目次
特徴
- ①商品の特徴:高音質なBluetoothイヤホン、Bluetooth 4.1に加え、aptXに対応し、CVC 6.0ノイズキャンセリング機能搭載で、内蔵マイク搭載、ハンズフリー通話時も音楽を聴く時もクリアな音を楽しめます。
- ②おしゃれなスポーツカナル型で、イヤホンフック&チープサイズ豊富、耳に合わせやすい、ランニング中落ちにくい。イヤホンがスッポリと耳に収まって、耳だけ以外の音はかなり遮断できますので、音漏れも少ない。
- ③わずか12.7g 超軽量、装着感軽快、耳の負担にならないし、長時間付けても耳には痛くなりません。使用方法も簡単、一回ペアリングしていただければ、次回は自動的に接続されます。
- 連続再生時間約5時間、待機時間約180時間、バッテリー残量はIOSデバイスから表示されます。注意:再生可能時間は音量によって多少異なります。⑤パッケージ内容:QY19 Bluetooth イヤホン本体、イヤフック3種類(S / M / L )、密閉型イヤーチップ( M / L )、半開放型イヤーチップ (S / M / L)、MicroUSB充電ケーブル、日本語マニュアル、12ヶ月保証 カスタマーサポート付き。
長所と短所
- ○最新のBluetooth規格であるBluetooth4.1対応
- ○apt-xで高音質が保証されている
- ○計量で耳の負担にならない
- ○耳穴の溝に引っ掛けるイヤーフックはガッチリ填まる
- ×音楽再生5時間のバッテリーは心許ない
はじめに
今回レビューするのは、QCYさんのワイヤレスイヤホン『QY19』です。
この製品は商品の使用を見ても、非常に小型で軽量なイヤホンのようです。元々イヤホンはどれも小型軽量で、だからこそ耳に負担にならないガジェットなのですが、他と比べても一回りも二回りも小さいようです。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
外観チェック
化粧箱。
同梱品。イヤホン本体、イヤーピース、イヤーフック、USBケーブル、説明書。
豊富なイヤーチップとイヤーフック。
カナル型でイヤーフックは耳穴の溝に引っ掛けるタイプ。
コントロールパネルは一般的な配置。
説明書は完全日本語版で、全て日本語で事細かく書かれていました。
以上、外観チェックでした。
動画チェック
気になる点
まずは気になる点から書いていきたいと思います。
音楽再生5時間
やはりこここは気になってしまうのですが、音楽再生で5時間のバッテリー持ちはいささか心許ないかなと思います。
1日外に出て使用する分にはまず問題無いとは思いますが、『毎日使う物』と考えると、充電が無くなる度に充電しなければなりません。通勤・通学に毎日2時間使用するとすると、2日に1回の充電が必要となってしまうので、充電作業やバッテリーの残りを気にする充電管理が結構面倒だと感じてしまいます。
対策としては、モバイルバッテリーが昨今小型軽量化が著しいので、10000mAh程度の物を購入して持ち歩けば、外で充電が無くなりそうな場合や、毎日の充電管理もかなり楽になるかと思います。
Bluetooth4.1とapt-x対応
このイヤホンはBluetoothの最新規格Bluetooth4.1に対応しています。Bluetooth部4.1の主な特徴(改善点)は、低消費電力、低遅延です。また、高音質規格のapt-xにも対応しているので、ある程度のレベル以上の高音質は確実に約束されています。
apt-xはこれまで何度も書いてきましたが、イヤホンでは秘録採用されている標準的な高音質規格となっています。特に音楽に拘りのある方ではありませんし、細かく聞き分けられるような良い耳をしているわけでも無いのですが、それでもハッキリクリアな音に聞こえるのが分かるくらいの差があります。
