今回レビューするのは、Tedsさんのドライブレコーダー『G840PRO』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【世界初の12インチタッチ画面】10インチミラー型ドライブレコーダーの販売経験により、純正ミラーがはみ出さずに全体を覆うために10インチのスクリーンが足りないので、12インチへ改良し、殆どの車種に対して純正ミラーを全体的に覆うことが可能になりました!特別処理されたスクリーンの表面は、眩しい日光などを吸収し、運転中の安全が保証されます!10インチの慣用の青鏡より、本製品は白鏡を採用し、写りこみの問題も解決して見やすい。さらに、2.5Dガラス表面のデザインも格好が良くて高級車にピッタリ!
- 【業界唯一のGPS機能】他社製の12インチより、本製品はGPSも搭載しました。外付けタイプのGPSアンテナで走行中のリアルタイム速度を計測して即時にスクリーンに表示できます。そして車の位置(経緯)と走行軌跡も記録され、専用プレーヤーで再生すれば、これらの情報が全て確認できて、万が一事故時の有力な証拠となります。
- 【SonyIMX335センサーを搭載で1296P対応】ドライブレコーダー業界先端のSony IMX335センサーを採用し、1296Pを実現しました。それに夜道など低照度の環境での映像処理能力も抜群で夜間でも鮮明で綺麗な映像を撮影できます。更に、様々な環境への対応を強化、雨/雪/霧などの天候もぼやけることなくくっきりな映像あり!いざという時重要な細部の情報(ナンバープレートなど) 証拠をしっかり記録。事故の記録としてだけでなく、ドライブや旅行の思い出を記録するのにも最高な画質です!
- 【24時間連続事故監視/電波障害対策済み】内蔵のG-sensor(加速度センサー)で常に車の振動を検知して、事故発生と判断した場合で自動的に録画中の動画をロックして重要ファイルとして保存します。駐車中も事故と判断した場合、自動的にパワーオンになって録画してロックします。ロックされたファイルは手動アンロックしないと削除できなくて安全!日本全国において電波障害対処のテストが行われているため、どんな区域にあっても地デジ、ナビ、ETC、テレビなどに一切干渉がなく安心!
- 【最新のストリーミング技術】ドライブレコーダーに初採用のストリーミング技術は、録画しながら映像を保存できます。例え事故でドライブレコーダーが損壊されても、損壊される寸前までの映像もMicroSDカードに保存されます。【東西日本LED信号機対応】全国LED信号機対策:50Hz(東日本)、60Hz(西日本)の周波数地域に対応。
長所と短所
- ◎ミラー型なので無駄がない
- ◎12インチの大画面で見やすい
- ◎タッチパネル操作なので直感的
- ○バックカメラがある
- ○バックカメラはIP68の防塵、防水性能
- ○撮影動画が高画質
- ◎GPSユニットが標準で付属している
- ◎ドライブレコーダーの機能が一通り揃っている
- ○東芝製32GBのSDカードが付属している
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
ドライブレコーダー。
GPSユニット。
GPSユニット用コード。
バックカメラ、取り付け金具。
電源ケーブル。
取り付けゴム。
取り付け金具。
不織布。
32GBのMicro SDカード。
サンキューカード。
説明書。日本語単独の物です。
スペック
- CPU:MSC8339D
- Sensor:前後SonyIMX335 500万画素
- 解像度:1296P(前後同時録画は1080P固定)
- スクリーン解像度:1920x320P
- バックカメラ防水:IP68
- 画角:前170°+後140°
- 電源:5V/2.5A
- 対応電圧:12-24V
使用した感想
◎ミラー型なので無駄がない
このドライブレコ-ダーはミラー型と言われる物で、既存のミラーの上から被せるように取り付けるタイプです。付属の取り付けゴムが2つあるのですが、ドラレコの後ろにあるかぎ爪状の部分にこれを引っ掛けて被せるだけです。既存のミラーを取り外す必要もありませんし、なにか自分で工作する必要もありません。
