今回レビューするのは、lregoさんのワイヤレスイヤホン『BT Earphone』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【Bluetooth5.0 イヤホン】 目前最先端Bluetooth 5.0+EDRが搭載されたワイヤレスイヤホンです。転送速度が従来の2倍になり、ブロードキャスト通信容量が8倍に増大になります。簡単・高速かつ途切れのないペアリング接続を体験できます。DSPノイズキャンセリング機能搭載、外からのノイズを削減し、またマイク内蔵付き、クリアな通話できますし、ステレオ音楽に楽しめます。
- 【紫外線殺菌機能】 夏の時や運動あと、汗をかきやすいので、長時間使用すると、イヤホン表面に細菌を生じるかもしれません、耳を保護するため、紫外線殺菌専用ランプ内蔵、充電や収納時同時に殺菌処理しています、清潔で衛生です、安心します。 紫外線殺菌認証番号:2018SP362R01D
- 【人間工学の設計】インナーイヤー型設計で、移動中も落とす心配がなく使用可能、人間工学に基づいたデザイン 楽でしっかりと着用できます。三点支持原理を採用、耳にしっかりとフィット設計、S*2、Mのイヤーピースを付属しています。
- 【クリアな音質/良い遮音性】このブルートゥースイヤホンは複合鼓膜を採用するので、低・中・高のすべての帯域に絶妙なバランスを与え、従来モデルより立体的なサウンドを楽しめます。DSPノイズキャンセリング&AACコーデック対応、途切り、音漏れ、音遅れなどの心配は要りません。遮音性も高く音楽に集中し、日本語の音声提示もあり、より簡単に操作できます。
- 【パッケージ内容・技適認証済・安心な1年保証サポート】●Bluetoothイヤホン本体+充電と収納用一体式ケース●イヤーピース(S*2/M)※M初期装着●USB充電ケーブル●日本語取扱説明書。 【技適認証済】電波法を無視した違法な商品の流通が多数見受けられますが、本商品は技適マークを取得し、 安心*安全に利用できます。TELEC技適認証番号:208-170057。
長所と短所
- ○ケース内蔵バッテリーの容量が1000mAhと多め
- ○ポケットに入るくらいのちょうどいい大きさのケース
- ○紫外線殺菌がされる
- ◎左右どちらも片耳のイヤホンとして使用できる
- △しずく型の独特な形状は耳の形や人を選ぶ
- △音楽再生でのバッテリー持ちは3時間
- △ごく僅かに動画で音ズレがある
- ×曲送りができない
- ×片耳イヤホンとして使用すると逆側の音声は一切聞こえない
外観
パッケージ外観
パッケージ内容
セット内容
- イヤホン(バッテリーは片方50mAh)
- ケース(1000mAhのバッテリー内蔵)
- サイズ違いのイヤーチップ×3組(1組は装着済み)
- USBケーブル
- 保証書
- 説明書(日本語)
動画
使用した感想
ユニークなケース
まず目に付くのはその独特な形状のケースです。コンタクトレンズのケースみたいですね。そして、ユニークなのは形だけではないんです。追々触れていきます。
充電ポートは前面にあります。使用するケーブルは一般的なUSB Micro Bです。スマホなどで広く普及しているので、今や皆さん誰もが持っていて使用しているUSBケーブルです。汎用性が物凄く高いので安心。
右側面にはストラップホールがあります。ストラップを取り付け、カバンやパンツのベルト穴に通して持ち運ぶことも可能です。
バッテリーの残量表示は、ケース内部真ん中にあります。横長のインジケーターがわかりやすいです。ケースを閉めると眩しくないので、寝室で枕元に置いても問題なし。そもそも、1分くらいたつとLEDは消えてしまいます。
ケースと免許証を並べて大きさを比較したところです。免許証より一回り大きい感じです。男性のパンツのポケットになら余裕で入りますが、ワイシャツの胸ポケットは厳しい感じ。
重さはケースにイヤホンをしまった状態で67.8g。セパレートタイプのイヤホンのケースは80~100g位なので十分軽量の部類に入ります。重くて持ち運びが不便とか、ポケットが重さで垂れ下がるなんて事もありません。
紫外線殺菌できる
最もユニークな機能としては、イヤホンのイヤーチップ部分に紫外線を当てて殺菌できることです。数多くのイヤホンを使用してきましたが、こんなイヤホンは初めて見ました。相当レアな機能のはずです。
この写真のように、イヤホンをしまう場所に紫外線ランプが付いています。ここが黄色く光紫外線殺菌するとの仕組み。耳の穴の奧に入れるイヤーチップは耳かすが付着したり汚れますからね…。効果の程は知りようがありませんが、あって困る物ではないです。
