正規品ではなく互換品
この替え歯ブラシは正規品ではありません。いわゆる互換品です。
電動歯ブラシは本体を安く販売し、消耗品を高く販売して儲ける、いわゆる消耗品商法の一種になっています。この消耗品商法で最も有名なのはプリンタの世界で、プリンタ本体は1万円以下なのに、インクカートリッジが4,5千円するなんてことも珍しくありません。そして、この電動歯ブラシも似たようなビジネスモデルとなっていて、正規品の替え歯は600円前後と非常にお高いです。そこで登場するのが、格安で売っているこの替え歯ブラシです。
品質の妥協が必要
このような互換品は、本体を販売しているメーカーから出ている正規品ではなく、全く関係のない会社から出ているため、品質面で言えば正規品には及びません。プリンタの世界はインクカートリッジ代があまりにも高すぎるため互換品のマーケットが大きくなりそこで競争が生まれ、今では正規品と遜色のない品質の物もあるのですが、この電動歯ブラシの世界ではそこまでのマーケットや競争はなく、ある程度品質面においての妥協が必要です。
実際、この替え歯ブラシは各所のレビューにもあるように、結構な割合で粗悪品が紛れ込んでいるようです。私が購入した物はたまたま全てマトモに使えましたが、2,3割まるで使えない物があると覚悟して買うことが必要かも知れません。それでも正規品に比べると値段が1/10なので、替え歯ブラシを選んだ方がお得なんですけどね。
感情的に「4本中1本が駄目だった!使えない!」と思うのではなく、「この値段で4本中3本まともに使えた!ラッキー」と思うべきなのではないでしょうか。
歯間ワイパー付き
今回私は、この歯間ワイパー付きの替え歯ブラシを購入しました。
この替え歯ブラシの特徴はその名前の通り、歯間の歯垢を除去する歯間ワイパーが付いていることです。私の場合、前歯の歯と歯の間に歯垢がたまりやすく、放置しておくとそれがコチコチに固まる歯石になってしまうため、歯間の歯垢を除去できると謳われるこの替え歯ブラシを購入しました。
そしてその効果のほどですが、確かにガリガリ歯間ブラシが歯間に当たっている感覚がします。また、ブラシの毛が抜けることも1週間使った限りありませんでした。
十分使える替え歯ブラシ
Amazonのレビューでは酷評が多い商品なのですが、私が購入した替え歯ブラシは4本全てまともに装着して使えました。ただ少し気になる点としては脱着時キツキツです。正規品の場合、『スポッ』とスムーズに入るのですが、この替え歯ブラシの場合、脱着時『ムギュッ』って感じできつめです。とは言っても、それでなにか実用上問題が出ることは全くありません。
ただやはり前述もしたように、どうも外れの製品が混入している確率が高い製品のようで、「4本中3本使い物になればOK」とか、「半分使い物になれば安いしね」という買い方ができる人向きの製品なんだと思います。私は今回全て当たりだったので、今後もこの替え歯ブラシを買い続けると思います。なにせ価格が正規品の1/10ですからね。4本入り300円超なので、万が一全部外れだったとしても諦められる値段ですし、でギャンブルする価値はあると思います。
こんな人にお勧め
- 正規替え歯ブラシが高いと思う人
- ランニングコストを安く住ませたい人
- 粗悪品が来ても平気な人
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