今回レビューするのは、Sennicさんのワイヤレスイヤホン『WXEJ-01』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【両耳・片耳対応・フィット感抜群】全分離型Bluetoothイヤホンは人間工学設計で耳にやさしくフィットし、左右両耳に通用可能、毎回「L」と「R」を確認する必要がありません。また、片耳で僅か4.5gだけで、耳への負担を最小限し、長時間付けても重さを感じせず、移動中も落とす心配がなく使用可能、快適で安定した装着性を実現します。家族や友達と音楽・テレビ・DVD鑑賞を楽しめます。
- 【自動ペアリング・簡単操作】ワイヤレス イヤホンは複雑な操作が不要で、充電のケースから出し入れするだけで電源ON/OFFの切り替えと、端末とのペアリング設定モードが自動で起動します。2度目からは自動で機器に接続します。ワンボタン設計で片手でも操作可能です。L/R共に操作できる音楽再生/一時停止、「L」側は、電源のON/OFF、音楽再生/一時停止、電話受信/終了拒否/などの操作を全て実現可能です。簡単ペアリング、初めてBluetooth イヤホンご使用する方にも、とても便利で使いやすいです。
- 【HD ステレオサウンド・ノイズキャンセリング機能】目前最先端Bluetooth 4.2が搭載されて、10メートル以内(障害物なし)が伝送可能で、99.99%のBluetooth機種に対応します。適用性、安定性、機能性共にバージョンアップです!簡単・高速かつ途切れのないペアリング接続を体験できます。更に、ノイズキャンセリング機能と内蔵マイクを搭載、外からのノイズを削減し、相手とのクリアな通話できるし、ステレオ音楽に楽しめます。
- 【大容量バッテリー・IP68完全防水】600mAhのバッテリーケースを付属して、イヤホンに4回完全に充電できます。満電状態は12時間の連続使用が可能です。更に、ワイヤレス充電器で簡単にバッテリーケースを充電ができます。ほかのは、IP68完全防水なので、汗や水しぶき、雨などからイヤホンを守り、運動中でも快適に音楽を楽しめます。お風呂、水泳、釣り時に水が失われたり水に沈んだりする心配はありません。
- 【パッケージ内容・保証】1xワイヤレスイヤホン本体、1xUSBケーブル、6xイヤーピース(S/M/L)、1x充電収納ケース、1x日本語説明書
長所と短所
- ○セパレートタイプの完全コードレスイヤホン
- ○ケースにバッテリーが内蔵されている
- ◎ペアリングが簡単
- ◎ケースはQi充電に対応している
- ◎IP68の完璧な防塵、防水性能
- ◎両方とも片耳イヤホンとして使用できる
- ○小型軽量で耳が痛くならない
- △音楽再生で3時間のバッテリー持ち
- ×曲送りがイヤホンからできない
- ×ケースから取り出すと電源がオンになるはずがならない
外観
パッケージ外観
パッケージ内容
セット内容
- イヤホン(55mAh)
- バッテリー内蔵収納ケース(600mAh)
- USBケーブル
- イヤーチップ×3組(1組は装着済み)
- ストラップ
- 説明書(日本語あり)
動画
使用した感想
収納ケースはQi充電ができる
収納ケースはいたってシンプルなデザインです。何の模様も無いどころかメーカー名も刻印されていません、黒一色です。表面はマット処理が施されており、サラサラした手触り。指紋や皮脂がほぼ付かないので衛生的で、見た目が汚れず気持ちよく使えます。
蓋を開けるとイヤホンがしっかりマグネットで装着されています。マグネットなので、この状態で逆さにしても落ちませんし、セットするときに適当に近付けると勝手に吸着します。正しい位置に気を遣ってセットする必要はなく、よそ見をして適当に近付けるだけで良いので楽です。
側面にはストラップホールが付いています。あまりストラップホールが付いているケースは見ません。珍しいです。
ストラップも付属しているので、それを前述のストラップホールに取り付けると持ち運びが楽になります。
後述しますが、セパレートタイプのイヤホンは、バッテリー持ちが弱点で、3~4時間程度しか持ちません。、そのため、バッテリー内蔵のケースでそれを補います。そのため、ケースを持ち運ぶのは必須です。ケースが持ち運びしやすいのかは重要なポイントです。ストラップが使えるので、バッグにもパンツのベルト穴にも取り付けられます。
ケースの充電方法は1通りあります。1つは上の写真のように、裏面にあるカバーを開けてUSB充電する方法。一般的な方法ですね。ちなみに、USB端子はこちらも一般的なMicro Bです。スマホと同じです。
そして、もう1つの充電方法がユニークです。なんとQi充電ができてしまうんです。Qi充電とは、スマホなど一部にある無接点充電のことで、いちいちUSB端子を抜き差しせずとも、Qi充電器の上にポンと置くだけで充電できることです。
上記画像を見ていただければわかると思いますが、私がスマホで使用しているQi充電器の上に置いたところ、きちんと充電中を示す充電器の赤ランプがともり、ケースが充電中であることを示す青ランプもともりました。これは凄く便利です。
ちなみに、私が使用しているQi充電器は上記の物になります。これでこのイヤホンのケースをバッチリ充電できました。Qiには充電器とレシーバーの相性もあるので注意してください。
ケースにイヤホンをセットした状態での重さは77.9gと軽量です。これも持ち運びが楽な要因ですね。また、ストラップとして使用しても負担にならないのも頷けます。
両耳でも片耳でも使用できる
