初めて見た初代引田天功「引田天功地獄の大流水 死の水道管大脱出!」レビュー

初めて見た初代引田天功

ウルトラクイズに続き、またしてもファミ劇がやってくれました。1973年に放送された、初代引田天功さんの木曜スペシャル「引田天功地獄の大流水 死の水道管大脱出!」を放送したんです。

 

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現在の二代目引田天功さん、いわゆるプリンセステンコーさんは知っているのですが、初代の引田天功さんは見たことがなく、この放送で初めて見ました。こんな人だったんですね。普通のおじさんでした。トークも凄く上手いわけでもサービストークもあるわけではなく、今とはだいぶテレビの中の感覚が違う感じです。

 

女性司会者に何か見覚えがあると思ったら、ウルトラクイズのスタジオ司会をやっていた石川牧子アナウンサーでした。また、ゲストにはお笑い漫画道場でお馴染みの富永一朗さんの姿も。

 

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やり取りが面白い

引田天功さんとアナウンサーのやり取りがいちいち面白かったです。いざ脱出劇に向かう引田天功さんに、「さようなら」「もう二度と会えないかと思うと寂しい」とか煽りに煽りまくります。

 

アナウンサーだけではなく、富永一朗さんはじめ他のゲストも「もう駄目だ」、「今日は死ぬ」、「香典だ」のと、いかに今日は危険かをアピール。この頃、BGMやテロップで煽る手法はなかったので、それでも印象としては実に淡泊に進む番組に見えました。

 

また、実の奥さんもゲスト席にてコメントを出していました。

 

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ちょっと待て

ランプやボタンが大きく、時代を感じさせました。また、消防車も今の物とは全く形が違いました。

 

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脱出の際に箱の中に入ると連絡が取れなくなるとのことで、引田天功さんに簡単なボタンを持って行って貰い、そこから状況を教えて貰うとのことなのですが、その中に「ちょっと待て」のボタンが…。笑ってしまいました。

 

ジェットコースター

番組の枠は90分あるのですが、始まって40分はでジェットコースターからの脱出のVTRでした。これは前振りで、このあとが本編の水道管脱出でした。。二本立てだったんですね。

 

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ちなみにジェットコースターの脱出は、爆発炎上が予定より早くなってしまったようで…。これは引田天功さんの脱出番組ではお約束だそうです。

 

水道管脱出

「ちょっと待て」のランプが面白いですし、予定外に早くに爆発するのも面白いです。挙げ句の果てにはSOSランプまで!いやあたまりません。慌てて救急車や消防車が来ますし、スタッフは慌てますし、最高のバラエティです。

 

そして案の定「ちょっと待て」のランプが点滅。しかし!アナウンサーは容赦なく「爆破して下さい」と。じゃあそのちょっと待てのボタンはなんのために渡したのか…。更にSOSのランプも点灯するのですが、スタッフは予定通りに次々爆破していきます。意味が分かりません。ボタンの意味が全くありません。そして待機していた消防車と救急車がけたたましくサイレンを鳴らしてウロウロ。何もしませんが…。脱出し終わったのを確認してもひたすらサイレンを鳴らし続けます。カオスです。

 

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来るときもヘリ。そして脱出が終わって塔から降りるのも何故かヘリ。更に帰るときもヘリでどこかへ。謎の演出満載でした。

 

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これはウルトラクイズでも思ったことなのですが、昔の番組って本当にヘリ大好きですよね。お金が余って仕方がなかったんでしょうか。

 

ちなみに、このヘリ移動が一番危険だと思うのですが…。命綱ななしで引田天功さんが、ヘリから降りる縄ばしごに捕まり、あっちに移動こっちに移動ですからね。そして最後はこのヘリで引田天功さんが山向こうに飛び去っていって終わりました。どこに行ったのでしょうか…。

 

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見たければその時間に家にいなければならない

この番組が放送されたのが1973年。当時、当然一般家庭にはビデオデッキは普及しておらず、見たいテレビ番組があれば、その時間にテレビの前で待機していなければ見られなかったんですよね。そんなわけで、ファミ劇でこの番組の再放送したのは相当貴重なんでしょう。

 

木曜スペシャル

ファミ劇はどうも日テレの木曜スペシャルを好んで買い付けてくるみたいですね。矢追純一のUFOスペシャル、アメリカ横断ウルトラクイズ、そしてこの引田天功さんの脱出。全て日テレの木曜スペシャルです。引田天功さんの次も何か木曜スペシャル見られますかね。

 

今回、70年代のバラエティを放送してくれたわけですが、この時代の番組は命を賭ける大脱出なのに、どこか牧歌的な雰囲気がありますね。これは新鮮でした。

 

 

こんな人にお勧め

  • 引田天功が好きな人
  • 昔のバラエティ番組が好きな人

 

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