今回レビューするのは、SHARPさんのスマートフォン『AQUOS sense 3 (SH-M12)』です。
今回は全3回ほどレビューする2回目となります。2回目の今回は実際に1日ほど触ってみて感じたことをザッと見ていきたいと思います。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
- 1 動画
- 2 スペック(クリックで拡大)
- 3 ファーストインプレッション
- 3.1 最初に感じたことのまとめ
- 3.2 IGZO液晶が物凄く綺麗
- 3.3 バッテリーが物凄く持つ
- 3.4 一通り操作してもたつきは全くない
- 3.5 タッチ精度、感度問題なし
- 3.6 ホームボタンが小さいので指紋認証がややしづらい
- 3.7 顔認証の制度が抜群に良い
- 3.8 カメラが綺麗
- 3.9 超広角カメラが面白い
- 3.10 シャッターを押してから実際にシャッタを切るまで長いと2秒かかる場合がある
- 3.11 通知パネルにデータ通信アイコンがない
- 3.12 タスクキルは1番左までスクロールしないとできない
- 3.13 AQUOS便利機能が本当に便利
- 3.14 GPSが物凄く正確
- 3.15 Bluetooth機能に問題なし
- 3.16 FeliCa機能があるのでおサイフケータイやモバイルSuicaが使用できる
- 4 総評
- 5 第1回と第3回の記事
- 6 関連リンク
- 7 この記事と関係のある商品
- 8 この記事の商品
- 9 評価をお願いします
動画
スペック(クリックで拡大)
ファーストインプレッション
最初に感じたことのまとめ
- IGZO液晶が物凄く綺麗
- バッテリーが物凄く持つ
- 一通り操作してもたつきは全くない
- タッチ精度、感度問題なし
- ホームボタンが小さいので指紋認証がややしづらい
- 顔認証の制度が抜群に良い
- カメラが綺麗
- 超広角カメラが面白い
- シャッターを押してから実際にシャッタを切るまで長いと2秒かかる場合がある
- 通知パネルにデータ通信アイコンがない
- タスクキルは1番左までスクロールしないとできない
- AQUOS便利機能が本当に便利
- GPSが物凄く正確
- Bluetooth機能に問題なし
- FeliCa機能があるのでおサイフケータイやモバイルSuicaが使用できる
IGZO液晶が物凄く綺麗
テレビで人気があり定評のあるAQUOSですが、そのIGZO液晶がスマホにも使用されています。高精細で発色が良く綺麗な液晶と言うだけではなく、省電力性能やタッチパネルの感度も良い世界でも定評のある物です。
電子移動度の高さにより、IGZOを採用した液晶ディスプレイは、従来よりも薄膜トランジスタの超小型化と配線の超細線化に成功。1画素あたりの透過量を高めることができ、同じ透過率であれば約2倍の高精細化を実現しました。
IGZO最大の強みとなるのが、低消費電力化です。従来は静止画の場合でもデータを書き換えていましたが、IGZOでは電流がOFFの状態でも一定期間データの書き換えをせずに画像を保持できるため、ディスプレイ消費電力を5分の1から10分の1に減らすことに成功。液晶ディスプレイの長時間駆動に大きく貢献することができます。
実際に使用して見ると文字が全くにじんでおらず、WEBの閲覧や電子書籍が非常に読みやすいです。視野角も非常に広く、真横や真上などから見ても色が暗くなったりすることはほぼありません。画像はデジカメで撮影したものなのですが、全くにじみがないことがわかると思います。とにかく文字を読むのに強いです。
バッテリーが物凄く持つ
バッテリーはこのスマホの売りの1つで、7インチタブレット並みの4000mAh搭載です。実験結果は次回の記事に譲りますが。これまで使用したどのスマホよりもバッテリーが持ちました。
ASUSのバッテリーが売りになっているMAXシリーズより持ったのは驚きです。ただ、その分薄いスマホではありません。5.5インチに4000mAhのスマホを搭載させているので、厚みはやや感じます。
一通り操作してもたつきは全くない
WBの閲覧、メールやSNS、Googleマップ、その他一通り普段使用するアプリを使用しましたが、もたつきは全くありませんでした。スペック的には3Dゲームをやるのは厳しいと思いますが、ゲームをしないのであれば操作がもたついてストレスを感じることはないはず。
上下左右のスワイプを高速で行ってももたつきはありませんでしたし、フルハイビジョンの動画を観ても問題なし。シーク(早送りや巻き戻し)を行っても引っ掛かりはなくあっと言う間に目的のシーンにジャンプします。
タッチ精度、感度問題なし
