今回レビューするのは、monikoさんのワイヤレスイヤホン『moniko-x6』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【Bluetooth 4.2技術・綺麗なHiFi高音質】最新のBluetooth 4.2と同じ Hi-Fiオーディオ用プロファイルの最新バージョンA2DP を採用し、途切り、音が飛ぶ、音声遅延などの心配を要らなく、10メートル以内(障害物なし)が高速伝送可能です。また、CSR8635チップセット&CVC 6.0ノイズキャンセリング技術を搭載し、クリアな音楽と通話を体験可能です。音漏れ防止に優れているので電車やエレベーターなど公共の場所で使用しても音漏れを心配する必要はありません。
- 【圧倒的な稼働時間・簡単ボタン操作】改良型リチウムポリマー電池を内蔵したこのイヤホンは1回僅か2時間の充電で8時間以上の連続使用できます。待機時には圧倒的な低電力で、200時間の待機状態を実現します。またイヤホンのバッテリーの残量はデバイスに表示します。片手で押すだけで、音量の調節、音楽の再生/停止/曲送り/曲戻し、通話の応答/終了/拒否などは簡単に操作できます。
- 【密閉型&運動向けのネックレス型設計】人間工学よりネックバンド設計、柔らかなシリコンゴムを使用して軽くて快適に装着できます。耳にぴったりとカナル型で、フィット感がよくランニングなど激しい運動をしても外れないです。マグネット内蔵し、イヤホンを使わない時、縺れるのを防ぎます。人間工学に基づいていたスポーツイヤホン。散歩 、キャンプ、お釣り、ジョギング、旅行、ウォーキング、ハイキングなどのアウトドアスポーツに最適するワイヤレスイヤホンです。
- 【IPX5防水防塵・電量残量表示】精密な防水構造により、優れた防水・防汗性能を備えております。スポーツ時の汗やお風呂の湿気、急な小雨などからイヤホンやリモコン部分をしっかり保護してくれます。(注意::水に浸さないで下さい)。接点充電なので、充電口に水が入り込む心配がなく、より安心して充電できます。
長所と短所
- ◎耳に異物を入れないので装着感が良い
- △装着力はやや不安定
- ○薄型のネックバンドでケーブルの煩わしさが少ない
- ○音質、受信感度、音ズレ問題なし
- ×音楽再生でバッテリー持ちが4時間
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
イヤホン。
USBケーブル。
説明書。説明書は日本語単独の物です。
使用した感想
◎耳に異物を入れないので装着感が良い
このイヤホンのイヤホン部分の形状はユニークです。カナル型と言う、耳の穴に突起物のイヤーピースを入れるのではなく、耳の穴の浅いところに引っ掛けるタイプです。一応、形状としてはカナル型の対になる耳掛け型です。ただ、耳たぶに引っ掛けるイヤーフックはありません。
耳の穴に異物が入らないので耳は全く痛くなりません。イヤホン部分が非常に小さいので、中にグイッと押し込んでも問題なく、長時間の連続使用に向いています。
イヤホンの重さは21.3g。イヤホンとしては重めですが、その理由は首の後ろにネックバンドがあるからです。ただ、ネックバンドは首の後ろに『置く』感じになるので、重さのほとんどは実際耳に感じることはありません。
重さのほとんどが首の後ろのネックバンドに掛かり、耳に装着したイヤホンには掛からず、引っ張られる感じが全くしないことも装着感の良さの一因になっています。また、このおかげでイヤホンが引っ張られない=外れづらいということにも繋がっています。
ちなみに、このイヤホンから音が出るスピーカー部分は片方で2カ所あります。このイヤホンの形状だと、耳の大きさや形によっては、軽くそのまま引っ掛けるだけで良い場合もあれば、ある程度奧に押し込まなければならない場合もあります。すると、イヤホンの向きが多少人によって変わるので、音が出る部分が1カ所だと籠もった音になってしまうことも。しかし、このイヤホンには画像のように音が出る部分が2つあるので、好みで耳の穴にどう入れても問題なく音が届きます。
△装着力はやや不安定
