今回レビューするのは、A.Aさんのワイヤレスイヤホン『A.A-C5』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
特徴
- 【遅延と途切れを改善&クリアの高音質】◆最先端Bluetooth(ブルートゥース) 5.0+EDRが搭載されたので、より高い伝送速度と安定した性能を提供し、「音飛」びや「音切れ」を大幅に改善します。 ◆CVC8.0ノイズリダクション技術を採用し、高性能ノイズキャンセリング機能により、遮音性も高く音楽に集中できます。 ◆AACコーデック(iphoneだけ対応)を採用し、データ転送時の音源圧縮による音質の劣化や、音ズレが少なく、電波環境の悪い状況でも音の途切れを防止可能。音も粒も感じれるほどクリアで耳に届け、より臨場感を感じられるようになります。
- 【120時間連続再生&IPX7完全防水対策】◆3500mAhバッテリーが内蔵、大容量充電ケースで連続駆動時間120時間になり、イヤホンへのフル充電(片耳)に約40回になり、一回フル充電で6時間(60%音量)使え、さらにスマホモバイルバッテリとして残量が少ない緊急時などに便利。 ◆国際JIS防水保護等級IPX7防水相当の防滴対応なので、ランニング・ジムなどスポーツ時の汗やお風呂の湿気、ワークアウト中の汗と小雨での使用に耐える防水、防汗性能を実現します。スポーツやエクササイズなどに最適。
- 【自動電源、ペアリング&タッチ式操作簡単】◆イヤホンを充電ケースから取り出すと電源が自動でオンになって、お使いのデバイスとペアリングします。充電ケースに戻すと自動で電源がオフになり、通常使用の際には物理的操作は一切必要ありません。 ◆記憶機能が備わっているので、二度目から蓋を開けるだけ、ワイヤレスイヤホンは自動で機器に接続、初心者にもっと簡単。 ◆タッチ式で耳元を軽くタッ チするだけで、音楽再生/一時停止、通話開始/終了/拒否/次の曲/Siri起動/音量調節などの操作をすべて実現します。
- 【完全ワイヤレス&片耳モード・優れた交換性】◆完全ワイヤレス、どんな動きも妨げません。左右独立型の設計で、煩わしい有線のストレスから解放します。 ◆両耳同時ペアリングとして、左右イヤホンそれぞれ単体としても使用でき、同時に2台のスマートフォンに接続することができるので、不意の着信を逃してしまうことはありません。◆Bluetooth搭載の各種Iphone/iPad/Android,HTC,Sony/Windows/Mac搭載PCなどに簡単にペアリングできます。
長所と短所
- ○TWSで装着感が良い
- ○左右どちらも片耳イヤホンとしても使用できる
- ×タッチボタンの感度が良くない
- ○イヤホンのボタンで音量と曲の変更が可能
- ×片耳から両耳へ再ペアリングする時に癖がある
- ○音質、受信感度、音ズレ問題なし
- ×音楽再生のバッテリー持ちが3時間
- ○IPX7の防水性能
- ○ケースに3500mAhのバッテリーが内蔵されている
- ○ケースから外部機器へ充電できる
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
イヤホン。
ケース。
イヤーピース。
USBケーブル、ストラップ。
説明書。日本語単独の物です。
使用した感想
○TWSで装着感が良い
このイヤホンはTWSのトゥルーワイヤレスシステムです。左右のイヤホンを繋ぐコードがありません。そのため、首筋に這うコードの不快感や、そこで発生するタッチノイズはありません。また、服に引っ掛かってイヤホンが引っ張られる不快感や、最悪それで外れてしまうこともない構造です。
大きさは小さく、耳の穴に軽く填めるだけです。100円玉と比較しれも面先は小さいことが分かります。重さは左右両方で9.2gと軽く、片方約4.5gとなっています。形状も流線型の卵形で角がないの耳当たりが良く、長時間装着しても痛くなりません。表面は鏡面仕上げのツルテカです。装着して重さを感じることもありません。