タッチ感度や精度も全く問題ありませんでした。タッチしたところがきちんと反応しますし、タッチからワンテンポ遅れて反応することもなし。ただ、5.5インチの縦長スマホなので、ソフトウェアキーボード(QWERTY)だと男性で指が太い方の場合、隣のキーを押してしまうかもしれません。
ホームボタンが小さいので指紋認証がややしづらい
ホームボタンは細長くて小さいのですが、指紋認証パネルもここに割り当てられています。そのためボーッとしてスマホの下の方くらいの認識のまま指で触った場合、位置がずれてしまい認証ミスすることが希にありました。ホームボタンはもう少し大きくても良かったのでは…。または他のスマホでもあるように、指紋認証パネルは裏面に設置しても良かった気がします。
顔認証の制度が抜群に良い
顔認証は何故か私の場合、認識率が非常に低く、これまでの格安スマホでもほぼ諦めていた機能なのですが、このスマホの顔認証はバッチリです。ほぼ完璧に認証します。メガネあり無し、または違う眼鏡でも問題ありませんでした。画面を見つめたら1,2秒でロックが解除されます。
カメラが綺麗
カメラの画質はさすがに格安スマホの中では価格が高い方で、国内メーカーだけあって綺麗です。記念撮影にも十分堪えられる画質です。ただ、格安スマホではありがちなのですが、設定項目や選択できる解像度は少ないです。
超広角カメラが面白い
超広角カメラの機能があります。使い方は簡単で、カメラの画面になったらシャッターのボタンの上(横向きにした場合は左側)のアイコンをタッチし、風景アイコンに変更するだけです。
超広角カメラは広角カメラらしく、通常画角のカメラよりも上下左右が非常に広く撮影できる代わりに、魚眼レンズよろしく、ドアの覗き穴みたいな感じに上下左右が丸く歪みます。ドラレコやネットワークカメラなどであるあの手の写真になります。
シャッターを押してから実際にシャッタを切るまで長いと2秒かかる場合がある
カメラの画質も良いですし、超広角カメラも面白いのですが、シャッターボタンをタッチしてから、実際に撮影されるまで最大で2秒ほど時間が掛かる場合がありました。ピントを合わせている時間なのか…。
どうも最初にカメラを起動して撮影する1枚目はこの傾向が強いのか、連続で撮影すると比較的すぐにシャッターが押されるようになります。この辺の癖も気になるので、次回の記事では詳しく検証したいと思います。
通知パネルにデータ通信アイコンがない
通知パネル(上から下にスワイプすると出てくるwifiや機内モードなどのアイコンがあるところ)にモバイル通信のアイコンがありませんでした。モバイル通信を切りたい場合、機内モードのアイコンをタップして機内モードにしなければならないようです。機内モードの場合、Bluetoothもオフになってしまうので正直これは困った…。
タスクキルは1番左までスクロールしないとできない
最近の流行りなのか、タスクキルは下から上にスワイプして出し、タスク一覧を1番左まで全スクロールし切らないとできません。『全てクリアする』が1番左にしかないんです。以前のスマホでもこの挙動だったのですが面倒です。最初の画面に全てクリアする項目を出して欲しいです。
AQUOS便利機能が本当に便利
AQUOS独自の機能は便利な機能が色々ありました。独自のスクリーンショット撮影機能や、画面の自動点灯の設定、ロックの仕方は勿論、この項目で指紋認証などの登録や管理もできます。
GPSが物凄く正確
GPSは物凄く正確で、Googleマップでナビを利用していても正確に曲がる場所を教えてくれます。誤差は最大2mくらいでしょうか。他の格安スマホの場合、最大で3mくらいでした。向いている方向も正確です。
Bluetooth機能に問題なし
Bluetooth機能にも問題はありませんでした。ワイヤレスイヤホンやキーボードを接続しましたが、すぐにペアリングできましたし、音楽では遅延やぶつ切れもなし。キーボードを打っても遅延は感じませんでした。
FeliCa機能があるのでおサイフケータイやモバイルSuicaが使用できる
格安スマホでは非常に珍しく、おサイフケータイやモバイルSuicaが使用できるFeliCa機能があります。実際に楽天Edyを使用しましたが問題なく読み取ってくれました。
総評
ファーストインプレッションで良かったところは画面の綺麗さ、バッテリー持ちの良さ、GPSの正確さ、顔認証の正確さなどです。逆に気になったのは写真撮影でもたつくことがあること。
これらのことも含め、次回はもっと細かく検証した記事をアップします。
第1回と第3回の記事
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