今回レビューするのは、Colelさんのワイヤレスイヤホンです。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【超ミニ型&コンパクト】充電ケースのサイズは6*4.5*2.5CM(重さ:39g)、コンパクトなデザインで非常に軽くて高い携帯性あります。両耳のイヤホンを同時に使用する場合、本体最大4時間+ケース最大20時間の計最大24時間のバッテリーライフ。Bluetoothイヤホンは充電ケースの収納部分にはマグネットが装備されており、イヤホン収納時にしっかりと吸着するので、失くしたり落としたりする心配がありません。【技適認証番号】210-140159。また、PSE認証&MSDS認証も取得済みです。ご安心してお買い求め下さいませ。
- 【Bluetooth V5.0+EDR技術&両耳通話対応】最先端Bluetooth 5.0+EDRが搭載されたワイヤレスイヤホンで、接続性は良くて、「音飛び」や「音切れ」を大幅に改善することができます。ノイズキャンセリング機能搭載、またマイク内蔵付き、通話中の雑音や周囲のノイズを抑制し、相手の声も聞き取りやすく快適な通話を実現します。最新の両耳通話技術より両イヤホンハンズフリー通話できます。
- 【シンプルな操作性&自動ペアリング】操作がタッチセンサーではなく物理ボタン式なので誤操作の心配が少ないです。ボタンを押すだけで、「音楽再生/一時停止」、「曲送り/戻し」、「着信の応答/拒否」、「Siriの起動」などの操作を実現します。さらに、イヤホンを充電ケースから取り出すだけで、自動的に接続ができます。左右分離型Bluetoothイヤホンとして両耳でご利用するのはもちろん、片耳だけでも利用できます。
- 【長時間の使用も快適で落ちにくい装着性】イヤホン本体は小型で片耳わずか4g、抜群のフィット感を持ち、耳から落ちにくく設計されて、長時間使用しても重さを感じさせません。通勤・通学、スポーツシーン、日常生活の様々な場面で活躍します。手のひらサイズの充電ケース設計で、ポケットに入れて持ち歩くことが可能です。
- 【抜群な互換性】IPhoneだけでなく、Android機器にも対応可能、知能で便利さ満点です。パッケージ内容:Bluetoothイヤホン両耳+充電ケース+充電ケーブル+日本語取扱説明書。
長所と短所
- ○蓋とイヤホンの電源が連動しているので接続が簡単
- ○耳掛け型で耳に負担が掛からない
- △イヤホンのボタンで曲の変更は出来るが音量の変更は出来ない
- ◎両耳と片耳の切り替えがシームレス
- ○音質、受信感度、音ズレ問題なし
- △バッテリー持ちが4時間
- ○ケースが小さく持ち運びしやすい
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
イヤホン。
ケース。
USB Micro Bケーブル。
説明書。日本語ページあり。
動画
スペック
- Bluetooth バージョン:V5.0
- Bluetooth 通信距離:15m
- 音楽再生時間:約4時間
- 待機時間:約120時間
- 充電ケース電池容量:500mAh
- 重量(イヤホン部):4g
- 充電ケースサイズ:60*45*20㎜
- 対応機種:iOS/Android/Windows
使用した感想
○蓋とイヤホンの電源が連動しているので接続が簡単
このイヤホンのユニークな点は、ケースの蓋とイヤホンの電源が連動していることです。つまり、蓋を開けると自動的にイヤホンの電源がオンになり、ペアリング状態になります。ケースからイヤホンを出した時点で、イヤホンの電源がオンになる物も多いのですが、こちらはその必要もありません。
初回ペアリング方法は下記の流れになります。
- ケースの蓋を開ける(イヤホンの電源が自動でオンになり、ペアリング状態になる)
- スマホ等接続先のBluetooth機能をオンにし、出てきた『T12』を選択してペアリングする
接続方法はたった2ステップです。完全ワイヤレスイヤホンの場合、少し前までは初回ペアリングが面倒だったのですが、今はこのようなタイプも多く、非常に簡単になりました。
