今回プレイ日記は、この世の果てで恋を唄う少女YU-NOの第1日です。
このゲームは昔パソコン版をやったことがあり、物凄く面白くてはまった思い出があります。その後もたまにプレイしていたのですが、家庭用ゲーム機に移植されたサターン版はプレイしませんでした。
今回購入したYU-NOは、そのパソコン版、サターン版を経てリメイクされて発売されたゲームです。2019年にYU-NOがアニメ化され、その第1話を見たのですが、懐かしくてやりたくなってしまいました。
リメイク版では絵柄が大幅に変わりましたし、今では表現できないような際どい設定や描写もあるので、どう変更されているのか不安ですが果たして…。
それでは早速プレイ日記を書いていきたいと思います。
目次
プレイ日記
キャラデザインは大幅に変わる
やはり昔のオリジナルをやっている人間からすると、気になるのはキャラデザインの変更です。それぞれ今風にアレンジしているのですが、取り敢えず許容範囲かなと感じています。
パソコン版、サターン版は主人公の『有馬たくや』の顔はほぼ出ていなかった気がするのですが、今回は思い切り出ていました。この辺りは後のアニメ化を意識してのことでしょうか。見た目は別に問題ないのですが、声に違和感が…。高校生にしては低すぎるような気がします。
義理の母の『有馬亜由美』さんは結構変わりました。より幼くなった感じ。
ツンデレお嬢様の『島津澪』はオリジナルに結構近いです。女性キャラの中では澪が1番好きです。どうも私はお嬢様、ツンデレに弱いみたいです。
謎の転校生『波多乃神奈』。だいぶ今風の女の子になった感じ。個人的にはもっと影のある方が良かったのですが…。
子分的立ち位置の『結城正勝』。オリジナルもチャラい設定だったので、今風のチャラい男に変更。
校医の『武田絵理子』は顔がほぼ隠れてるので、オリジナルとほぼ変わらず。
龍造寺の秘書である『一条美月』。キツイ感じは少なく若くなりました。
女子アナの『朝倉香織』もオリジナルに近いですが、より若くて可愛くなった感じ。
父親の親友で学園の学長である『龍造寺幸三』。違和感なし。
亜由美の部下『豊富秀夫』。ちょっとシャープになった感じ。
キャラデザインで言えば、主人公の顔がガンガン出ること。亜由美が幼くなったこと。神奈がだいぶマイルドになったこと。結城がヘアバンドしてるチャラ男になっていること。違和感があったのはこれくらいです。あとは意外とオリジナルに寄っている印象を受けました。
不満があるとすれば、神奈はオリジナルの近寄りがたい威圧感あるキャラデザの方が良かったかな…くらいです。神奈は見た目普通になってしまいました。
オリジナルに結構忠実
意外とキャラデザはオリジナルに寄っていましたし、テキストもほぼオリジナル通りでした。21年ぶりのリメイクとはいえ、ターゲットの多数を占めるのは、オリジナルやサターン版をやった方達だと思うので、余りにも変えすぎると不評だとのことなのでしょう。ただ、今後は今だと倫理的にかなり際どい設定やシーンが出てくるので、そこがどう変わっているのか…。
エルフさんが倒産して所有していたゲームの権利のほとんどがDMMさんに譲渡される中、シュタインズゲートの原作者である志倉千代丸さんが影響を受けたのは間違いなく、このYU-NOの大ファンなので、関わっているMAGES.さんがこの権利は買い取ったそうです。なので、このような思い入れや経緯からも、原作の魅力をできるだけ損なわないよう配慮したのでしょう。
やはりシステムは古臭い
やはり今となってはシステムはどうしても古臭いです。当時のアドベンチャーゲームの主流だった『コマンド総当たり方式』です。あそこを見る、触る、調べる、話す。これらを全て総当たりで選択していくといずれ先に進めるとのもの。今の凝ったシステムに慣れていると、さすがに億劫さを感じてしまうので、新規ユーザーは結構くじけるかも…。
ただここも少し進化していて、それ以上その選択肢を選んでも変化がない場合、その選択肢は反転(色がグレーに変わる)します。もうそこは選んでも意味がないのに、また選んで時間を無駄にしてしまう…なんてことがなくなりました。これは画面を調べるシーンでも同じで、それ以上選んでも変化がない場合はこちらも反転します。
本編開始
今回はゲームを始め、リフレクターデバイスを受け取り、1回目の世界移動をし、プロローグが終わり、OPを見て少ししたところで終了しました。
コマンド総当たり方式なので意外に時間が掛かるんです。一応、飽きさせないような文章にはなっているのですが、今となっては古いシステムです。
総評
私はこのYU-NOが大好きで何回もやっており、この後面白くなるのがわかっているので続けられますが、このあたりの面倒で古いシステムは、新規の方にどう受け止められるのでしょうね。
セーブとロードをゲームのストーリーに組み込んだ、当時としてはとんでもなく斬新な発想も面白さの一因だったのですが、今はシュタゲやRe:ゼロで皆さんも馴染みがあります。多分、Re:ゼロもYU-NOの影響を受けている気がします。シュタゲは原作者の志倉千代丸さんが言及するほどなのでもろに影響を受けています。シュタゲやRe:ゼロが好きな方は是非。
と言うことで、YU-NOのプレイ日記は次回に続きます。
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