取り付けゴムは柔軟に変形して伸びるので、これをしっかりとミラーに被せるように取り付けると、その後の運転中でもズレないくらいきちんと装着できます。取り付け方は非常に簡単です。
配線もシンプルで、このミラー型ドラレコの上にあるUSBポートに付属のシガーソケットから電源を取るケーブルを差し込み、SDカードを入れるとその時点で使用できるようになります。
後述しますが、バックカメラはGPSユニットも付属しているので、これらを取り付けることで機能は強化されます。必要なければこれらは取り付けなくても、前方を撮影するだけのシンプルなドラレコとして機能します。
◎12インチの大画面で見やすい
画面は12インチと大画面です。ただ、対角線上の長さが12インチと言う意味なので、タブレットやノートPCの12インチとはだいぶサイズ感が違います。当然ですが車のルームミラー型なので細長いです。
ミラー型は大きく画面を取れることが1つのメリットなのですが、その中でも12インチは最大級の大きさだと思います。標準的なミラー型ドラレコは10インチほどだと思います。とにかくミラーを大きく、画面を見やすく、操作しやすくとのことを求めるなら12インチはメリットです。ただ、軽自動車などだとミラーが大きすぎて違和感が出る場合があるので、取り付ける車種によってサイズは慎重に選んだ方が良いです。
◎タッチパネル操作なので直感的
ミラーは全画面がタッチパネルになっており、出てきたアイコンや文字をタッチすることで操作できます。直感的な操作が可能なので、機械に疎い方でもメニューに従ってそこをタッチするだけで楽だと思います。
基本的な操作は画像のように画面をタッチすると画面下部出てくるメニューアイコンをタッチして操作します。『設定』をタッチすると画面解像度や時刻設定などの設定画面に入ります。『再生』は録画したファイルをこの画面で再生して確認することができます。『録画』は録画と停止が操作できます。『画面切替』はフロントカメラとバックカメラのどちらをこのミラー画面に御映すか、または両方映すかを切り替えられます。『撮影』は静止画撮影です。最後の『ロック』は現在撮影中の動画ファイルを上書き、削除禁止にします。
このように出てきたアイコンや文字をタッチするだけで操作できます。また、タッチ感度や精度も全く問題ありませんでした。タッチした部分が正確に選択されますし、タッチした後のもたつきも感じませんでした。
○バックカメラがある
ドラレコの上面にあるポートに付属のバックカメラを接続すると、前方を撮影するだけではなく後方も撮影してくれます。
メニューの画面切替を押すと、『前方』、『後方』、『前方と後方両方』の3つのパターンに順次きり変わっていきます。前方と後方を両方映す場合、左半分が後方、右半分が前方になります。これ以外の映し方はなく、画面内画面のPinPや、左右を逆にすることはできませんでした。
○バックカメラはIP68の防塵、防水性能
バックカメラはトランクなどを通して外に出しておけるのですが、IPX68の最強の防塵、防水性能です。画像を見ていただければわかると思いますが、防塵レベルの6も、防水レベルの8も両方とも最高レベルです。
噴流水は勿論、水没でもまったく問題なく故障なく動く規格なので、安心して車の外に取り付けられます。台風でもゲリラ豪雨でも水没しても動きます。
○撮影動画が高画質
撮影動画は非常に綺麗です。カメラは上下左右に角度を少し変えられるので、どんな位置にミラーが付いている車種でも、正確に進行方向の正面にカメラを向けることができます。
画面解像度は1296P、1080P、720Pの3種類。フルハイビジョン以上の撮影が可能です。これら画面解像度は、タッチパネルなので設定の歯車アイコンをタッチし、『録画解像度』を選択すると簡単にできます。
カメラにはソニー製のセンサーを搭載しているとのことで、そのおかげか暗所、夜間の撮影がデフォルトの設定でも非常に明るく撮影できました。また、フロントカメラの画角は左右170度とのことで、左右を広く撮影してくれています。170度の超広角だと左右が半円状に大きく歪むのが当たり前なのですが、画像を見てもわかるように、それほど歪んで折らず見やすかったです。
