バラエティ全話レビュー「第12回 アメリカ横断ウルトラクイズ 第5週」 5/5 (1)

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遂に最終週

8月14日に東京ドームで始まったアメリカ横断ウルトラクイズも遂に最終週です。

 

9月3日に東京ドームを通過した人を、成田空港に再集結させ、出国してから約3週間の長い旅路でした。

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第13チェックポイント「爆走ドラッグレースクイズ/ゲインズビル」

ここまでで残っているのは、20774人の参加者から絞りに絞られわずか6名のみ。

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フロリダのゲインズヒルで行われる、ドラッグカーレースを使ったクイズです。

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阿部さんは第8回にも参加していて、ベスト7まで残ったものの、インディアナポリスのレース場で落ちています。

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早押しクイズで正解したら、2台のドラッグカーレースで、どちらが勝つか予想して、予想した方が勝ったら勝ち抜けです。これも本当に運です。知力・体力・時の運の運をここに来て使ってきます。クイズだけじゃ本当に抜けられないんです。

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そして最終週の永井美奈子。ピチピチで可愛い。

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ここで脱落したのは柴田さんでした。

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罰ゲームはドラッグカーに乗ってその恐ろしさを体験するという物…なんですが、これは第12回で一番ぬるい罰ゲームかも。ただ楽しいだけの気がします。

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第14チェックポイント「大統領選挙クイズ/ワシントンD.C.」

遂に5名に絞られ、これに勝ち抜けすれば準決勝です。あと3回勝てば優勝です。

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この大統領選挙クイズも面白くて、クイズに正解したらパネルにあるアメリカの州を選んで、そこの代議員の人数がポイントになり、合計50ポイント取ったら勝ち抜けです。

 

ちなみにホワイトハウスの真ん前でクイズです。良いロケーションです。

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ここで脱落したのは酒井さんなのですが、酒井さんはアメリカの州が分からず、どこの人口が多いとかそういう情報以前に、アメリカの州の名前が分からず苦戦したそうです。

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ただアメリカ横断ウルトラクイズですからね。そういう意図がなかったにしても、結果的にアメリカの州がわからない人を落とすというのは、番組趣旨から言って理に叶っています。

 

罰ゲームは、アメリカの小学校に1日入学して、勉強をするというもの。苦手だった地理の授業を生徒に混じって受けていました。

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遂に粘りに粘った地上げ屋の命運もここまでとなりました。これで女性陣が全員脱落です。

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第15チェックポイント「激戦!!通せんぼクイズ/ゲティズバーグ」

南北戦争をモチーフにしたクイズです。

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このエキストラを雇うだけでも結構なお金掛かるでしょうに、それに加えて衣装に爆薬に…。本当にお金掛かってます。

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これもアメリカ横断ウルトラクイズで定番で、早押しで3ポイント取ったら、通過を掛けたクイズを通過席で、通過席の人対他の人で行い、そこで正解したら勝ち抜けです。

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他人を通過させたくなければ、通過席以外の人が回答して阻止するしかないんです。逆に言えば通過したければ、1対3や1対2で勝たなければなりません。いやあ熱くて面白い。

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ここで落ちたのは、阿部さんと飯田さんの2名。ここで一気に2名落ちて、決勝戦を戦う2名が決まりました。結局学生が2人残りました。

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罰ゲームは、南と北に逆向きに人三脚をして、じゃんけんで勝った方に10歩ずつ進んで帰るというもの。まあネタなのですが、イグアスの罰ゲームを知ると、これでも平気で1時間2時間放置してそう…。

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決勝戦「早押しクイズ/ニューヨーク」

遂に最終決戦ニューヨーク。なぜかクイズの都とニューヨークを言っていますが、それは気にしないでおきましょう。

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今は亡き貿易センタービル…。

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ちなみに瀬間さんは大学のクイズ研なのですが、大江さんは普通の大学生でクイズ研じゃないんですよね。クイズ研じゃない一般の大学生で、ここまで雑学を知っていると言うのは驚異的です。

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優勝したのは瀬間さん。圧勝でした。

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罰ゲームは決勝に限り無いのですが、優勝者が称えられるのを眼前にする、その後放置される。これこそが本当の意味での罰ゲームです。

 

今まで散々趣向を凝らしたゲームをやっていて、最後だけはガチの早押しクイズ。ここになんの趣向も捻りありません。でもそれでいいんです。これまでの面白いクイズとのギャップで、見ていて非常に燃えるんです。

 

優勝賞品は馬と水上スキーセット。

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はっきり言っていらないです。でもこれがアメリカ横断ウルトラクイズなんです。優勝賞品や優勝賞金は無いに等しいのですが、それでもこれだけの魅力があり、人が集まり、虜にされるんです。お金や物には代えがたい、とんでもない体験をさせてくれる、見せてくれるんです。

 

こんな人にお勧め

  • 最高のクイズバラエティを見たい人
  • テレビが一番面白かった時代の国民的番組を見たい人
  • バブリーな番組を見たい人

 

面白い物は面白い

やはり面白い物は時間がたっても面白いです。しかもこれは、面白いなんて言葉で表せる次元を超えています。

 

ノスタルジーと言われるかもしれませんが、今一体どれだけの番組がこれだけのわくわく感、もっと言えば夢のあるバラエティを作れるでしょうか。

 

バブル真っ盛りで制作費が潤沢にあったことや、海外旅行が夢で、それを実現させてくれるという状況もあったでしょう。それにしてもこれほどクオリティの高い番組は、古今東西なかなかないことだと思います。

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ファミ劇はブラジルW杯にちなんで、ブラジルを通過する第12回を選んだらしいのですが、これを機に他の回も是非放送して欲しい物です。

 

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