耳の穴に入れるイヤーピースもなく、耳たぶに引っ掛けるイヤーフックも無い構造なので、装着力はやや不安定です。激しく頭を振ると録れてしまいます。ウォーキングやサイクリング程度なら大丈夫ですが、激しいジョギングなどは厳しいかもしれません。ただ、この辺りも考えられていて、ネックバンドにほとんどの重さが掛かり、首の後ろに置くスタイルのなるので、耳に入れたイヤホンがコードで引っ張られることはほとんどありません。
左右のイヤホンには裏側にLRの左右を示す刻印が大きくハッキリとあるので、装着する際に判別しやすいです。
○薄型のネックバンドでケーブルの煩わしさが少ない
前述しましたが、このイヤホンは首の後ろにプラスチックの板状のネックバンドがあります。コードが首の後ろには一切ありません。コードが首の後ろに擦れると発生するタッチノイズもありません。また、首筋や衣服に引っ掛かることもないので、イヤホンが引っ張られることもなし。かと言ってネックバンド部分は分厚くも重くもありません。薄くて軽く、サラサラした表面なので首の後ろに不快感はありません。
ちなみに、コードがあるのは装着すると鎖骨の辺りから耳の辺りまでに延びている部分のみです。これ以外はネックバンドで覆われています。煩わしいケーブルは最低限となっています。
右の鎖骨辺りに来る部分にはリモコンがあります。ボタンはオーソドックスな+、-、マルチボタンの3つ。
操作方法は極めてオーソドックスです。
- マルチボタン短押し:再生/一時停止
- マルチボタン長押し:電源オン/オフ
- +短押し:ボリュームアップ
- -短押し:ボリュームダウン
- +長押し:曲送り
- -長押し:曲戻し
USB充電端子はスマホなどでオーソドックスなMicro Bです。前述したリモコン下にあり、カバーを外すと出てきます。このカバーは開けやすいように指で摘まむ突起があります。
ちなみに、ペアリング方法は実にオーソドックスです。リモコンのマルチボタンを長押しすると「パワーオン」とのアナウンスが流れるので、さらにそこで指を離さずに長押しを続けると「ペアリング」とアナウンスされます。この状態になったらスマホなどの端末のBluetooth機能をオンにして検索すると、『X6』が出てくるので選択。2回目以降はペアリング状態まで長押しせず、パーワーオンのアナウンスが流れたところで指を離すと操作をしなくても接続されます。
○音質、受信感度、音ズレ問題なし
さすがに左右を繋ぐコードのあるオーソドックスなタイプだけあり、音質も受信感度も問題なし。音ズレもありませんでした。
音質は高音に強いようで癖のないフラットな感じ。贅沢を言えばapt-xに対応して欲しかったですが、それでもスマホと接続して音楽を聞いて不満は感じません。
受信感度も8~9m屋内壁ありの状況で離れて、音がブツブツ途切れることはなかったので十分だと思います。
動画の口と声を確認しましたが音ズレも一切なし。動画視聴でも安心して使用できます。
×音楽再生でバッテリー持ちが4時間
音楽再生でどれくらい持つのか実際に実験してみました。結果、音楽再生でのバッテリーは3時間53分持ちました。公称値では8時間とされていましたが、それよりも大幅に短い約4時間でバッテリーが切れてしまいました。これは残念です。
このタイプのイヤホンとしてはバッテリー持ちが非常に悪いです。もしかしたら個体差の可能性も捨てきれませんが、何回も試したので、少なくとも私に届いたこのイヤホンでは、このバッテリー持ちで間違いありません。
ちなみに、充電では空から満充電までに1時間49分掛かりました。
充電中はリモコン部分の赤色LEDが点灯し、完了すると青色に変わります。充電が終了してもLEDは消灯しません。
総評
オーソドックスな左右を繋ぐコードありのイヤホンで、首に当たる部分はネックバンドになっているタイプです。ネックバンドとは言っても、薄くて軽いので違和感や重さは全く感じません。イヤホンの形状が耳の穴に異物を入れるカナル型ではなく、耳の穴の浅いところに引っ掛ける耳掛け型なので、装着感が非常に良いです。カナル型のイヤホンなどをすると耳が痛くなるなど苦手な型は、このような耳掛型を使用すると問題は解決するかもしれません。
こんな人にお勧め
- カナル型で耳が痛くなる人、装着感が苦手な人
- 音楽再生でバッテリーが8時間持つイヤホンが良い人
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