初回ペアリングを済ませてしまえば、2回目以降はケースの蓋を開けると自動的に接続されます。自分で電源ボタンを押したり、接続の操作をする必要は一切ありません。
○耳掛け型で耳に負担が掛からない
イヤホンのタイプとしては耳掛け型です。耳の穴に浅く引っ掛けるタイプなので、カナル型よりも耳が痛くなりづらく、デリケートな耳の方や、長時間装着して痛みが出ることが嫌な方に向いています。
カナル型と耳掛け型の違いは画像を見るとよくわかります。カナル型は耳の穴にイヤーピースを入れるので、そのおかげで装着力が得られ、ガッチリ装着できます。また、耳の穴を塞ぐので遮音性も高くなります。しかし、耳の穴に異物が入り負担が掛かるので、痛みが出やすい構造です。とは言え、最近の完全ワイヤレスで小型化している物は、そこまで気にしなくて良いと思います。
一方、耳掛け型は耳の穴に浅く引っ掛けるので、耳の痛みがほぼない構造です。しかし、遮音性が低かったり、装着力が弱く、激しい動きで落ちてしまうことが短所になります。こちらも、しっかり装着できるかどうかは物によります。
このイヤホンを四方から見ると画像のようになります。マイクが棒状に伸びているので集音性能が高く、通話にも適している形状です。音は2カ所の穴から出るので、広がりも奥行きも出ます。
百円玉と比較しても非常に小さいことがよく分かります。大きさは、高さ44.9mm×奥行き18.0mm×幅17.7mm。
重さは両方合わせて9.3g。10gを切っており、片方で約4.6g程度です。重さで下に引っ張られるような感覚もありません。
実際に耳に装着すると画像のようになります。不安定な形状に見えますが、耳掛け型の中ではしっかりと引っ掛かり、ジョギング程度なら問題ありませんでした。それ以上の激しい動きだと不安定になります。
装着した様子を四方から見た様子。小さいので、後ろから見ると耳たぶでほぼ隠れ来てしまいます。うどん状になっていますが、意外と目立ちません。
△イヤホンのボタンで曲の変更は出来るが音量の変更は出来ない
イヤホンのボタンは押すとへこんでクリック感のする物理ボタンです。このような耳掛け型&うどん型の場合、タッチボタンが多いのですが、こちらは物理ボタンでした。
耳掛け型&うどん型だと、タッチボタンが棒の部分にあるため、摘まんでケースから取り出したり、逆にしまうときに、不意にタッチボタンを触って誤操作してしまうことがあるのですが、こちらは物理ボタンなので誤操作がありません。
残念な点としては、イヤホンのボタンで音量の変更ができないこと。曲の変更は2秒長押しで出来るのですが、音量の変更はできません。音量を変更したい場合、接続しているスマホやPCを直接操作する必要があります。
操作割り当て | 操作方法 |
電源オン | マルチボタン:長押し:6秒 |
電源オフ | マルチボタン:長押し:6秒 |
再生 | マルチボタン:1回押し |
一時停止 | マルチボタン:1回押し |
音量アップ | なし |
音量ダウン | なし |
次の曲 | 右ボタン:長押し:2秒 |
前の曲 | 左ボタン:長押し:2秒 |
ミュート | なし |
リセット |
|
◎両耳と片耳の切り替えがシームレス
このイヤホンは左右独立型です。左右別個にBluetoothで接続しています。そのため、両耳と片耳の切り替えがシームレスです。両耳から片耳にする場合も、逆に片耳から両耳にする場合も、再接続が必要の無い仕組みなので、音楽が一時停止したり、無音になることは一切ありません。
両耳で使用しているときに、片方をケースにセットして蓋を閉めれば、片耳イヤホンとして使用し続けられます。また、片耳で使用中、ケースの蓋を開けてイヤホンを取り出せば、両耳イヤホンとしてそのまま使用し続けられます。
○音質、受信感度、音ズレ問題なし
音質は良い方だと思います。特に低音が良く出ていて迫力があります。完全ワイヤレスイヤホンで低音が良く出る物は珍しいです。高音でも安っぽいシャリシャリ感もありません。スマホの接続情報を見ると、AACに対応しているので高音質の部類だと思います。
音ズレはスマホで映画を観て、口の動きと声をチェックしましたが、認識出来るほどのズレはありませんでした。
音質 | 概要 | |
