アニメ全話レビュー「寄生獣 セイの格率 第06話 「日はまた昇る」」

全体のあらすじ

寄生獣 セイの格率

平凡な高校生である泉新一は、ある日突然飛来してきた「パラサイト」の襲撃を受ける。間一髪で脳への寄生は免れるが、パラサイトは新一の右腕に寄生、同化してしまう。右手にちなんで「ミギー」と自ら名乗るパラサイトと人間の奇妙な共生生活が始まることに―。周囲に真実を話すことができず悩んでいた新一だが、やがて新一とミギーは友情に近いものを感じるようになっていく。

 

しかし、新一とミギーの前には他のパラサイトが現れ始め、次々に人を殺し、また人がパラサイトを殺す事態に発展。新一の同級生・里美にも危険が迫る。その中で、高校教師として目の前に現れた田宮良子らパラサイトたちにもそれぞれの価値観が生まれ始める。 「われわれはなぜ生まれてきたのか?」

 

地球を壊し続ける人間たちを淘汰するために生まれてきたというパラサイトたち。そのパラサイトを殺し、生き延びようとする人間たち。「果たして生き残るべきはどちらなのか?」それでも、地球を、そして愛する人を守らなければいけない。ゆらぐ価値観の中で、新一とミギーはパラサイトとの戦いに身を投じていく。

 

 

今回のあらすじ

アニメ「寄生獣 セイの格率」公式サイト

パラサイトと化した母・信子に胸を貫かれた新一。ミギーの懸命な処置のおかげで一命を取り留める。目覚めた新一は一連の出来事が夢ではなかった事に呆然とする・・・。そこへ病院から連絡が入り、父・一之が重傷で入院していることを知る。父の身を守るため!そして母の仇の為、桜崎へと向かう。

 

原作漫画だと

  • 第12話「胸の穴」途中から
  • 第13話「出ない涙」
  • 第14話「仲間」途中まで

 

サブタイトルの元ネタ

サブタイトルは書籍名から取っているのですが、今回はこちら。

 

 

原作漫画とアニメの違い

今回は原作漫画第12話の途中から第14話の途中まででした。約2話ですね。

 

原作漫画と変わった所だと、フェリーの中で出会う中学生の女の子(真樹子)が学校をさぼって先生から隠れるシーンがなくなったことと、真樹子のお爺さんが新一をヤクザの子分だと思っていることがなくなったこと、警察が保険金殺人を疑っている事を臭わすところがなくなったくらいで、あとはほぼそのまま原作通りでした。

 

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ミギーと融合

前回、寄生獣に胸を貫かれたことで、ミギーが新一の細胞と融合してしまい、ミギーは敵を感知することすら不可能な深い眠りが4時間必要になり、新一は身体能力が飛躍的に上がりました。

 

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当初から違和感があった眼鏡ですが、当たり前のように眼鏡を取っていました。眼鏡を取ると原作漫画の新一にかなり近くなりますね。

 

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父親の気持ちと状況

父親と警察のやりとりが急すぎて、アニメでは少し父親の思いや状況が分かりづらいと思うので少し解説。

 

父親は勿論未確認の生物に妻が殺されたことは分かっています。だからこそ警察にその事を言ったのですが、警察は妻は生きていますよと。それを知って取り乱す父親を見て、一寸可愛そうな風な表情をする警察

 

 

と、ここで警察がなにを思っているのかと言うと、妻が夫を殺して崖から突き落としたと思っているんです。保険金目当ての夫殺し未遂と思っているんですね。原作漫画ではきちんとこの疑いを持っていることを警察は言うのですが、アニメは何故かここをカットしていたので、警察がなにを言いたいのか、父親がなにをそんなに否定しているのか、いまいち伝わりづらかったですね。

 

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壁を乗り越えるシーン

今回、新一がミギーと融合したのですが、それにより新一は純粋な人間とは少しかけ離れた存在になってしまいました。それは壁を飛び越えた身体能力だったり、寄生獣の冷静沈着な性格だったり。確実に新一は「変化」しました。

 

そしてもう一つ注目なのが、新一はミギーの「母親の格好をした寄生獣を殺しても良いんだな?」との問いに対して、Yesと答えました。家に母親の格好の寄生獣が訪ねてきたときは、現実逃避してミギーを制してまで、母親の寄生獣を攻撃出来なかったのにです。ここにも新一の「変化」が見て取れます。

 

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壁を飛び越えるシーンのこの「壁」は、人間の壁を飛び越える、今までの新一を飛び越えると言う意味合いもある隠喩でしょう。

 

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