ちなみに、後方カメラのが核は140度です。フロントカメラよりはやや画角は狭く、フルハイビジョン以上の撮影はできませんがそれでも十分すぎるほど綺麗でしっかり撮影できています。
◎GPSユニットが標準で付属している
安価なドラレコにはまず付いていないGPSユニットが標準で付属していました。使い方は簡単で、ドラレコ上部にGPSユニットのケーブルを差し込むむだけです。
このGPS情報は専用ソフトを使用しないと見ることはできません。その専用ソフトは『G840-Pro GPS専用プレーヤー』です。Amazonの説明画像にQRコードはあるのですが、ソフト名やURLが説明書にすら明示していませんでした。
こちらはパソコン専用ソフトとなり、スマホなどでは使用できません。
◎ドライブレコーダーの機能が一通り揃っている
ドラレコとしての機能は一通り揃っていると思います。利用できる機能は下記の通りとなります。
- 自動電源オン/オフ:エンジンが始動したら録画開始、停止したら録画停止)
- ループ録画:SDカードの容量が一杯になったら古いファイルから削除して録画を継続
- LDWS(車線逸脱警報システム):車線から逸脱したら警告音を鳴らす
- Gセンサー(衝撃録画):車に通常とは異なる衝撃を検知したらその時録画しているファイルをロックして上書き削除禁止にする
- 駐車監視(動体検知):カメラの前に何か動いたら録画開始、なにも動く物が無ければ録画停止
- ガイドライン表示:バックに連動して駐車のガイドラインを表示
- GPS記録:GPS情報を記録
特にGPS機能は1万円以下のドラレコだと標準で付属していることがまずなく、あったとしても別売りの物を後付けするタイプばかりです。GPS情報を記録したい場合、最初から付属しているこのようなセット品を購入した方が楽ですし安心です。
その他は良くドラレコで見る機能ですがしっかりありました。
○東芝製32GBのSDカードが付属している
後付けのドラレコはSDカードを挿入して記録する物がほとんどです。安価な物だとこの必須のSDカードが付属していないことが多く、また付属していたとしても、ノーブランドのSDカードのため信頼性が乏しいのですが、こちらは東芝性の32GBのMicro SDカードが付属しています。
さすがに東芝製だけあり、最高解像度1296Pでの撮影でも書き込み遅延はなくスムーズに録画、再生できました。ちなみに、再生画面はこの画像のようになっています。ミラー部分の液晶画面に大きく表示されるので非常に見やすいです。
左に録画ファイル名が一覧表示され、右にプレビュー画面。選択して再生すると全画面表示に切り替わります。なにがどのように録画されたかその場で完璧に確認できます。スピーカーもあるので音もきちんと出ます。
総評
ミラー型なので車の中に異物感なくスッキリ設置できますし、取り付け方もゴムで既存のミラーを挟むようにするだけなので非常に楽でし。そこにシガーソケットから電源ケーブルを差し込めば基本的には取り付けは完了。配線を目立たなくしなり、邪魔にならないようにする手間はありますが、取り敢えず動かすだけならものの2分で終わります。それでいて、なにかで接着したり工具で弄るわけでもないので車に傷も跡も付きません。
ミラー型は後付け型のドラレコでは最も簡単に取り付けられるタイプだと思います。ただ、その分価格は高めになってしまいますが、車内に傷や跡を付けたくない方には最適だと思います。
肝心の画質も安物のドラレコにありがちなザラザラ感がなく、非常に綺麗で旅行やドライブの記念に保存しておいても問題なくらいでした。
GPSユニットもあり、バックカメラもあり、東芝性のSDカードも付属。オールインワンパッケージなので、このセットを購入するだけですぐに使用できるようになります。別途余計な買い物をしたくないとか、いちいち考えて物を揃えたくない方にも便利なドラレコです。
こんな人にお勧め
- 大型のミラー型ドラレコが欲しい人
- 車内に傷や跡を付けたくない人
- 設置が簡単なドラレコが欲しい人
- 録画画質が綺麗なドラレコが欲しい人
- GPSユニットが付属しているドラレコが欲しい人
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