今回レビューするのは、OKPさんのコードレス掃除機『MV200』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【革新的なタッチスクリーン&計画的に掃除】スティック掃除機は手元に液晶ディスプレイを搭載する新構造で、ワイヤレス 掃除機のバッテリーの残量が使用時間と充電時の両方で表示されるので、お掃除時間.充電時間の目安になります。コードレススティッククリーナーは突然で電源切れ心配がない、計画的に掃除できます。そうじきのタッチスクリーンディスプレイをクリックして、簡単にモードを調節可能。
- 【最新型モーター&吸引力抜群】掃除機 コードレスはハイパワー高速強力モーターとを搭載しており、場所や用途に応じて、サイクロン掃除機は標準(8000pa)と強(11000pa)の2つ運転モードがワンタッチで簡単に切り替えられます。コードレス掃除機はパワフルモードで、砂、食べ物の残りかす、猫砂などの大きなゴミを強力に吸い込み、標準モードで髪の毛、ホコリ、タバコの灰、花粉などの掃除も気軽にできます。
- 【多機能掃除機&超軽量】お掃除する場所に応じて、コードレスクリーナーの伸縮パイプとノズルを替えて、ハンディクリーナーとスティッククリーナーを簡単に変身でき、コーナー、家具の隙間、ソファーの下など埃の溜まりやすい場所もしっかりキレイにします。充電式 掃除はたった1.1㎏の軽量デザインだから、女性や高齢者の方でも、片手で長時間掃除しても、手が疲れにくく、スムーズなお掃除が可能です。
- 【多重濾過システム&簡単ゴミ捨て】充電式クリーナーは圧倒的な4重濾過システムより、 遠心力でゴミと空気を分離して、99%以上のホコリを濾過でき、きれいな空気だけが排気口から送風されます。フローリング掃除機のダストボックスをひねって、簡単に取り外せます。手を汚さずにゴミ捨てを行えます。紙パック不要、ハンディ型掃除機のフィルターが水洗い可能なので、環境によくて経済的です。※強力掃除機の吸引力を保つため、フィルターを2~3ヶ月に一回交換することをおススメします。
- 【壁掛け式収納】家庭用 掃除機は壁掛け収納可能なブラケット付きで収納の場所を取らず、そのまま充電も可能いつでも気軽に便利に使えます。
長所と短所
- ○軽くて扱いやすい
- ◎液晶表示でバッテリー残量などが分かる
- ○操作が簡単
- ○絨毯ブラシが出し入れできる
- ○ホースの伸縮、変形ができる
- ○吸引力は普通
- ◎動作音が静か
- ○ゴミ捨てが簡単
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
掃除機本体。
延長パイプ。
フロアヘッド。
隙間ノズル。
交換用紙フィルター。
充電アダプター。
壁掛け用ネジ、ストッパー。
説明書。日本語単独の物。
動画
スペック
- ●商品サイズ(cm)
- 延長パイプ・フロアヘッド装着時:幅約27.3×奥行約22.5×高さ約114
- ●質量: 本体のみ:約1.0kg
- 延長パイプ・フロアヘッド装着時:約1.58kg
- ●使用バッテリー:リチウムイオン電池
- ●バッテリー容量:2200mAh
- 入力:110-240v
- ●充電時間:約4.5時間(25℃環境下)
- ●使用時間※
- ※標準モード:約25分 ※強力モード:約15分
- ●集じん方式:カプセル式 ●集じん容積:0.8L
- ●セット内容]
- 本体、充電アダプター、伸縮型パイプ、フロアヘッド、壁置きブラケット、すき間ノズル、フィルター
使用した感想
○軽くて扱いやすい
この掃除機はサイクロン式のスティックタイプです。そのため、紙パックは必要ありません。ダストカップに溜まったゴミをゴミ箱の上から捨てるだけのお手軽さです。また、軽いので片手でスイスイ掃除できます。
具体的な重さは以下のようになります。
重さ | |
本体のみ | 1.0kg |
延長ホース | 0.17kg |
フロアヘッド | 0.37kg |
隙間ノズル | 0.03kg |
基本的な組み合わせだと以下のようになります。
- 【本体+延長ホース+フロアヘッド】1.54kg
- 【本体+延長ホース+隙間ノズル】1.2kg
- 【本体+隙間ノズル】1.03kg
最も使うであろう、本体+延長ホース+フロアヘッドで約1.5kgです。重そうに感じますが、フロアヘッドが接地してそこに荷重が掛かるので、数字ほどの重さは全く感じません。また、本体+隙間ノズルだと、高い場所やカーテンなどを掃除するのに便利で、持ち上げても苦にならない1kg程度です。
本体部分は電池や機械が入っているので重いのは仕方がありません。特筆すべきは延長ホースの軽さです。200gを切っています。このおかげで全体が軽い掃除機になっています。
◎液晶表示でバッテリー残量などが分かる
ユニークな点としては持ち手部分のこちらに向いている面が液晶画面になっていることです。トリガーにあるボタンを押すと弱運転で開始。それと同時にこの液晶画面が点灯します。
左上のアイコンが現在運転している状況で、弱だと3枚羽根、強だと5枚羽根になります。右の電池アイコンはバッテリー残量。数値はバッテリーが切れるまでのカウントダウンタイマー。その下の白い丸のアイコンは現在のモード(標準モードか強力モードか)。そして、1番下の大きな円状のアイコンはタッチボタンになっており、1秒長押しすると弱と強が切り替わります。
