今回レビューするのは、HolyHighさんのワイヤレスイヤホン『ANC-03』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- ★【HIFI高音質&ハンズフリー通話、操作簡単】A2DP v1.3 やAVRCP v1.5技術を採用して、データ転送時の音源圧縮による音質劣化や高音域の減衰が少なく、高品質で3Dステレオサウンドを楽しむことができます。ハンズフリー通話用マイク内蔵、多機能ボタンを1回押すだけで通話に応答/電話を切ることができます。音量の調節、音楽の再生/停止/曲送り/曲戻しなども片手で操作可能です。✦【自動ペアリング】2度目以降の連続は、イヤホンの電源オンだけで自動でデバイスへ接続できます。
- ★【ANC ノイズキャンセリング】最先端のANC(アクティブノイズキャンセリング)機能を搭載して、周囲ノイズを最大25dBまで軽減できます。ANCノイズキャンセリングモードをONにして、、外部からのノイズを約90%低滅できます。周囲の騒音をボタン一つで低減させ、快適に音楽を楽しむことがもちろん、クリアな音声で電話もできます。飛行機、バス、地下鉄、列車などの騒音を効果的に低減し、自分だけの世界に浸って、音楽を楽しむことができます。✽ANC機能はBluetooth非接続時も「耳栓」として使えます。
- ★【安定性&多機種対応】 Bluetooth4.2バージョンを採用しており、より高速な接続、従来の8倍のパケットサイズをサポートしたことで、転送速度が最大2.5倍に拡大しました。低遅延&高品質のオーディオデータの伝送が実現できています。されに電波の悪い状況でもデータの取りこぼしが少なく、音が途切れる現象はほとんどありません、クリアな音質を実現できます。またBluetooth 3.0以後のiPhone / iPad / iPod / Androidシステムの各機種、Windows / Mac搭載PCなどBluetooth搭載機器に対応しています。
- ★【人間工学設計】本製品は人間工学に基づいた設計を採用しており、耳にフィットして外れにくい形状をしています。運動中、耳に違和感が生じないほどの快適さです。耳の上部にフィットする柔らかなフックを装着しており、イヤホンを耳にしっかりと固定できます。ランニングやジョギング、スケートなど運動時、また運転など外で仕事する際も外れることがないため、とても重宝できます。耳からの脱離を確実に防ぎたい時、遮音性を高めたい時はサイズに合ったイヤピースを選んでいただき、ぜひともご活用ください。
長所と短所
- ○オーソドックスな操作性
- ○ケーブルクリップが付いている
- ◎ANC(アクティブのイズキャンセリング)機能がある
- ○音質は結構良い
- ○バッテリー持ちはANCオフで7時間30分、ANCオンで4時間
- ○IPX5の防水性能
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
イヤホン。
イヤーピース。
イヤーフック。
USBケーブル。
サンキューカード。
説明書。日本語ページあり。
スペック
● Bluetooth バージョン:標準規格 Ver4.2+ V2.1デュアルモード
● 周波数範囲:20HZ-20KHZ
● コアテクノロジー:ANC+ Bluetooth
● サポート: A2DP v1.3\AVRCP v1.5\HFP v1.5
●対応コーデック:SBC、AAC
●ドライバー Φ6mm チップ:BES2000IS
● 感度(SPK):101±3dB @ 1KHz
● 充電時間:1~2時間
● プレイ時間:4~8時間
● 待機時間:200時間
●適用範囲:Bluetooth機能搭載の各種デバイスに対応。
使用した感想
○オーソドックスな操作性
このイヤホンは極めてオーソドックスなイヤホンです。掛け心地、操作性、取り回し、全てよくあるタイプなので、迷うことなく誰でも手軽に使えるイヤホンでもあります。最近は左右のイヤホンを繋ぐコードの無いセパレートタイプも多いのですが、操作が面倒だったり、できないことがあったり、バッテリー持ちがまだまだだったり課題も多いので、そのような最先端タイプを悩んで購入するなら、敢えてオーソドックスな物を使用するのもありだと思います。