この紫外線ら脳はケースの蓋や充電端子部分と連動しているようで、蓋を開けたり、ケースにイヤホンをセットすると紫外線ランプが光り、蓋を閉めて約20秒すると自動で消灯します。ずっと紫外線ランプが付いているわけではないので、バッテリーにもほぼ影響がなさそうです。
イヤホンの形状がユニーク
ケースの形状に続き、イヤホン自体も非常にユニークな形状をしています。この写真からだとウネウネしているように見えますよね。具体的には、耳の形状に沿うように、下の方向の穴も埋めるようになっているんです。ただ、これは填まる耳の穴は選びそうではあります。合う人と会わない人が確実に出るかと…。
コンセプトとしてはiPhoneのイヤホンと似たような感じなんですかね。下に垂れ下がるような形状をしていますからね。
ちなみに、前述したiPhoneのイヤホンはこの商品です。こちらも下に『垂れて』いますよね。これも慣れないと違和感があるのですが、慣れると馴染む不思議な形状なので、このイヤホンもいずれ馴染むと思います。
イヤホンの大きさは、100円玉と比較するとこのような感じになります、ウネウネした形状なので、比較は難しいのですが、イヤホンの中核部分は100円玉よりも小さいです。
イヤホン2個の重さは12.9gなので、セパレートタイプとしては重い部類に入ります。ただ、重いとは言っても、それで不快感が出たり、落ちそうになるレベルではありません。
左右どちらのイヤホンも片耳イヤホンとして使用できるが癖がある
このようなセパレートタイプのイヤホンは、左右両方片耳イヤホンとして使用できるかは、機種によって様々です。結論から書くと、この機種は一応両方とも片耳イヤホンとして使用できました。ただ、癖があるので下記にその挙動をまとめていきます。
両耳イヤホンとしてペアリングしても、片耳イヤホンとしてペアリングしても、この画像のように全て『i11』との端末名でした。ここも機種のよって本当にバララバラで、きちんと左右を区別する別個の端末として登録される物、今回のイヤホンのように、同じ名前で一緒に登録される物などあるんです。これは後者でした。
両方ともペアリングすると名前が同じなのですが、2つ登録されていることがこの画像からわかると思います。区別付きませんよね。まあ実用上は電源を入れると自動で繋がるので良いのですが、個人的にはどうも据わりが悪いので、別個の名前で登録されて欲しいです。
更に癖があることとしては、片耳イヤホンとして使用すると、モノラル変換されないため、聞こえ方がおかしくなることです。例えば、右を片耳イヤホンとしてペアリングした場合、片耳イヤホンなのにステレオ音声のままなので、左から出る音が一切聞こえないんです。ステレオを強調した音楽や動画なんかだと、完全に聞こえない音が出てきてしまいます。気にしなければそれで問題ない気もしますが、ゲームなんかだと確実におかしくなると思うので、使用用途をよく考えてから購入した方が良いと思います。
動画再生で若干の音ズレあり
動画の再生でも使用しましたが、ほんの僅かに音ズレがありました。口の動きと声で0.2秒遅れるかな…くらいなので、気にしない方は気にしないレベルではありますが、完璧にシンクロしているわけではないので、この辺りも注意してください。それこそ、前述したようなゲームの場合、足音や銃撃の音がずれると致命的ですからね。
音質はドンシャリ
音質はドンシャリ感が強いです。決して悪いわけではなく、籠もった漢字が嫌いな方は軽い音が聞けるので合うと思います。好みの問題ですね。方向性として、厚みのある音が出るわけではなく、軽くポップな音が出る印象です。
曲送りができない
操作方法は一般的なセパレートタイプと同じ感じですが、このイヤホンから曲送り、曲戻し、ボリュームアップ、ボリュームダウンはできません。これらの操作をしたい場合、音楽を流しているスマホ等の端末を操作する必要があります。最近のセパレートタイプのイヤホンは、ダブルクリックで曲送りできる物も多いのですが、こちらは残念ながらできませんでした。
ちなみに、写真を見ると分かると思いますが、説明書は日本語単独の物で、カラー写真や図解があってわかりやすかったです。
総評
イヤホン本体の形状は勿論、ケースもユニークな物です。得意に紫外線殺菌できるイヤホンなんて初めて見ました。耳の穴に入れる物なので、汚れやばい菌が気になっている方には最適かもしれません。
こんな人にお勧め
- きれい好きな人
- 左右どちらも片耳イヤホンとして使用したい人
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