史上最高のB級映画「プテラノドン」レビュー

あらすじ

プテラノドン

現代に生存するはずのない翼手竜と人間たちの生き残りを賭けた戦いを描く恐竜パニック。古生物の化石が眠るティナラ山に向かったマイケル博士と学生たちは、突然翼手竜の大群に襲われる。人気ヒップホッパー・クーリオが特殊部隊大尉役を好演。

 

馬鹿映画大賞

もし馬鹿映画大賞なんて賞があれば、このプテラノドンは確実のにノミネートされます。少なくとも私がここ数年見た馬鹿映画の中ではぶっちぎりで優勝です。

 

特徴としては、B級映画の特徴であるチープなCG。そのチープなCGを恥ずかしげもなくどんどん出す。突っ込みどころ満載の主人公たち。これらは他のB級映画でもよくあるのですが、それが突き抜けていて、更にその頻度が異常に多いんです。

 

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謎の行動がいっぱい

とにかくこのプテラノドンは、主人公たちに謎行動が多いです。

 

平原をゆく

プテラノドンは当然上空から襲ってきます。それなのに、主人公一行の愉快な仲間たちは、自ら木が生い茂っていて、上空から攻撃出来ない安全な森を出て、だだっ広い平原を悠然と移動します。まだまだ森を移動出来そうなのにも関わらずです。そうなれば当然プテラノドンは、自由自在に人間を上空から襲ってくるわけで、次々と仲間たちが死んでいきます。

 

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しかもこれが1回や2回ではありません。何回平原で襲われても懲りずに森から平原に出るんです。なんなんでしょうか。

 

夜は睡眠

あるとき、仲間がプテラノドンに餌として巣に連れ去られてしまいます。救うために必死に戦う主人公一行。ここまでは良いのですが、プテラノドンは激しい攻防を続けているにも関わらず、日が暮れたら突然何事もなかったように眠ってしまいます。おねむだから仕方がないんでしょうか…。命懸けの戦いの真っ只中なのに、本当に突然スッと眠ってしまいます。

 

そして更に驚くべきことに、主人公たちも「プテラノドンが眠った!じゃあ俺たちも休める!」と、一緒になって休んでしまうんです。いやそこはプテラノドンが眠っているのだから、救い出すチャンスなのでは…。そして夜が明けると同時にプテラノドンは起き、主人公たちも起き、またプテラノドンと主人公たちの攻防が始まります。

 

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そしてやっとのことで仲間を救うことが出来るのですが、ロープを張り、味方が1人プテラノドンの巣側に行き、帰ろうぜって感じで、2人一緒にロープを伝わって帰ってきます。プテラノドンの巣で捕らわれていた仲間も、ロープが張られていることを認識しており、逃げ出すチャンスも分かっていたのに、何故か味方がプテラノドンの巣側に乗り込み一緒に脱出。救出が遅くなっただけでした。

 

そして案の定、救出に行った仲間はあえなくプテラノドンにやられてしまいました。馬鹿にも程があります。

 

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この他にも、数メートル先の小屋に逃げ込めば良い物を、いつまでたっても屋外の平原で銃を撃っていたり、数メートル先に森があるのに、わざわざ遠い方の森に数十メートル走って逃げたり、突っ込み所を書いていたらキリがない程です。

 

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続編フラグ

最後は教授と女性1人だけが助かりましたが、何十人も死亡し、教授の生徒もほぼ全滅なのにも関わらず、その教授と生き残った女性がキスしてハッピーエンド風。どう考えても教授は責任追及されてとんでもないことになるはずなのに…。

 

そしてこの手のB級映画ではお約束ですが、これだけの馬鹿映画を作っておいて、続編フラグを立てて終了。懲りませんね…。

 

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馬鹿映画を観ると幸せ

数多くの馬鹿なB級映画を観てきましたが、ここまで突っ込みどころ満載の馬鹿映画は、ここ数年記憶にありません。馬鹿なB級映画は、割り切って観ると凄く面白く、また幸せな気持ちになれるんです。

 

面白さを本気で期待して観てこれだとガッカリしますが、最初からB級映画なんだ、馬鹿映画なんだと知ってから割り切って観ると、結構楽しめる物なんです。「こんなの真面目に作ってる馬鹿いるよ~腹いて~」って感じでしょうか。これはこれで需要があるんじゃないかなと思っています。

 

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こんな人にお勧め

  • B級映画が好きな人
  • お馬鹿な映画が好きな人
  • 突っ込みどころ満載の映画が好きな人
  • 恐竜が好きな人

 

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