今回レビューするのは、Hondaさんの2輪用エンジンオイル『ウルトラ E1』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- API規格:SL
- SAE規格:10W30
- JASO規格:MB
- 油種:鉱物油
- 4サイクルスクーター用:50cc~125ccクラス
長所と短所
- △1リットルなので容量が中途半端
- ◎エンジンオイルの交換は誰でもできる
外観
パッケージ外観
動画
使用した感想
△1リットルなので容量が中途半端
このエンジンオイルは、商品説明にもあるとおり、50ccから125ccのバイクに汎用的に使用できるエンジンオイルです。つまり、50~125ccバイクにならなんにでも使えます。
今回、私は50ccの原付『ホンダ タクト』に使用しました。写真も動画もこの車種です。ちなみに、こちらは4ストエンジン用です。今は2ストは新車では販売していません。2ストは15年くらい前からもう新しい物は出ていないので、ほぼ4スト用エンジンオイルで問題ないと思います。あまりにも古い原付やバイクで使用する場合は、エンジンの種類が4ストか2ストか調べて下さい。
◎エンジンオイルの交換は誰でもできる
原付やバイクのエンジンオイル交換は簡単なので誰でも自分でできます。私のホンダ タクトの場合、エンジンオイルの下にあるドレンボトルを六角レンチで取り外してエンジンオイルを抜き、上にあるフィラーキャップを指で回して外して新しいエンジンオイルを入れるだけです。
簡単ですが手順を説明します。
①ドレンボトルを六角レンチで外す
ホンダ タクトのドレンボトルは左側にあります。
少し位置が分かりづらいのですが、3つあるボトルのっまんなか12mmの物です。
ホンダ タクトで使用する工具は12mmの六角レンチです。バイクによって違うので、後自分に合うサイズは調べて下さい。500円くらいで購入できるので、今後も自分でオイル交換するときに必要なので購入しましょう。
100円ショップで売っているようなメガネレンチでも良いのですが、T型ボックスレンチの法が圧倒的に使いやすいのでお勧めです。
ちなみに、オイルは冷えると流れが悪くなるので、少し走ってエンジンを暖めてから抜くと綺麗に抜くことができます。
②エンジンオイルを抜く
ドレンボトルを外すと、抜いたその瞬間からエンジンオイルが下に垂れます。そのため、ドレンボトルを外す前に、ビニール袋やオイル受皿をその下に敷いておきます。
ビニール袋の場合、買い物袋などを利用し、その中に新聞紙を入れておくとオイルを吸ってくれて、そのまま燃えるゴミで捨てられます。また、こぼれないように安全を期する場合、専用の道具で500円程度のオイル受皿があるので購入しましょう。前回もそうでしたが、またこぼしてしまいました。次はオイル受皿買おう…。
③エンジンオイルが抜けたら、ドレンボトルやワッシャーをキッチンペーパーなどで拭いて綺麗にする
安全を期するならドレンボトルやワッシャーも交換した方が良いです。私のホンダ タクトの場合、ドレンボトルはボルト、ワッシャーともにM12です。私はものぐさなので2年交換していませんが、今のところ全く問題ありません。
④エンジンオイルが抜けきったらドレンボトルとワッシャーを締め直します
⑤上にあるフィラーキャップを手で回して外し、キッチンペーパーなどで拭いて綺麗にする
フィラーキャップはドレンボトルの反対側にあります。
フィラーキャップは手で簡単に回して外すことができます。物凄く良く密着して締まるので、締めすぎると次に外すとき大変です。ドレンボトルもそうですが、軽く締めるだけで十分です。
フィラーキャップの上の方に、エンジンオイルの容量が刻印されています。ホンダ タクトの場合は0.65リットルと記載があります。容量を計測してエンジンオイルを入れます。この際、専用のオイルジョッキがあると便利です。こちらも今後自分でエンジンオイルを交換するなら、毎回使うことになるので購入してしまいましょう。
⑥オイルを入れたらフィラーキャップを差し込み、もう1度抜いてどこまで濡れたかで容量を見て、正しければしっかり締める
以上でエンジンオイルの交換は完了です。慣れれば2~3分でできます。これをバイク屋に頼むと2500~3000円掛かります。作業員の方は他のお客さんのバイクもメンテナンスしているため、20分待ちくらいでしょうか。
自分でエンジンオイル交換を行った場合、最初に工具として、最低限、自分のバイクに合った六角レンチが必要ですが、エンジンオイル自体の価格は千円以下です。1リットルで千円なので、正確には0.65リットルで650円くらいですね。
私はお金の問題より、いちいちバイク屋へ持っていき、その度にここ直しましょう、あれも交換しましょうとセールスされるのがいやなので、自分でできる限りメンテナンスするようになりました。
総評
原付やバイクのエンジンオイル交換は、大袈裟ではなく老若男女誰でも数分でできることなのでやった方が良いです。3000kmか半年に1度が推奨されていますが、その度にバイク屋に連絡したり持って行くのは面倒です。
エンジンオイルの交換ができるなら、エアフィルターの交換、バッテリー交換も間違いなく自分でできるので、原付やバイクのメンテナンス入り口としてやってみてください。
こんな人にお勧め
- エンジンオイルを自分で交換したい人
- 安くメンテナンスを済ませたい人
- わざわざお店に頼むのは面倒くさい人
関連リンク
この記事と関係のある商品