実際に装着すると画像のようになります。卵形のイヤホンを縦に入れる感じです。小型軽量なのですが最小の部類とまではいきません。もっと小さい物もあります。
装着した様子を四方から見ると画像のようになります。後ろから見て少しイヤホンが見えています。そこまで気にする必要はないと思いますが、後ろから見ると完全に隠れてしまうような極小の物もあるので、やはり最小の部類ではありません。やや厚みがあるタイプです。
○左右どちらも片耳イヤホンとしても使用できる
最近は多くがそうですが、両耳イヤホンとしてだけではなく、左右どちらも片耳イヤホンとして使用できます。ペアリングは両耳用と片耳用で2回行う必要があります。
最初に両耳としてペアリングすると、同時に左片耳としてもペアリングが自動的に完了します。その次に右耳だけ取り出して同じようにペアリングすると右片耳としてスマホ等に登録されます。同じ『Touch Two C5』という端末名が2つ登録できたら成功です。次からは両耳としても片耳としても、ケースからイヤホンを取り出せば自動的に接続されます。
×タッチボタンの感度が良くない
イヤホンのボタンはタッチ式なので指先で軽く触れると操作を受け付けるタイプなのですが、感度が悪いと言うかタッチの仕方がちょっと変わった感じでした。画像を見るとわかると思いますが、タッチボタンの表面が少しだけ盛り上がっており山形になっています。そのためか、ここを指先で軽くチョンと触っただけでは受け付けない場合が多かったです。
どうするとタチボタンが操作を受け付けるかと言うと、指の腹でしっかり深く押し付けるようにタッチします。するときちんと操作を受け付けるようになりました。山形の頂点だけをちょんと触っても駄目で、指の腹で触れる面積を多くするようにします。このタッチの仕方は少し独特ですがメリットもあります。それは誤操作が少ないことです。
タッチボタンの場合、イヤホンを取り外そうとした時に間違ってボタン部分に触ってしまい、意図せず一時停止や再生になってしまうこともあるのですが、これはしっかり指の腹で押さないと操作を受け付けないのでその心配はまずありません。
○イヤホンのボタンで音量と曲の変更が可能
最近のTWSイヤホンでは多いですが、こちらのイヤホンもボタンで音量と曲の変更が可能です。
- 【電源オン/オフ】左右どちらでも3秒長押し
- 【音量アップ】左を1秒長押し
- 【音量ダウン】右を1秒長押し
- 【曲送り】左を2回タッチ
- 【曲戻し】右を2回タッチ
- 【リセット】電源オフ時、左右のボタンを同時に12秒長押し
曲の変更の場合2秒長押しで、電源オン/オフは3秒長押しなので操作が被るのですが、曲の変更の2秒になった際、『プッ』との警告音が鳴るので、そこで指を離せば曲が変更されます。曲変更の警告音が鳴った後も指を押し続ければ電源がオフになります。この長押し操作は電源操作と被るため、操作を間違えやすいのですが、きちんと電源操作の前に警告音が鳴るので、このような誤操作はまず起こりません。
このイヤホンは2台同時ペアリングも可能なので、イヤホン自体にペアリングした端末の情報を記憶します。2台登録してしまうと新しい端末を登録できなくなってしまうので、ペアリング情報を消去する必要があります。その際のリセット操作は前述したように、電源オフ時に両方のボタンを12秒長押しです。こうすることでペアリングの登録情報が消去されるので、また端末をゼロから登録できるようになります。
×片耳から両耳へ再ペアリングする時に癖がある
一般的なイヤホンだと、片耳として使用している時にもう片方の電源を入れると、自動的に両耳として再ペアリングされるのですが、こちらは何故か右→左と電源を入れると両耳として再ペアリングされず左からしか音が聞こえてきませんでした。右は電源も入っているのですが音が出ない状態です。逆に、左→右の順で電源を入れると問題なく片耳から両耳に再ペアリングされました。このような挙動はごく希にあります。過去に使用したイヤホンでもありました。
個人的な使い方としては、このように片耳から両耳に切り買えることはないので問題ないのですが、このような動作を良くする方は注意してください。
○音質、受信感度、音ズレ問題なし
