過去から人が時間を超えてくる「The 4400」レビュー

最近はまっている海外ドラマがこのThe 4400です。

 

WOWOWで放送している、と言うか、放送していたのですが、その時私は見ていませんでした。友人にこのThe 4400を録画している人がいて、先日このドラマを借りて見たので、最近はまってるわけです。今現在Season3を最後まで見ましたので、少しばかり中途半端ですが感想を書かせていただきます。

 

    ある日突然何者かに連れ去られ、ある日突然光る球体と共に返された4400人の失踪者。「4400」と呼ばれるようになった彼らは、不思議な能力を備えており、社会に何らかの影響(作中では波及効果と呼ばれている)を少なからず与えていく。事件の謎を「4400」の1人が身内であるトムと相棒のダイアナの2人の捜査官を中心に描く。「4400」のそれぞれは、この60年の間様々な時代から連れ去られていったが、彼らは当時の年齢から一切の年を重ねておらず、また失踪中の記憶も一切保持していない。

 

このドラマ、ストーリーを見ると壮大な謎があり、それに向かって突き進んでいくドラマに思えるでしょうが、Season1、Season2ではその傾向は弱く、突然連れ去られた人間が、数年から60年経って、その当時の姿のまま現代に現れる事による弊害を描いたヒューマンドラマの要素が強いです。

 

どういう事かと言うと、例えば50年前に連れ去られた人間が現代に突然現れたとしたら、多くの場合両親は亡くなり、知人は誰もいない世界に突然放り出されるわけです。その状況で起こる葛藤や差別、人間関係や仕事。このような困難の様子、克服していく様子、挫折する様子を描いています。

 

また、50年まではいかなくても、例えば10年の時間を飛んでしまった場合、弟は年上になり、同級生も年を取り、ある意味誰も知り合いがいない世界より辛い現実と対面しなければならないわけです。

 

Seaso2まではこのようなヒューマンドラマ主体で描かれていますが、Season3からはイザベルという人物を軸に、The 4400の設定にあるような、謎の確信に迫っていく話が主体となっていきます。どちらが好みかは分かれるところですが、180度方向転換したわけでは無いので、The 4400が面白いと思ったのなら、この後も十分楽しく見られると思います。

 

ヒューマンドラマは数多くありますが、このThe 4400は時間を超えて戻ってきた人間と言うことと、ストーリー紹介にも書いてありますが、特殊能力を持っていると言う二点が、ノーマルなヒューマンドラマとは大きく異なる点です。

 

時間を超えてしまった点は前述しましたので、この特殊能力について少し触れると、Season2中盤までは、この特殊能力がヒューマンドラマのオマケ的扱いでしたが、これ以降は特殊能力を軸に話が回っていきます。

 

この特殊能力は超能力のようなものですが、HEROESのような、空を飛んだり不死身だったり時間を操れたりという、そこまでとんでもないものではありません。ほとんどの場合、ほんの微力で癖のある特殊能力です。まあそうは言っても、主人公やその周りの何人かは強力な能力を持っていますけどね。

 

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ただHEROESのように、能力が凄すぎると本来のヒューマンドラマ部分が薄れて、単なる超能力ドラマになってしまうので、この辺はバランスを考えたんでしょうね。

 

ヒューマンドラマと超能力ドラマが上手くバランスが取れていて、非常に面白いドラマですので、今更ながらお勧めの海外ドラマです。

 

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