラーブラシヘッド、ミニ電動ブラシ、隙間用ブラシ、2in1ブラシ)
この3つを組み合わせることでコードレス掃除機になります。基本は画像のように掃除機本体+金属ホース+ソフトローラーブラシヘッドとなり、一般的なコードレス掃除機の形になります。
後述しますが、途中のホースを省くとハンディクリーナーになるなど、フレキシブルな使い方が可能です。
組み立ては各種接合部がカチッと鳴るまでしっかり行ってください。逆に、分解するときは接合部の丸いボタンを押して引っ張ることにより簡単に抜けます。
付属の2in1ブラシは先端の毛先が飛び出たり引っ込んだりするものです。毛先を出せばカーテンやソファーなど柔らかい物を掃除することに最適で、引っ込めると先端が広くなりテーブルや机の上などを掃除することに最適となります。
○操作が簡単
組み立ても簡単ですが操作も簡単です。電源のオン、オフは持ち手のトリガー部分で行います。この赤いトリガーを押すと電源が入り運転が開始。トリガーを離すと運転オフとなります。デフォルトだとトリガーを押している間は運転され、離すとオフになりますが、ここは設定で変更する事ができます。スイッチは非常に軽いので指の負担になりません。
電源が入ったら液晶画面下にあるボタン(掃除モード切替ボタン)を押すと掃除モードの変更になります。エコモード→ミドル→ターボモードとなります。もちろん。右に行くほど吸引力が強くなります。
液晶画面上にあるボタン(電子セルフロック/フィルターエレメントリセットボタン)を短押しすると掃除モードの変更ができます。前述したように、デフォルトではトリガーを離すと運転がオフになったのですが、連続動作モードにすると、トリガーから指を離しても運転が継続され、再度押すと運転が停止するようになります。
液晶画面は数秒たつと下に出る文字がバッテリー残量表示に切り替わります。1%刻みで細かく分かるので充電時期が分かりやすいです。
電子セルフロック/フィルターエレメントリーセットボタンは1.5秒長押しするとフィルターエレメントリセットになります。
△動作音は普通
動作音は普通の掃除機といったところです。うるさくはありません。音質的にはやや高音の『キュイーン』との音なので、体感的にはそれほどではありません。
実際に動作音を測定したところ、エコモードで71db前後。ミドルで80db前後。ターボモードで89db前後でした。後述しますが、吸引力は非常に強いので通常はターボモードまで使用する必要はないと思います。
動作音を基準に当て嵌めると、エコモードで70db程度なので『掃除機・騒々しい街頭。キータイプの音』となります。また、ミドルで80db程度なので『地下鉄の車内(窓を開けたとき)・ピアノの音 聴力の限界』。ターボモードは90db程度なので『大声・犬の鳴き声・大声による独独唱・騒々しい工場内』となります。
動作音は掃除機の側10cm程度で測定したので、実際は耳と掃除機本体がもう少し離れているので、これよりは静かな感じがします。エコモードだとアパートでも夜に使用して大丈夫かなといった感じ。ターボモードは厳しいです。
○ハンディクリーナーにもなる
このコードレス掃除機は短いハンディクリーナーにもなります。また、蛇腹ホースが付属しているので、それを取り付ければホースの動きが自由自在のハンディクリーナーにもなります。
変更方法は簡単で、単純に掃除機本体の金属ホースを取り外すだけです。掃除機本体とヘッドを直接接続すればハンディクリーナーになります。
一般的な長いコードレス掃除機として使用した場合、長さは約125cmでした。また、ハンディクリーナーとして間の金属ホースを省いた場合、長さは約57cmでした。
この掃除機にはバッテリーが内蔵しているのでコードレスで使用できます。そのため、ハンディクリーナーにすると、机などの高いところやカーテン、ソファーなども簡単に掃除できるようになりますし、車まで持っていって車内の掃除にも使用できます。
◎蛇腹ホースが便利
ユニークなパーツに蛇腹ホースがあります。固い金属ホースとは違い、ゴムの蛇なので伸縮自在ですし折り曲げも自由です。そのため、手でヘッドを持って右に左に動かせるのので柔軟に掃除ができるようになります。
蛇腹ホースは造りがしっかりしていて、負荷を掛けないときちんと短くなります。しかし、手で持って動かすと軽い力で伸びて上下左右に動きます。複雑な形状をしている場所を掃除するときに役に立ちます。
蛇腹ホースに取り付けるヘッドもこれまでと同じで、標準のソフトローラーブラシヘッドはもちろん、付属全てのヘッドが取り付けられます。
◎吸引力が十分にある
吸引力は強力でした。動画にもアップしましたが、塩を短毛絨毯に蒔いてミドルで掃除したところ、1往復で全て綺麗に取り切れました。
掃除機が苦手な大きさの米粒を蒔いて掃除したところ、こちらも基本的に1往復で掃除されましたが、コメツヌ自体を弾いてしまうこともあり、それrを追い掛けて数個愛想辞して全て取り切れました。
この掃除機は自走するようです。つまり、床にヘッドを付けて運転すると、ローラーの回転で自然と前へ進むんです。それも、動かしていないTKIHG亜それほど推進力はなく、少し前へ押すと推進力が増すようです。力オイレズに前へスーッと動くので非常に軽く感じます。
○水拭きができる
蛇腹ホースに続いてユニークな付属品として水拭きモップがあります。これを取り付けると固い床やフローリングなどを水拭きしできます。