音質はTWSイヤホンとしてはごく一般的なもので、特に高音質でもありませんが、逆に音質が凄く悪いと言うわけでもありません。ストでスマホと接続して音楽を聞く分に不満はありません。高音でも低音でも音が割れたりビビリ音がすることもありませんでした。
受信感度は8mの距離で間に壁と扉を挟んだ状態で音が途切れることは一切ありませんでした。その状態で耳を手で覆うと音が完全に途切れ、手を離すとまた問題なく音が聞こえてきました。受信感度は中の中でごく普通と言ったところです。これで日常生活で問題が起こるようなことは少ないと思います。
音ズレもスマホで動画を見てチェックしましたが、声と口の動きがずれることはほぼ感じませんでした。じっくりと口の動きを凝視すると、「0.1秒か0.2秒ほどあるかな?」と言った感じなので、普通に見ている分には気付かないレベルです。ただ、若干ズレている気もするので、動画を良く見る方で気にする方は注意してください。
×音楽再生のバッテリー持ちが3時間
公称値では音楽再生でのバッテリー持ちは3~5時間と幅があったので実験してみました。その結果、両耳使用時では音楽再生のバッテリー持ちは3時間18分でした。確かに公称値の枠内ではあるのですが、3時間はTWSイヤホンの中でも短いです。もう少し持って欲しかったと言うのが正直なところです。
片耳だと両耳よりもバッテリーが持つ傾向にあるのでこちらも実験してみました。その結果、片耳での使用時は音楽再生で3時間32分持ちました。
また、充電はどれくらい掛かるかも実験しました。その結果、空から満充電までに1時間8分掛かりました。
バッテリーはもう少し持って欲しかったのですが、充電が1時間程度で終わったので、バッテリー持ちと充電時間どちらを重視するかでしょうか。充電が早く終わって欲しい方には良いのではないでしょうか。
○IPX7の防水性能
防水性能はUPX7なので『水深1mで30分の水没』まで堪えられる強固な防水性能です。普通に生活していてこのレベルで問題になることはありません。それどころかお風呂場でシャワーを浴びながらの使用でも全く問題ありません。当然、スポーツ時に汗をダラダラかいても、ゲリラ豪雨や台風でもOKです。安心して使用できます。
○ケースに3500mAhのバッテリーが内蔵されている
ケースに内蔵されているバッテリー容量は3500mAhです。一般的なTWSイヤホンのケースバッテリー容量が1000mAhない程度なので、いかに大容量かおわかりいただけると思います。
そのケースは大容量バッテリーを内蔵していながら意外と小さく手で握れるほどです。千円札と比較してもはるかに小さく、卵形をしているのでパンツのポケットなどに出し入れしやすく扱いやすいです。表面は滑り止めのシリコンが貼られています、また、重さは98.7gなので軽量。
大容量のバッテリーが内蔵されていますし、滑り止めのシリコンで表面に指紋や皮脂が付きづらく綺麗に使用できるので気持ち良いです。また、小型軽量でパンツのポケットにも入れやすく、全般的に扱いやすいケースとなっています。
○ケースから外部機器へ充電できる
ケースから外部機器への充電もできます。正面のゴムカバーを外すと、入力用のMicro Bと出力用のUSBポートが出てきます。ここにモバイルバッテリーを使うのと同じようにケーブルを繋ぎ、スマホなどと接続すると充電できます。容量は3500mAhなので、スマホを空から満充電に1回してもまだ少し余るくらいです。
総評
イヤホンもケースも扱いやすいのですが、前述したようにタッチボタンのや片耳から両耳に接続し直す時の癖など少し戸惑う部分もありました。これら挙げた点を許容できるなら、モバイルバッテリーになるケースもありますし、コスパの良いイヤホンだと思います。
こんな人にお勧め
- タッチボタンのTWSイヤホンが欲しい人
- ケースに大容量バッテリーが内蔵されているTWSイヤホンが欲しい人
- ケースから外部機器へ充電できるイヤホンが欲しい人
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