今回レビューするのは、Mpowさんのワイヤレスイヤホン『T3』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- ●【Bluetooth5.0& Hifiサウンド】Mpow Bluetooth イヤホンは国際最先端Bluetooth 5.0が搭載されて、まさに高速・安定かつ途切れのない接続体験が実感できます。室内でも室外でも、信号が強く、高速かつ途切れのないペアリング接続で、安定性が抜群で、転送速度が従来の2倍になり、ブロードキャスト通信容量が8倍に増大になります。音質の圧縮と復元がなし、音声データをそのままワイヤレス伝送する、音質を損なわずにクリア、繊細な音声をそのまま再生します。★技適認証済★電波法を無視した違法な商品の流通が多数見受けられますが、本商品は技適マークを取得し、安心・安全に利用できます。技適認証番号:★211-180910&211-180911★ .
- ●【人間工学設計&片耳/両耳対応】Mpow bluetoothイヤホンは人間工学に基いたデザインを採用して、耳にしっかりと固定できます。イヤホン本体は小型・軽量で落ちにくく装着感に優れています、音もよりクリアになります。スポーツ、運動、通勤、家事、運転、仕事、ランニングしジムなどに最適です。イヤホン本体はわずか6グラムなので、着けていることを忘れる最高な装着感を楽しめます。MpowT3イヤホンは★片耳モード&両耳モードに対応★し、片耳イヤホンとして使用している時は運転・作業などに最適、両耳イヤホンとして使用している時は恋人、友達と一緒に音楽・テレビ・映画を楽しめます .
- ●【収納&充電ケース一体型】充電機能付きの収納ケースを付属し、イヤホンを紛失防止だけでなく、同時に繰り返し充電もできます。尚且つ、充電ケースはストラップホールがあり、持ち運んで出張、旅行、出かけに最適です。1回の充電で4時間聴き続けることができます。充電ケースに大容量500mAhのバッテリーが搭載されており、片耳のイヤホンを約4回(左右イヤホンは共8回)充電できて、★24時間ぐらい使用できます★!外出や出張する時でもバッテリーがなくなった心配は全然ありません! .
- ●【自動ペアリング&簡単操作】充電のケースから出し入れするだけで電源ON/OFFの切り替えと、端末とのペアリング設定モードが自動で起動します。接続記憶機能も搭載されて、次回のペアリングは自動的に認識できますので、手動にペアリング必要はありません。ワンボタン設計なので、片手で音楽再生/一時停止、通話開始/終了/拒否などの操作をすべて実現します。(ご注意:片耳イヤホンとして使用している時は、ボリューム+/ボリュームー/音楽再生/一時停止などはできません) .
- ●【18ヶ月間保証&45日間返品】MpowT3イヤホンはIPX5防水性能付き、汗や水しぶき、雨などからイヤホンを守り、運動中でも心配なし快適にリスニングできます。まだMpow社の製品は★18ケ月間国内メーカー保証★が付き(※注文番号が保証書の代わりとなります)、無償交換または返金などの対応を致しますので、もし商品に不備等があったら、または製品の使用について何か不明なところが御座いましたら、ご心配なさらないで弊社にご連絡ください。必ず最善を尽くし、保証サービスにご対応いたします。
長所と短所
- ○セパレートタイプなので体になにも触れない
- ◎両耳としても片耳としても使用できる
- ◎音量と曲の変更がイヤホンのボタンでできる
- ○音質はそこそこ良い
- △動画の再生ではわずかに音ズレがある
- ○バッテリー持ちは約4時間
- ○充電の手間が掛からない
- △バッテリー残量表示が分かりづらい
- ○IPX5の防水性能
- ×説明書に日本語がない
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
イヤホン。
収納ケース。
USBケーブル。
サイズ違いのイヤーピース×3組。(Mは装着済み)