取り付け方は少し変わっていて、標準のソフトローラーブラシヘッドのうしろに取り付けます。マグネットになっているので、形を合わせるようにするとピタッとくっつきます。マグネットは強力なので掃除中に取れることはありませんでした。
モップは水タンクとモップ(雑巾)に分かれています。水タンクとモップは面ファスナーでくっついているので、取り付けも取り外しもかんたんです。
こちらも使い方は簡単です。まずはモップを濡らして絞って取り付けます。その後、水タンクにある水タンクプラグ(フタ)を開けて水を入れ、横にある給水スイッチをオンに変更。スイッチをオンにすることで、水タンクから水が染み出るようになります。
以上の準備を整えたらあとは普通に掃除するだけです。ヘッドでこれまでのようにゴミを取りつつ、そのうしろに取り付けたモップで水拭きをしてくれるようになります。
○充電ブラケットがある
高価な掃除機だけあり収納・充電ブラケットも付属しています。
充電方法は2つあります。1つは単純で、掃除機本体にある充電ポートに充電アダプターのコードを差し込めばOK。非常に簡単です。
もう1つは収納・充電ブラケットに充電アダプターのコードを差し込み、掃除機本体をそこへ置くことです。この方法だといちいちコードを差し込む必要はなく、ブラケットに置くだけで充電できるようになります。
ブラケットは基本的に壁に取り付ける物ことなります。その際は付属の収納ブラケット取り付け用シールで位置決めをし、ネジとストッパーで取り付けます。ただ、この場合は壁に穴を開けてしまうので、それがいやなら両面用テープで留めても良いと思います。
○ゴミ捨てが簡単
ゴミ捨ても非常に簡単です。ダストカップの底がフタになっており、ボタンワンタッチでパカッと開きます。このダストカップ部分をゴミ箱の上に持っていき、フタを開けると重力でゴミが下にストンと落ちます。細かいゴミが落ちないときは、ダストカップを外からポンポン叩くと落ちます。
ゴミ捨て自体が楽というだけではなく、この方法だと手にゴミが一切触れないことも大きなメリットになります。
○サイクロン式なのでランニングコストがゼロ
この掃除機はサイクロン式です。紙パック式とは違い、吸引力で全てゴミを吸いきり保管するタイプのため、紙パックなどの消耗品は必要ありません。紙パックのランニングコストが掛からないことも嬉しいのですが、個人的には紙パックを常備しておかなくて良い事がありがたいです。
紙パックを常備しておき、足りなくなったら買い足す、足りているかどうかチェックする。結構この手間が煩わしかったのですが、サイクロン式だとこれらの手間が一切ありません。
○各所分解できてメンテナンスが楽
組み立てが簡単なのは前述しましたが、各所の分解も細かくでき、なおかつ簡単なのでメンテナンスが楽です。まずはダストカップですが、底にあるスイッチを押すと簡単に分離します。
分離したダストカップには1番上にプレフィルターが付いています。こちらは手で上に引っ張るだけで簡単に取れます。プレフィルターは布製で水洗いできるので定期的に洗ってください。
プレフィルターを取ると下にサイクロンシステムコンポーネントがあります。円外周の半分が取っ手になっているので、そこを持って引っ張ると中身が取り出せます。これも水洗いできます。
ダストカップを取り外した後の掃除機本体にHEPAフィルターが収納されています。ダストカップのあった部分の上にあるので、ここを手で引っ張ると神のフィルターが出てきます。紙ですが分厚くしっかりしているのでこちらも水洗い可能です。
これらダストカップ周りは目詰まりすると吸引力が弱くなってしまうので、3ヶ月に1回は分解して水洗いし、24時間乾燥させた方が良いようです。
ダストカップ周り以外も分解してメンテナンスできます。標準のソフトローラーブラシヘッドは端にある赤いツマミを押すと抑えているフタがパカッと開きます。すると簡単に中身のローラーを取り出せるので、こちらも定期的に水洗いが推奨されています。また、取りだしたあとのヘッドも電機部品はないので水洗いできます。
付属のミニ電動ヘッドですが、こちらは側面の『-』部分に100円玉などの硬貨をはめて回すとローラーが取り出せます。こちらもローラー、本体ともに水洗い可能です。
以上のように、ダストカップ周りだけではなく、ヘッドも分解して掃除する事ができるのでメンテナンス性は良いです。定期的に水洗いすることで長持ちしますし、吸引力も最初のまま強い状態で維持できます。
総評
特徴としては、組み立てや分解が簡単でメンテナンス性が高く、蛇腹ホースが便利でハンディクリーナーにもなるといったところでしょうか。吸引力も十分ですし、水拭きもできますし、前述の蛇腹ホースで柔軟な掃除が可能なので、使い勝手の良いコードレス掃除機だと思います。蛇腹ホースが着いているコードレス掃除機は中々見ません。
一般的なコードレス掃除機として固定して使う方より、部屋もカーテンもソファーも布団も車も…なんて、目的が多岐にわたる方に向いていると思います。
こんな人にお勧め
- 組み立てや分解が簡単でメンテナンス性の高いコードレス掃除機が欲しい人
- 蛇腹ホースで柔軟な掃除がしたい人
- 水拭きもしたい人
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