今回レビューするのは、Yamiphoさんの骨伝導ヘッドホン 『Yamipho』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【骨伝導技術搭載&快適な装着感】:骨伝導技術より、耳を開放させて音楽を聞くことはできるBluetooth ヘッドホンです。このブルートゥース ヘッドホンは耳の穴を塞がないため、音楽を聴きながら環境音(車の音や歩行者信号の音、救急車のサイレンの音など)を聞こえます。チタン合金素材と落下防止構造だから、ランニングやジムなどスポーツにおススメの耳への負担を最小限に減らす人体工学に基づいた理想的な僅か35gの超軽量のデザインです。メガネをかけても骨伝導ヘッドホンの装着に影響ない。
- 【最先端BLUETOOTH5.0搭載なBluetoothイヤホン】本Bluetoothイヤホンは、最先端Bluetooth5.0 EDRが搭載されたワイヤレスイヤホンで、接続性は良くて、「音飛び」や「音切れ」を大幅に改善することができます。そのため、クリアな高音と豊かな中低音域を再現でき、より臨場感を感じられるようになります。CVC8.0ノイズキャンセリング技術で、通話中の雑音や周囲のノイズを抑制し、相手の声も聞き取りやすく快適な通話を実現します。10m長めの伝送距離iosとandroidに対応可能。安定した通話とクリアな音楽をご提供いただけます。
- 【IPX5防水&記憶チタン合金】IPX5級防水防滴機能付きで、運動中の汗、雨の日に自転車を乗る時の防水、防汗性能を備えておりますが、大雨や水に浸かることは必ずお避けください。塵や埃などに対しても充分な保護性能を持っていて、イヤホンの中に入ってくる事もありません。また、繰り返し曲げれても変形無しなチタン合金を採用し、安定な三角設計で、耳にしっかりフィットする。ウォーキング、サイクリング、ジョギング、運転、登山、ランニング、等幅広いシーンで大活躍!
- 【操作簡単&多機能キーで操作簡単できるヘッドセット】多機能の操作は片手でも操作行います。通話と音楽の切り替えが容易で、運動中で耳元を押すだけでスムーズに曲操作や電話の応答/拒否が可能です、音楽中でも着信を見逃すことはありません。また最新のBluetooth 5.0バージョンを採用、互換性抜群、99%のBluetoothを搭載するデバイスに適用する。耳掛け式を採用、耳にしっかりフィットし、運動する時に落下防止を実現できます。耳の穴の近くにスピーカーがありクリアな音声も楽しめます。
- 【記憶チタン合金】:ヘッドバンド部分には、100,000回以上の耐久テストに合格した優れた柔軟性と、繰り返し使用できる耐久性を兼ね備えたチタン合金を採用、簡単に壊れない。
長所と短所
- ○耳が完全に開放されるので快適、安全
- ○操作性が良い
- △音漏れはある
- ○音楽再生で6時間バッテリーが持つ
- ○IPX5の防水性能
使用した感想
○耳が完全に開放されるので快適、安全
イヤホンやヘッドホンにはいくつか種類がありますが、こちらは骨伝導イヤホン、骨伝導ヘッドホンと言われるタイプの物です。また、骨伝導イヤホンでも特徴はまちまちです。その代表的な部分が、『イヤーパッドがどこに当たるか』です。そして、こちらは耳の数センチ前、つまりこめかみに当たります。こめかみにイヤーパッドが当たり、そこから骨を伝って内部に音が聞こえるとの物です。他には耳のうしろの硬い頭蓋骨部分にイヤーパッドを当てるタイプなどもあります。
参考までに、他の骨伝導イヤホンですが、このようにこめかみ部分にイヤーパッドが当たります。
1つ難点としては、ツルの太い眼鏡と干渉します。細いチタン製のツルなどでは問題がなかったのですが、プラスチック製の太い眼鏡は干渉しました。具体的にどうなるのかというと、先に眼鏡をし、そのあとにこの骨伝導イヤホンを装着すると、眼鏡のツル分イヤーパッドが浮きます。つまり、イヤーパッドがこめかみにきちんと当たってくれず隙間ができてしまうので、きちんと骨伝導してくれませんでした。対処法としては、先に骨伝導イヤホンをすること。そのあとに眼鏡をしましょう。そうすると問題なくイヤーパッドがこめかみに正しく当たってくれます。
