今回プレイ日記は、この世の果てで恋を唄う少女YU-NOの第12日です。
それでは早速プレイ日記を書いていきたいと思います。
目次
プレイ日記
神帝は亜由美だった
前回、帝都に到着して洗脳された娘のユーノにあったところで終わりましたが、逃げる最中に見付けた拘束された龍造寺を発見。神帝との情報と引き換えに龍造寺を解放してやります。普段は警備がいる神帝ですが、唯一巫女のいる神殿に朝向かうときだけは1人だとか。ちなみに、このデラ=グラントの秘密もかなりわかりました。次元的にたくやがいた世界の隣にある別世界だとか。
まずは龍造寺の情報通り祭壇にいたユーノを救い出します。記憶も戻りました。1年で4歳成長素するので肉体的には16歳か17歳と言ったところでしょうか。
その後、神帝を待ち伏せして殺そうとするのですが…。現れた神帝は亜由美でした。
こんな風に現代編と繋がるとは思いませんでした。亜由美は現代編の各ルートの中でも、特に謎があったルートではありません。たくやにとっては義理の母であり、家族愛や淡い恋心を描いた話でしたからね。まさか異世界編でこんな再登場の仕方をするとは…。
絵理子先生とも再会して講義を受ける
その後、近衛兵に見つかり逃げ出すのですが、そこを救ってくれたので絵理子先生でした。これもビックリしました。現代編では謎があるものの風変わりな校医ってだけでしたからね。まかさ異世界編で再開し、色んなわからないことを解説してくれるキャラだったとは。
ここでオープニングでも出てきたブリンダーの木を使い、この世界観の講義が始まります。かなり難解ですが…。また、事象測定器を絵理子先生からもらいます。次元の方向性を指し示すコンパスとのこと。
また、絵理子先生は次元犯罪者を追う次元監査官だとのこと。そして追っている次元犯罪者は龍造寺でした。
デラ=グラントのシステムが解明される
神帝こと亜由美に翌日会い行くと、事細かにこれまでの経緯やデラ=グラントのことを教えてくれます。
- 400年に1回たくやがいた世界と次元的に衝突しそうになる
- 今回の衝突は回避不可能
- 最善でデラ=グラントが8千年前の地球に衝突する
- 衝突を回避するにはグランドマザー(次元転移を行った科学者)の意思を降ろす巫女が必要
- 次元転移を行った科学者は自分の意識を残しデラ=グラントのコンピューターを操作している
- グランドマザーを降ろした巫女は消滅するかどこかの次元に飛ばされる
- たくやの世界に飛ばされた巫女がたくやの母のケイティア(恵子)
- デラ=グラント人は過酷な環境に耐えるため幼年期が短くなるなどの改造された
- デラ=グラント人は改造されたため超稔石の力がないと生きられない
- デラ=グラント人は超稔石がないと生きられないのでケイティアは境町を離れらっれなかった
- デラ=グラントは数十万年前の地球に存在した超文明
- 隕石の落下により滅亡するとの予測から、また地球に住めるようになるまで大陸ごと次元を彷徨うことを選択した
- 長い年月で科学技術は失われ400年ごとの儀式など神格化されて今に至る
一気に色んな事が説明されました。できればこの辺り少しずつわかっていくと更に面白かったんですけどね。絵理子先生の下りからバーッと一気に説明されました。
龍造寺の正体目的
龍造寺…と言うか、龍造寺に乗り移っている思念体ですが、どこで生まれたのかわからないとか。しかし、目的は次元同士を衝突させて消滅させることで、これまで3つの次元を消滅させてきた次元犯罪者だそうです。シリアルキラーみたいなもんですかね。殺すことそれ自体快楽になり、目的云々ではなくもうやめられない…みたいな。今回はデラ=グラントとたくやのいた世界を衝突させて消滅させようとしているようです。
龍造寺はどうなるかというと、肉体は滅びても思念体として生き残るとか。数万年次元を漂って、そこを新たにできた事象が通り過ぎるのを待つのだそうです。しかし、絵理子先生の亡くなった恋人の意識がこのとき襲ってきたようで、そこで出た思念体を絵理子先生が特殊な銃で殺して終了。これでももう龍造寺は終わりだそうです。