左右を示すLとRの印字が、ケースにもイヤホンにもわかりやすく大きくあります。セパレートタイプのイヤホンは左右対称なので、ともすると手に取ったイヤホンが右なのか左なのか分からなくなりがちです。小さい文字でも視認性が悪くマジマジ見ないとわかりません。しかし、このイヤホンはこれだけ大きく印字されているので、遠くからででも1発で分かります。
両耳イヤホンとして使用できるのは勿論ですが、片耳イヤホンとしても使用できます。さらに、左右どちらのイヤホンも片耳イヤホンとして使用できるんです。セパレートタイプのイヤホンの中には、どちらか片方しか片耳イヤホンとして使用できない物もあります。しかし、これは左右どちらでも任意に選んで片耳イヤホンとして使用できるので、工夫次第で色々な使い方ができます。
例えば、バッテリー持ちは約3時間なので、まずは右耳を片耳イヤホンとして3時間使用し、バッテリーがなくなったら左に変える。その間バッテリーがなくなった右はケースにしまうことになるので自動的に充電。そして、今度は左のバッテリーがなくなったら、充電が終わっている右に変える。これを繰り返していくと、擬似的に15時間以上持つイヤホンに変わります。両耳イヤホンで使用することに拘りさえしなければ、こんな便利な使い方もできるんです。
ペアリング方法が簡単
ペアリングは簡単です。ケースから取り出し、イヤホンのボタンを長押して電源をオン。そしてスマホ等の端末のBluetoothをオンにし、『MB2』をタップするだけです。しかし、ここで注意点が1つ。最初のペアリングは絶対に両耳イヤホンとして行ってください。片耳イヤホンとして最初にペアリングしてしまうと、その後両耳イヤホンとしては使用できても、片耳イヤホンとして使用できなくなります。少なくとも私はそうでした。片耳で使用しようとすると、「ピッピッピッ」と言うペアリングを促す警告音がいつまでも止まりませんでした。
両方のイヤホンを取り出し、左右両方の電源ボタンを長押しし、両耳としてペアリング状態になったとの音声アナウンスが流れるので、この状態になってから、スマホ等の端末で『MB2』を選択してペアリングしましょう。
もし最初に間違ってペアリングしてしまい前述のような状態になったら、一旦ペアリングを解除(削除)し、最初からやり直してください。これで私は両耳でも片耳でも問題なく使用できるようになりました。
小型軽量で耳の負担にならない
イヤホンの大きさは100円玉と比較するとよく分かります。100円玉よりも小さいくらいです。
重量は左右両方で9.8g。10gを切る軽さです。この小ささと軽さなので、耳の負担になることは全くと言って良いほどありませんでした。また、イヤーフックは必要なく、耳の穴にスポッと軽く填めるだけで、頭をいくら振っても取れないほどしっかりとした装着力が得られます。
IP68の完璧な防塵、防水性能
このイヤホンはIP68の防塵、防水性能に準拠しています。画像を見ても分かるとおり、充電端子はUSBポートがあるわけでもなく、金属が接触して充電されるタイプです。このタイプだと、内部に通す穴ができないので、防塵、防水性能が良くなるメリットがありますが、これを最大限に生かした構造ですね。
防塵と防水性能のレベルは上記画像を見ていただければわかりますが、どちらも最高レベルになっています。例を挙げると、どんな砂埃の舞う中使用してもOKですし、プールで泳ぎながら使用しても問題ないレベルです。
数多くイヤホンは使用してきましたが、防塵も防水も最高レベルと言うのはほとんど記憶にありません。非常に珍しいと思います。ジョギングやサイクリング、スポーツジムで使用する方にはうってつけです。また、台風の中使用しても問題ないので、プールで泳ぎながら使用する方意外でも、日常生活で使用して砂埃や水で壊れることがないので安心して使用できます。
一部機能に不満もある
Qi充電ができるユニークな機能が存外便利だったのですが、一部機能で不満もあります。
最近のセパレートタイプのイヤホンでは、ボタンのダブルクリックで曲送りができる機種が多いのですが、これはできませんでした。シングルクリックで一時停止/再生は同じなのですが、ダブルクリックだとダイヤルが呼び出されてしまいます。
私はランダムで大量の音楽を再生して、気分じゃない曲は次、次としていくタイプなので、曲送りがイヤホン本体からできないのは不便に感じました、ちなみに、当然ですが、音楽を再生しているスマホ等の端末を操作すれば曲送りでもなんでもできます。あくまで、イヤホン本体のボタンではできないと言うことです。
もう一つ不満点なのは、Amazonの説明にも、付属の説明書にも、『ケースから取り出すと自動的に電源オンになる』と書いてありましたが、私の場合はなりませんでした。これが私の場合だけの特殊な事情なのか、全てでそうなのかはわかりませんが…。なので、ケースから取り出すたびに、電源ボタンを長押しして電源を入れる羽目に…。
大した手間ではないので良いのですが、できればケースから取り出したら、説明通り自動的に電源オンになって欲しかったです。ちなみに、ケースにセットしたら、説明通り自動的に電源がオフになりました。
総評
ケースがQi充電できること。IPX68で防塵、防水ともに最高レベルであること。この2点が他のイヤホンとは明らかに違う部分であり、かなりのメリットになるイヤホンだと思います。この2点は他のイヤホンで見た記憶にありません。
こんな人にお勧め
- ケースをQi充電できるイヤホンが欲しい人
- IPX68の最強の防塵、防水性能のイヤホンが欲しい人
- 左右どちらも片耳イヤホンで使用できる物が欲しい人
関連リンク
この記事と関係のある商品