首の後ろにネックバンド部分があるのですが、こちらは首に触れずに浮いた状態になります。ここは手で無理矢理負荷を掛けて折り曲げても柔軟性があり、グネグネと曲がります。ちょっとやそっとじゃ折れたり壊れることはありません。
ここも1つ注意点があります。骨伝導はほとんどがそうですが、このように『ネックバンドが首の後ろに浮いた状態』になります。そのため、ベッドに横になったり、椅子をリクライニングして頭を背もたれにくっつけて…なんて使い方は難しいです。枕や椅子の背もたれとの間に、この浮いたネックバンドがあるので当たってしまうんです。横になって使用したい場合、他のタイプの方が良いかもしれません。
骨伝導イヤホンのなにが1番良いかというと開放的な装着感です。イヤホンのように耳の穴を塞ぎません。異物も入りません。ヘッドホンのように耳を覆いません。耳たぶを圧迫しません。普段と全く同じ耳の状態で音楽を聴けるんです。
イヤホンの耳の穴に入る感じがイヤだ。ヘッドホンの耳たぶを圧迫する感じがイヤだ。そんな方でも、骨伝導イヤホンなら、耳に負担がゼロなので全く問題がありません。また、周囲の音が全部いつも通り聞こえてくるので安全です。歩いているときに後ろから迫ってくる車や自転車の音。自転車で使用しているときに、曲がり角の向こうから走ってくる子供の声。これらが全ていつも通り聞こえるので安全です。
外の音が完全に聞こえるのは安全なのですが、一方で遮音性はゼロなので、音楽に没入しづらいと感じる方もいるかもしれません。このあたりは好みや用途で選んでください。
○操作性が良い
操作性は簡単で便利でした。まず『マルチボタン』ですが、画像のように左イヤーパッド表面にあります。ボタンは押しボタン式。ここでは音楽の一時停止や再生。電話の受話や拒否の操作ができます。
右イヤーパッド下には、『電源ボタン/音量+ボタン』、『音量-ボタン』があります。電源ボタンと音量+が一緒になっているのは少し変わっています。
△音漏れはある
安価な骨伝導イヤホンなので音漏れはどうしてもあります。現状、高価な物でもわずかながらあります。まだ発展途上の技術であることは間違いありません。イヤーパッド部分から音が出るのですが、ここに小さなスピーカーがあるのとほぼ同じだからです。
音漏れといっても、シーンを注意すれば問題ありません。満員電車はさすがに厳しいですが、その他は音量に注意すれば大丈夫でしょう。例えば自転車やバイクでの移動、散歩やジョギングなんかは、その場にずっととどまるわけでもありませんし、すぐ側に人がいたり、密集するわけではないので問題なし。
○音楽再生で6時間バッテリーが持つ
バッテリー持ちは音楽再生で仕様の6時間以上持ちました。もう少し持てばなお良かったのですが、この安さなので十分でしょう。充電はUSB Micro Bで行います。充電端子はしっかりとしたゴムカバーで覆われており、後述しますが防水性能の堅牢さに寄与しています。
○IPX5の防水性能
前述しましたが、この骨伝導イヤホンは防水性能があります。IPX5なので、それほど強固なわけではありませんが、スポーツ時の汗や通常の雨程度からはしっかりと守ってくれるレベルです。下図によると、『あらゆる方向からの直接噴流水からの保護』となっています。
実際にスポーツジムで汗だくになりながら使用しました。この骨伝導イヤホンも汗で塗れました。それを週に3回ほど行ったのですが、全く動作に異常をきたしていません。防水性能は思った以上に良かったです。
総評
骨伝導イヤホンといえば、1年くらい前までは安い物でも軽く1万円を超えました。しかし、最近は一気に安くなってきているようで、5千円前後の物も多く見受けられるようになりました。こちらはその中でも更に安く、5千円を軽く切っています。
骨伝導イヤホンとはどんな物なのか興味がある方は手が出しやすいでしょう。リーズナブルでオーソドックスな骨伝導イヤホンなので、入門機に最適だと思います。
こんな人にお勧め
- オーソドックスな骨伝導イヤホンが欲しい人
- はじめて骨伝導イヤホンを購入する人
- 安い骨伝導イヤホンが欲しい人
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