しかし、再会したアマンダは龍造寺に巫女と勘違いされて次元の間に飛ばされてしまいます。その後詳しく説明されていませんでしたが、この容姿、たくやと関係を持ったこと、50年ほど前に飛ばされたのだろうと言う龍造寺。これを組み合わせて考えると…神奈の母親です。あの写真に写っていた神奈の母親はアマンダだったんです。現代編と繋がっていきますねえ。つまり、神奈はたくやの娘であり、神奈と関係を持ったたくやは…。
亜由美も救われなかった
龍造寺に人質に取られた亜由美は、龍造寺が持っていた短剣で刺され…死んでしまいます。ゲームの最初期でたくやが龍造寺に銃を向けられ、その場に亜由美もいましたが、その時の亜由美がこの世界に飛ばされたそうです。5年間ずっと頼れる人もなく、この世界や元いた世界を救おうと奮闘していたのですが…。
夫に死なれ、異世界に飛ばされ、たった1人で神帝にまでなって世界を救おうとした人の最後がこれとは…。
ユーノが巫女の役割を果たす
アマンダが次元の彼方へ飛ばされ、龍造寺が死に、亜由美も死に、そして絵理子先生も元いた次元へ戻り…最後に残ったのはたくやとユーノのみになってしまいます。グランドマザーを降ろすと、運が良くても次元の彼方へ飛ばされるのですが、このままでもどのみち皆死んでしまうので、結局ユーノは生け贄となることを選択。しかし、最後にリフレクターデバイスの宝玉をユーノに持たせます。
絵理子先生が帰る前に言っていましたが、これでもデラ=グラントが地球に落ちて消滅するのは決定事項のようです。これは以前に絵理子先生が言っていたように、延々繰り返すループ構造になっている模様。いつかこのループから抜け出せると良いな的なことを言っていました。
最初に戻る
タイムトラベルものによくあるパターンですが、衝突回避を行った衝撃でたくやは元の世界に飛ばされてしまいます。三角山の洞窟に閉じ込められているのですが、リフレクターデバイスをたくやは持っており、その宝玉が1つ抜けています。その宝玉は先ほどユーノに持たせた物なので…。
リフレクターデバイスを開くと、宝玉が1個ポツンと最初の時点にあり、『ユーノルート』と…。
そして、戻った時点は…最初にたくやが謎の少女と出会った三角山です。前回はユーノが消えてしまったのですが、今回はしっかりユーノを抱きしめ、一緒に次元の彼方へ…。
ユーノとたくやはどこに行ったのかと言うと、父親の有馬広大も、絵理子先生も見てみたいと言っていた事象の根源みたいです。エンディングではまた父親が夢の中へ出てきて色々と話していました。
そして最後は、ブリンダーの木らしきものが芽吹いて終了。事象の根源に到達したようです。その後たくやとユーノはどうなったんでしょうね。神になったのか、アダムとイブになったのか…。
最初は単なる高校生の学園物だったお話が、まさか異世界へと行き、果てはこんな宇宙の始まりか事象の始まりか…なんて壮大な話になるとは思いませんでした。初めてやったときの衝撃は忘れられません。
総評
結局クリアまでに12日掛かりました。しかし、私は何回もパソコン版をやったことがあるので、無駄な選択肢は選びませんでしたし、音声も喋り終わる前に次々スキップしたので、初めてやる方は間違いなくもっと時間が借ります。丁寧にやって2週間と言ったところでしょうか。アドベンチャーゲームでこのボリュームは中々ないと思います。
YU-NOのアニメが放送したので、それも見ているのですが、正直良作になる予感はあまりしないです。YU-NO魅力があまり伝わっていないので、興味があったり金銭的、時間的に余裕があるならゲームをやることをお勧めします。今回、PS4版のリメイクをプレイしましたが、キャラクターデザインは大幅に変わったものの、テキストはほぼ原作に忠実でした。
なんでもない普通の主人公の日常の話から、段々と非日常へと代わり、果ては異世界へ…そして宇宙や事象の根源の話へと言う壮大なスケール感。タイムトラベルもの最大の魅力であるパズルのピースが徐々に填まっていく感がたまりませんでした。やはりYU-NOは面白かったです。
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