説明書。日本語はなし。
スペック
Bluetoothバージョン:V5.0+EDR
動作範囲:見通し 約10m
防水レベル:IPX5
プロトコル:HSP、HFP、A2DPおよびAVRCP
イヤホンのバッテリ容量:60mAh
充電ケースのバッテリ容量:500mAh
音楽再生時間:4時間まで
通話時間:4時間まで
ケース使用時間:20時間
イヤホンの充電時間:約1.5時間
充電ケースの充電時間:約2.5時間
イヤホンの重さ:片耳5g
使用した感想
○セパレートタイプなので体になにも触れない
左右両方が独立していてコードが一切ない完全コードレスです。いわゆるセパレートタイプのイヤホンのため、体に触れる物は一切ありません。
通常のイヤホンの場合、左右を繋ぐコードがあるので、これが体に触れ、首の後ろがサワサワしてこそばゆかったりするのですが、それが一切ない構造です。また、体にコードが接触すると、ゾリゾリという『タッチノイズ』が発生し、それが耳元まで届いて聞こえるので結構気になるのですがそれもなし。
体に触れる物が一切ないので、運動時に動きやすくて邪魔になりませんし、音楽を聞くにもタッチノイズが発生しないので快適です。ちなみに、イヤホンは極小で、耳にスポッと軽く填めるだけですい。形状も流線型で耳当たりが優しいので耳が痛くなることはありませんでした。装着感は非常に良いです。
100円玉と比較すると大きさはこんな感じです。非常に小さいです。
◎両耳としても片耳としても使用できる
このイヤホンは両耳としても片耳としてもどちらでも使用できます。しかも片耳の場合、左右どちらも単独のイヤホンとして使用できます。ずっと片側だけに装着していると耳が疲れたりするので、そのような時には左右を気分で変えることも可能。個人的にはその時の耳のコンディションや状況で左右好きな方を付けたいので、どちらも片耳イヤホンとして使用できるのはありがたいです。
ペアリング方法は簡単で、両耳として使用する場合も、片耳として使用する場合も、ケースからイヤホンを取り出し、マルチファンクションボタンを5秒ほど長押ししてペアリング状態として、スマホやPCでBluetooth機器を検索し、このイヤホンを選択するだけです。また、イヤホンをケースにしまうと自動的に電源がオフになり充電が開始されます。
ケースから取り出すと自動的に電源が入りペアリング状態になる物もあるのですが、これは自分で電源ボタンを押さないと電源が入りませんしペアリング状態にもならないので注意が必要です。
◎音量と曲の変更がイヤホンのボタンでできる
セパレートタイプのイヤホンだと、音量や曲の変更はイヤホンからできないことが多いのですが、このイヤホンはその両方ができます。操作方法は少し変わっているので下記にまとめておきます。
- 5秒長押し(左右):電源のオン、オフ
- 3秒長押し(右):音量+
- 3秒長押し(左):音量-
- 1秒長押し(右):曲送り
- 1秒長押し(左):曲戻し
注意点としては、全て長押しの操作なので、長押ししすぎると意図したそうさにならないこと。1秒長押しで曲の変更を行うのですが、長く惜しすぎると音量が変更されてしまいますし、音量の変更をしようとして長く惜しすぎてしまうと電源が切れてしまいます。この辺りは慣れが必要ですが、慣れれば誤動作はほぼなくなります。できればどちらかの操作はダブルクリックに割り当てられていた方が良かったです。
操作体系には若干の慣れが必要ですが、前述したようにセパレートタイプで曲や音量の変更をイヤホンのボタンからできるタイプは少なく、さらにそのどちらもできる物はかなりレアです。セパレートタイプでこれらの操作をするにはスマホを直接操作しなければならない場合が多いので面倒なのですが、このようにイヤホンのボタンで音楽再生の操作を全て完結させたい方には向いていると思います。
ちなみに、ボタンは凹凸のあるハードウェアボタンで、クリック感がしっかりとあるタイプです。押すのにそこまでの力は必要ないので、耳に装着していてもグイグイ耳を押し込むような感覚にはなりません。