対応コーデック | AAC、不明 | |
高音 | 割れたり歪んだりは感じず | |
低音 | 割れたり歪んだりは感じず | |
音ズレ | スマホで映画を観て感じず | |
音質評価※1 | ||
★★★★☆ |
※1 同タイプの他の物と比較しての評価(相対的評価)
受信感度は普通です。他の完全ワイヤレスイヤホンも、下表と同じような挙動が多いです。受信感度が物凄く強いわけではありませんが、一般的な使用で問題になることはありません。
条件1 | 概要1 | 結果1 |
場所 | 屋内 | 音が途切れることなく聞こえる |
距離 | 8m | |
建造物 | 鉄骨 | |
障害物 | 間に木の扉2枚 | |
条件2 | 概要2(概要1に加えて) | 結果2 |
同上 | 受信部分を手で覆う | 音がブツブツ途切れる |
条件3 | 概要3(概要2のあとに) | 結果3 |
同上 | 受診部分から手を離す | 再び音がスムーズに聞こえる |
受信感度評価※1 | ||
★★★★☆ |
※1 同タイプの他の物と比較しての評価(相対的評価)
△バッテリー持ちが4時間
バッテリー持ちは、両耳使用時、片方から音が出なくなり、両耳として機能しなくなるまでは4時間14分でした。先に左のバッテリーが切れ、右からはまだ聞こえてきて、スマホを見ると残量10%でした。しかし、両耳として機能しなくなったこの時間を、両耳使用時のバッテリー切れとしました。差通別個にBluetooth接続する独立型ならではの挙動です。また、独立型なので、両耳でも片耳でもバッテリー持ちはほぼ変わりませんでした。
条件 | 仕様上 | 実験結果 |
両耳での音楽再生 | 4時間 | ▲4時間14分 |
片耳での音楽再生 | 4時間 | ▲4時間9分 |
充電 | 1.5時間 | ▼1時間18分 |
バッテリー評価※1 | ||
★★☆☆☆ |
※1 同タイプの他の物と比較しての評価(相対的評価)
両耳でのバッテリー持ち。
片耳でのバッテリー持ち。
充電時間。
○ケースが小さく持ち運びしやすい
ケースは非常に小さくて薄いです。手の平で持ってもに義切れてしまうほどの大きさです。計測すると大きさは、幅47.1mm×高さ58.1mm×厚さ25.7mm。
ケースにイヤホンをセットした状態で、重さは47.8gでした。
小さくて軽いので、スリムジーンズにも余裕で出し入れできますし、ワイシャツの胸ポケットにも入りました。軽いのでワイシャツの胸ポケットに入れても、見栄え悪くお辞儀をしてしまうようなこともありません。
ケースに充電するUSBケーブルはMicro Bです。隣には充電状況やバッテリー残量を示すLEDランプがあります。
バッテリー残量を示す方法は分かりづらいです。ケーブルを差し込み、充電しているときにしか分かりません。
- 0-25%:2秒ごとに1回点滅
- 25-50%:2秒ごとに2階点滅
- 50-75%:2秒ごとに3回点滅
- 75-100%2秒ごとに4回点滅
- フル充電:点灯
充電しているときにしか正確に分からないのは少し不便です。その他、蓋を開けた内部中央にあるLEDランプでも、充電状況は一応分かるようになっています。25%以下の時のみ点滅します。そうなったら、バッテリー残量が残り少ないので充電してくださいとのサインです。この辺り分かりづらいので、オーソドックスにケース正面にでも、4つくらいのLEDインジケーターで示して欲しかったです。
総評
耳掛け型のうどん型ながら、しっかり装着できて、ジョギング程度なら落ちることはありません。耳掛け型なので負担が少なく、痛みが全くと言って良いほど出ないので、耳がデリケートな方や、カナル型が苦手な方にお勧めです。
短所としては、ケースのバッテリー残量が分かりづらいことくらいなので、ここが許容できるなら良いイヤホンだと思います。
こんな人にお勧め
- 耳が痛くならないイヤホンが欲しい人
- 低音の迫力がある完全ワイヤレスイヤホンが欲しい人
- ケースの蓋とイヤホンの電源が連動しているイヤホンが欲しい人
- ケースが小さく持ち運びに便利な物が欲しい人
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