今回レビューするのは、大同化工さんの錠剤ハサミ『HC-100』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 短い刃でカットしやすい錠剤専用はさみです
- 品番:HC-100 ,詳細サイズ:《全長×幅×厚さ》151×84×9mm ,材質:刃部=ステンレス、ハンドル=ABS
パッケージ外観

セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。

スペック
- 製品名:お薬チョッキン
- 型番:HC-100
- サイズ:全長151×幅84×厚さ9(mm)
- 重量:55g
- 価格:2,300円(税抜) 2,530円(税込)
使用した感想
錠剤を割るのは難しい
薬の効き目が強いので半分に割っている人も少なからずいると思います。私の母もそうで、緩下剤のマグミットを250mgや330mgをそのま寝る前に1錠飲むと、漏らす確率が爆上がりという…。
これまでは通常のハサミでマグミットを切って(割って)いたのですが、マグミットはカチカチに固まっている薬とは違い結構脆いんです。ボロボロ形が崩れたり、細かい破片が出たり、2つに割れなかったり苦労していました。以下の画像のように。

そのため、今回は錠剤ハサミという、錠剤を割る専用のハサミをダメ元で購入してみました。
少し変わった形の錠剤ハサミ
形は少し変わっていて、通常のハサミよりも刃部分がかなり短いです。これは、力が上手く均等に伝わるようにとのことです。小さい錠剤を切るわけですから、刃が長くても無意味ですからね。

また、通常のハサミは刃がクロスして物を切るようになっているのですが、こちらはクロスせず途中で止まるようになっています。これも錠剤ハサミの特徴です。

少し隙間があることが分かりますよね。ハサミを閉じきっても刃が隙間が空くくらい途中で止まるんです。
通常のハサミよりキッチリ割れる
以下の画像は、実際に錠剤ハサミで脆くて割りづらいマグミットを割ったところです。

先述の普通のハサミで切ったときは、断面がかなり不整形で、割れカスも出ていたのですが、こちらは割れカスはほぼ出ませんでした。ただ、やはり、脆いマグミットだけあって、完全に綺麗な真っ二つとはなりませんでした。
脆くて割りづらいマグミットを通常のハサミで割ったところと、錠剤ハサミで割ったところを比較して並べた画像が以下です。割れカスがほとんど出ず、完璧ではないにしろ、比較的真ん中で綺麗に切れています。

錠剤を切る感覚は、通常のハサミだと途中で刃を止める感じになるのですが、錠剤ハサミだと、完全に刃を閉じきっても良いので、そこは少し感覚が違い、若干慣れが必要かなと感じました。
総評
錠剤ハサミは専用器具であるだけに、通常のハサミよりずっと綺麗に切ることができました。硬い錠剤なら通常のハサミでもパキッとハサミでも割りやすいのですが、マグミットのように脆い錠剤の場合、カスが出たり、断面がボロボロになったり、真ん中で割れなかったりするんです。
ダメ元で購入した錠剤ハサミですが、専用器具だけあり確かに効果があり満足です。
こんな人にお勧め
- 錠剤をハサミで綺麗に割りたい人
- 1錠分だと効果が強いので、割って量を調整したい人
- 通常のハサミだと割りづらい脆い錠剤を綺麗に割りたい人
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