○音質はそこそこ良い
音質は個人的には全く問題なし。背後に出るサーッというホワイトノイズも気になりませんし、両耳だときちんとステレオで聞こえます。外でスマホから音楽を聴く用途では全く不満はありません。
勿論、apt-xに音質では敵いませんが、外で手軽に音楽を聞きたいんだという目的の場合、十分な音質だと思います。ちなみに、私は底まで音質に拘りがないので、室内で音楽やラジオを聞いても不満はないです。
△動画の再生ではわずかに音ズレがある
セパレートタイプの課題である音ズレですが、動画の再生で口の動きと声を見てみると…ほんのわずかにズレがありました。0.1~0.2秒なので、気にならない方には気にならないかもしれませんが、集中して動画を見るとわかる程度にはあります。
ちなみに、この音ズレ具合は両耳イヤホンとして使用した場合のみです。片耳イヤホンとして使用すると音ズレは全くありませんでした。厳密に数値的に言うと無線のイヤホンはどうしても音ズレがあるようなのですが、人間が知覚できるレベルではないです。なので、片耳イヤホンとしては音ズレなしと表現しました。
○バッテリー持ちは約4時間
バッテリー持ちは仕様表通り約4時間でした。バッテリー持ちは音質、音量、気温に左右されるので参考値ですが、3月にごく普通の音量、192kbpsの音楽を聞き続け、4時間ギリギリ持ちました。
○充電の手間が掛からない
充電の手那覇極力少ないようなシステムになっています。付属の収納ケースには500mAhのバッテリーが内蔵されており、ここにイヤホンを使用後しまうことで自動的に充電がされます。そして次回使用するときには満充電になっているとのシステムです。
勿論、このケース自体を充電しなければなりませんが、イヤホン両方を4回ほど充電できるので、通常の使い方をしていれば、ケースの充電は週に1回くらいで十分です。私の場合、ケースはケーブルで繋ぎっぱなしにしており、帰宅したらそこにイヤホンをしまうようにしています。これだと一切ケーブルの抜き差しをする充電作業をすることはないので非常に楽ができています。
ケースのセットする部分はマグネットになっており、イヤホンを近付けると自動で吸着してカチッと収まって充電が開始されるのも楽です。厳密に凝視して充電端子を合わせて…ということは必要ありません。適当にイヤホンをケースに近付けると勝手に引っ張ってくれて正しい位置にセットされます。
△バッテリー残量表示が分かりづらい
ケースのバッテリー残量表示は少し分かりづらいです。ケースには3つのLEDライトがあるのですが、ここの光り方で残量が分かります。また、充電中にイヤホンは一切光りません。
バッテリー残量表示は下記説明書通りになります。
【ケースを開閉したとき&イヤホンをセットしたときの表示形態】
-
- 点滅1個目:0~10%
- 点灯1個目:10~30%
- 点灯2個目:30~70%
- 点灯3個目:70~100%
【USBケーブルで充電中の表示形態】
- 点滅1個目:0~30%
- 点滅2個目:30~70%
- 点滅3個目:70~100%
- 点灯3個目:100%
○IPX5の防水性能
このイヤホンはIPX5の防水性能があります。普通の勢いの雨や汗なら全く問題なく防いでくれますし、生活に使用したければ水布巾で拭くことも可能。IPX5対応なので日常生活で気を遣わないで良いのは楽です。
×説明書に日本語がない
説明書に日本語表記は一切ありませんでした。図解入りで分かりやすいですし、簡単な英語なので全て分かりますけどね。
総評
イヤホン本体のボタンで音量と曲の変更ができるユニークなイヤホンです。これができないイヤホンは意外と多いので、スマホを取り出していちいち操作するのが面倒な方には向いていると思います。
こんな人にお勧め
- イヤホンのボタンで曲と音量の変更をしたい人
- 左右どちらも単独の片耳イヤホンとして使用したい人
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