前述した『クリアに聞こえる』との表現の通りで、その他の背後の雑音や、音楽にかすかに乗ってくるシャリシャリした音など、これら雑音が全て無くなった感じで、まさに謳い文句通りCD同等品質の音になるんです。例えるなら、カセットテープ(非apt-x)からCD(apt-x)になったったような感じ。今この表現伝わりませんかね…。あの「クリアになったなあ」感があるんです。
ちなみに、フォローするわけではありませんが、非apt-xも悪いわけでは無く、その規格の中で音質の向上が図られており、十分音楽鑑賞として満足できる音質の物が多いです。ただ、aptx規格に対応していると、CD同等品質は規格で保証されているので、音質が悪くて残念なんてことにはまずならない安心感がメリットの一つだと思います。apt-xに対応さえしていれば、聞いたことのないメーカー、聞いたことのないシリーズでも、音質は最低限CD同等品質なんです。この安心感は計り知れません。
超小型で計量
このイヤホンは見た目からも分かるように超小型超軽量です。他のイヤホンの場合、一般的には16g~18gと言ったところが妥当なので、グラム数で言えばたかだか3~5g軽くなっただけに見えるのですが、割合で見ると29~34%軽量化されているんです。
イヤホンのイヤホンの掛け心地は、このようなカナル型の場合、イヤーチップの形状、イヤーフックの形状、材質などに依るところが大きいのですが、重さも大事なってきます。重いと重力で下に引っ張られ、ポロポロ取れてしまう一因になりますからね。小型軽量で困ることは何もありません。
耳の溝に引っ掛けるイヤーフック
このイヤホンのイヤーフックはちょっと変わった形をしているのが一見して分かると思います。
一般的なイヤーフックは、耳の外郭に取り付けるのですが、このイヤホンは『耳穴の溝にゴムの爪で引っ掛ける』形となっています。このタイプを使用したことが無い人は、「こんな小さい爪を耳穴の溝に引っ掛けただけで、きちんろ落ちないようにマウントできるのか?」と思うでしょうね。実際私も使用してみるまではこの感想で半信半疑でした。ところが実際に使ってみると、これが気持ち良いくらい耳の溝に引っ掛かるんです。これがあるのと無いのでは、装着力がまるで違います。
ただ、一つ注意点としては、耳の形は千差万別です。柔道やレスリングををやっている方は、慢性的に床に耳をこすりつけてしうので、いわゆる『餃子耳』になっていおる場合も多いかと思います。このような耳の形が一般とは違って特殊になっている場合、このような形のイヤーフックは厳しいかも知れません。
密閉型と半開放型のイヤーチップ
同梱品として、S、M、Lのサイズ違いのイヤーチップが付属しているのはもはや当たり前ですが、このイヤホンの同梱品には、半密閉型のイヤーチップまで付属しています。
このようなカナル型のイヤホンの場合、音漏れがしないように、また外の雑音が入ってこないように、密閉型のイヤーチップを使用が標準となっていますが、この特殊な半密閉型を使用すると、音漏れの心配は若干出てしまう物の、外の雑音、言い換えれば自転車が近付いてくる音、車やバイクのエンジン音などの生活音もある程度入ってくるようになるので、街中で音楽に没入しすぎて事故に遭ってしまうとの危険性をかなり回避してくれると思います。
最近、自転車での両耳イヤホンが禁止になったように、あまりにも周りの音を遮断してしまうと、事故の危険性が増えるので、このような半密閉型のイヤーチップが選べるのは細かい気配りだと思います。
総評
音楽再生の5時間のバッテリー持ちはいささか不安ではありますが、それ以外に弱点は無いイヤホンかと思います。
超小型で軽量なイヤホン、耳が痛くならない耳穴の溝に引っ掛けるイヤーフック、半密閉型のイヤーチップ付属と、音楽を聴くこと以外の使い勝手にも気を遣われていると思います。また、音質に関しても、Bluetooth4.1とapt-xの最新規格の組み合わせで、遅延も音質も現時点では最もレベルの高い仕上がりとなっています。
こんな人にお勧め
- apt-x対応のイヤホンが欲しい人
- イヤホンのイヤーフックをすると耳の外郭が痛くなる人
- 超小型超軽量のイヤホンが欲しい人
関連リンク
この記事と関係のある商品