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駄目な方のB級映画「マンモス」レビュー

あらすじ

マンモス

4万年の眠りから目覚めたマンモスが現代に甦るモンスターパニック。ルイジアナ州ブラックウォーターのある暑い夏の日の午後。炎と轟音と共に落下した隕石が自然史博物館に展示されていたマンモスに激突。その衝撃から凶暴なマンモスが目覚めてしまう。

 

B級映画にも色々

B級映画にも色々あります。

 

真面目にB映画を撮って、結果面白くなった映画。これは例えばターミネーターなどです。ターミネーターは元々低予算のB級映画だったのは有名な話で、結果的に面白くて全世界で大ヒットし、後のシリーズに繋がりました。

 

 

もう一つは、真面目にB級映画を撮って、結果ふざけてるのか?と笑える物になった映画や、B級の特色を色濃く出して笑える物を狙った映画。これは例えばプテラノドンパニック・ワールドです。

 

 

もう一つは、真面目に撮っているのか、B級の特色を出そうとしているのかわからない中途半端な映画。これが一番B級映画を観ていると困るタイプで、面白くもなく、突っ込みの笑いもなく、ただ単純につまらないと言う、ある意味本来のB級映画と言えるのかも知れませんが、ここではB級映画好きとして、「駄目なB級映画」と言わせてもらいます。そしてこのマンモスは、残念ながら駄目な方のB級映画に分類されると思います。

 

B級映画好きだからと言って、全部のB級映画が好きとか、受け入れられるわけじゃないんです。

 

マンモスはどこへ

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話としては、博物館に展示されたマンモスが、隕石がもたらした何かによって目覚めてしまい、何故か精気を吸い取る能力を身につけ、外に脱走して暴れるとの物です。ここまでで突っ込みどころ満載なので、良い方のB級映画だと思ったのですが、拍子抜けするほどマンモスが出てきません。

 

こういった低予算のB級映画は、CGに掛けるお金がないので、巨大生物や怪物が絵として出て来ないのは、B級映画あるあるなので良いんです。しかし、この映画マンモスの話そのものがどこかへ放り投げられ、20分ほどマンモスの話は一切無く、親子の揉め事の話をやっているなんて事が普通にありました。

 

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精気を吸い取る四万年前のマンモスが、街中へ出て脱走しているというのに、親は免許がどうだとか、娘はパーティに行ってとか、マンモスの話を一切しないコメディパートが延々と続きます。また、そのノリも独特で、コミカルな音楽を使ったホームコメディ仕立てになっていてもうなにがなにやら…。この全編に散りばめられるコメディのノリが寒いんです。監督の「どうよ?このセンス面白いだろ?」感がヒシヒシ伝わってくるんです。

 

サラ・コナークロニクル

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この映画には、ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズの女ターミネーター役の女優、サマー・グローが出ていました。この映画公開の二年後にターミネーター:サラ・コナー クロニクルズなので、抜擢されたんですね。

 

 

続編を作る気だったのか

こんなB級映画を作っておきながら、エンディングでは続編フラグをバッチリ立てて、続編作る気満々でした。

 

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何故駄目な方のB映画になるかと言えば、監督が自分の作っている映画を客観視出来ていない、冷静に判断出来ていないからなんですよね。だからこそ、駄目なB級映画を撮っている自覚がなく、続編に色気を出しちゃうんです。

 

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こんな人にお勧め

 

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