特に便利なのはバッテリーが切れるまでのカウントダウンタイマーです。10秒単位でほぼ正確にバッテリー切れの時間を教えてくれました。ちなみに、バッテリー持ちは標準モードで25分、強力モードで15分です。
○操作が簡単
前述したように操作は簡単です。電源のオン、オフは持ち手のトリガー部分にあるボタンで行います。電源がオンになると同時に標準モードで運転が開始。液晶も点灯します。その後は液晶のタッチボタンで標準モードと強力モードを切り替え、終わったら再度トリガーボタンを押して電源オフ。たったこれだけです。
このタッチボタンは少し癖がありました。個体差かもしれませんが、アイコンの真ん中を長押ししても反応が鈍かったです。しかし、指半分右にずらしたところ、それまでの鈍い反応が嘘のようにキビキビ切り替わるようになりました。
○絨毯ブラシが出し入れできる
面白いギミックとしては絨毯ブラシの出し入れができることです。本体内に歯のように一列に並んだブラシが収納されています。フロアヘッドの左にある大きなスイッチを切り替えると、これが出たり入ったりします。絨毯で掃除するときはこれを出した方が、ゴミを絨毯の奥から掻き出してくれるようで良く掃除できました。
フローリングの掃除だとこのブラシは出す必要はありません。なくても全く問題なくゴミを吸い取ってくれました。
○ホースの伸縮、変形ができる
延長ホースは伸縮するので、短くするも、通常の掃除機のように長くするも自由です。最も短い状態で約90cmで、最も長い状態で約120cmでした。
最も長い状態だと、175cmの私が腰をかがめることなくスムーズに掃除できました。もっと背の高い人でも大丈夫でしょう。短くもできるので、背が低い方や高齢者でも無理なく掃除できます。
変形もします。1つは前述のようにオーソドックスなスティック型掃除機として、本体+延長ホース+フロアヘッド。そこからフロアヘッドを隙間ノズルに替えた状態。本体+隙間ノズルのみの短い画像のようなタイプ。この3タイプに変形します。
隙間ノズルは本棚などの隙間に使用することが基本ですが、前述のように短くすることで、車の掃除などにも使用できます。また、約1.0kgと軽いので、机の上やカーテン、天井のの排気口などの掃除にも使用できます。
○吸引力は普通
吸引力は普通です。特別強力ということはありませんが弱くもありません。ただ、標準モードだと動作音が静かで良いのですが弱いです。何往復もすればゴミは吸ってくれるのですが、時間が掛かってしまいます。強力モードだと音はうるさくなるのですが、標準モードで5,6往復掛かっていた場所を2,3往復で掃除してくれます。
1つ難点があります。フロアヘッド内部にブラシがありません。画像のように空洞でただゴミを吸い込むだけのシンプルな構造です。そのため、フロアヘッドやホース内にゴミが残ったまま電源を切ると、ゴミの種類によっては逆流して吐き出してしまいます。具体的には塩や砂糖など細かい粒状のものです。
このようなフロアヘッド内部にブラシがない掃除機は、安いのですが逆流の可能性があります。対策としては、掃除が終わった後30秒くらい電源を切らないでください。その間に前後左右に掃除機を少し振ったりして、内部に残ったゴミを吸いきるようにしてください。それで逆流はほぼなくなります。
◎動作音が静か
動作音は掃除機の中では静かな部類だと思います。標準モードで約72db。強力モードで約82dbでした。
基準値に当て嵌めてみると、70dbは『掃除機・騒々しい街頭・キータイプの音』。80dbだと『地下鉄の車内(窓を開けたとき)・ピアノの音 聴力の限界』となっています。とは言え、実際にはそこまでうるさくは感じませんでした。音が少し高いことと、排気口部分が持ち手にあり、距離10~20cmで計測しているので、実際にはもっと耳と離れています。使用時にそこまでのうるささは感じません。
○ゴミ捨てが簡単
ゴミ捨てはサイクロン式なので簡単です。ダストカップは半透明のグレーになっており、中にどれだけゴミが溜まったのかがわかります。このダストカップを取り外すときは、▼マークを開錠マークの方向にひねります。すると簡単にパカッと取れます。
画像のようにダストカップは4つに分解されます。ゴミ捨ての際にここまで分解する必要はなく、ダストカップを外し、紙フィルターとステンレスフィルターを一緒に持ち上げて取り外し、ゴミ箱の上からダストカップのゴミを落とすだけです。
紙フィルターは分厚く頑丈なので水洗い可能です。公式にも水洗いはOKと記載があります。そのためランニンググコストはほぼゼロです。何年も使うと紙フィルターが破れるかもしれませんが、予備で1個付属しているので問題ないでしょう。
総評
構造もシンプル。使い方もシンプル。ランニングコストもほぼゼロの手軽でお財布に優しいスティック型掃除機です。安いので自分の部屋専用の掃除機にするのも良いですし、2階専用などで置いておくのも良いと思います。
こんな人にお勧め
- シンプルなスティック型掃除機が欲しい人
- バッテリー残量が数値でわかる掃除機が欲しい人
- 紙フィルターが水洗いできるスティック型掃除機が欲しい人
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