操作ボタンは右側鎖骨辺りに来るボックスに全て収まっています。+、-、マルチボタンの3つです。こちらも実にオーソドックス。+短押しでボリュームアップ。長押しで曲送り。-短押しでボリュームダウン。長押しで曲戻り。マルチボタン短押しで再生/一時停止。長押しで電源のオン、オフ。更に長押しするとペアリング状態になります。また、このボックスの下にはANCのスイッチがあります。ANCについては後述します。
イヤホンは100円玉と比較しても一回り小さく、耳の穴に入れても痛みが出ることもなく装着感は快適です。ただ、装着力は若干弱いかな…と言った感じ。ジョギング程度なら問題ありませんが、それ以上激しい動きをすると不安定になります。
重さはちょうど19.0gでした。この重さも一般的なイヤホンと同じくらいです。
実際に耳と同じサイズの模型に装着すると画像のような感じになります。イヤホンは非常に小さいので、装着した状態でも他から見て目立ちません。ほぼ耳の穴の中に隠れてしまうほどです。
○ケーブルクリップが付いている
地味に便利なのが首の後ろにあたる部分にケーブルクリップが付いている事。このケーブルクリップでケーブルの長さを調節できるので、長すぎて首の後ろでケーブルが暴れてしまうようなこともありません。
◎ANC(アクティブのイズキャンセリング)機能がある
イヤホンタイプのイヤホンとしては珍しく、ANC(アクティブのイズキャンセリング)昨日が付いています。仕組みとしては、周囲の雑音と同じような、人間には聞こえない周波数の音を出して打ち消すとのもの。
実際に使用してみると、雑音を完全に消すことはできませんが、確かに雑音が小さくなりました。具体的に表現すると、近くで鳴っている雑音が遠くで鳴っているように聞こえる感じです。
ただ、ANCをオンにするとやや籠もった感じの音になりました。これは好みが分かれるところです。周囲の雑音を低減して籠もった音になるのを許容するか、周囲の雑音はそのままでクリアな音で聴くか…。この辺りは好みや使用環境によって選んでください。また、ANCをオンにするとバッテリー持ちは一気に悪くなり、その言葉の通り半減します。ANCオンにしてのバッテリー持ちは後述します。
○音質は結構良い
apt-x対応機種ではないのですが、音質はかなり良いです。この辺りは最新のセパレートタイプよりもまだまだアドバンテージがあると感じました。クリアな音で癖がなく気持ちよく聴けています。低音よりも高音が良く出ています。
受信感度は屋内で8~9m離れても音がブツブツ途切れることは全くありませんでした。日常の生活で問題になることはないでしょう。また、動画で口の動きと実際の声をチェックしましたが、ズレは一切ありませんでした。動画の視聴にも問題なく使用できます。
○バッテリー持ちはANCオフで8時間、ANCオンで4時間
実際にバッテリー持ちの実験をしてみました。
まずはANCオフの状態でのバッテリー持ちですが、7時間25分持ちました。
また、ANCをオンにしたところ、5時間34分持ちました。
ちなみに、イヤホンの充電時間は1時間42分でした。
充電中は赤色LEDが点灯し、充電が完了すると緑色LEDに色が変わりました。消灯することはありません。また、使用中はLEDランプが青色でゆるく点滅します。
○IPX5の防水性能
このイヤホンはIPX5の防水機能が備わっています。そこまで強固な防水性能ではありませんが、日常生活なら十分なレベルだと思います。具体的には画像を見てもらえればわかりますが、『あらゆる方向からの噴流水からの保護』となっています。その上の6には『強い』との修飾語が付いているので、普通の雨や水濡れなら問題ないことになります。水没には対応していません。
総評
全ての部分がオーソドックスなワイヤレスイヤホンで、教科書通りと言った感じ。特に際立った強みもないのですが、弱点もないので誰でも安心して使用できると思います。それでも敢えて特徴を挙げるとすると、強みはANCがあること。弱点は若干装着力が弱いことでしょうか。
ANCに興味がある方は、イヤホンタイプのイヤホンで安いのでアリかと思います。
こんな人にお勧め
- ANC(アクティブのイズキャンセリング)機能が欲しい人
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