今回レビューするのは、DACOMさんのワイヤレスイヤホン『G05 TWS』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【高音質&重低音】13mmのドライバーを採用し、迫力の低音を実現し、コンサート会場のような臨場感あふれるサウンドを提供するBluetooth 完全ワイヤレスイヤホンです。クリアな高音域から低音までを再生できて、低遅延の音楽・映画鑑賞体験も可能にします。
- 【耳掛け式&フィット感抜群】三角耳掛け式で、しっかりと着用でき、落ちるのが心配する必要がない、ランニングなどのスポーツに非常に適用します。そして、耳かけ部分は液体シリコンを採用し、超軽量で耳に痛くない、圧迫感のない抜群のフィット感を実感できます。
- 【左右分離型&24時間音楽再生】G05 TWSイヤホンは左右分離のデザインを採用し、片耳、両耳とも対応できます。自分はワイヤレスステレオサウンドを聞けるだけでなく、他人と使用も可能で、友達や愛人などに美しい音楽をシェアすることもできます。大容量バッテリー付き、最大24時間音楽再生ができ、電池残量不足を心配せずご使用いただけます。
- 【Bluetooth 5.0&IPX5防水】最新のBluetooth 5.0技術を採用し、従来より2倍のデータ送信速度と8倍のデータ転送能力、約4倍も通信範囲ともに飛躍的に向上します。IPX5防水で、運動中の汗の浸食を効果的に阻止でき、雨の日に自転車を乗る時の防水、防汗性能も備えております。ランニング、ハイキング、サイクリング、登山のようなスポーツに最適です。
- 【操作簡単&ご注意事項】自動起動・自動充電・自動オフで簡単操作です。タッチ式のボタンで、片手で音楽再生/一時停止、通話開始/終了/拒否の操作をすべて実現します。【*ご注意事項】片耳のイヤホンを使用する場合、使用したら両耳のイヤホンを取り出してから一緒に充電ケースに入れてください。そうしないと、片耳が充電できなくなる可能性があります。原因:左右のイヤホンの充電は充電ケースPCBAの同じチャネルを通して出力され、イヤホンが満充電になると、継続的な電力消費を避けるため、充電ケースは自動的に休止状態に入ります。同時に左右イヤホンを充電ケースに入れて、充電ケースの休止状態を解除し充電できます。
長所と短所
- ○大きなイヤーフックでしっかり装着できる
- △大きいので目立つ
- ◎ペアリングが簡単
- ○両耳でも片耳でも試用できる
- ×音量の変更がイヤホンのボタンでできない
- ○音楽再生で7時間のバッテリー持ち
- ○IPX5の防水性能
- ○音質、受信感度、音ズレ問題なし
- △遮音性が低い
- △ケースが大きい割に内蔵バッテリー容量が少ない
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
イヤホン。
収納ケース。
イヤーピース、USBケーブル(Micro B)。
説明書。日本語ページあり。
動画
使用した感想
○大きなイヤーフックでしっかり装着できる
特徴として、このワイヤレスイヤホンには大きなイヤーフックが付いていることが挙げられます。画像を見ても分かるように、耳たぶをぐるっと囲むイヤーフックがあります。
イヤーフックはシリコンですが、わかりやすく表現すると硬めのゴムといった感じ。指でグネグネ柔軟に変形します。また、角張った部分がないので、耳たぶを刺激して痛みが出るようなこともありません。
実際に装着すると画像のようになります。長方形のハウジングを斜め上に向けるような感じで装着。すると、イヤーフックが耳たぶを後ろまでガッチリホールドし、激しい動きをしても全くズレません。スポーツなど激しい動きをする方に向いています。
△大きいので目立つ
ガッチリ耳をホールドするのはメリットなのですが、その分大きいイヤホンなので見た目はやや目立ちます。片耳ならそれほどではありませんが、両耳で使用すると結構目立ちます。
100円玉と比較すると、イヤーピース部分は他のイヤホンと変わらず小さいのですが、ハウジングとイヤーフックが大きいことが分かります。また、重さは左右両方で19.2g。こちらも他に比べると重いです。
他に比べて重いとは言っても数グラムのことですし、イヤーフックに重さがほぼ掛かるので、耳への負担はあまり感じませんでした。
◎ペアリングが簡単
ペアリングは非常に簡単です。ケースからイヤホンを両方出すと自動的に電源がオンになり、ペアリング状態にもなります。そして、スマホ等のBluetoothをオンにすると、自動的にこのイヤホンの『Athlete TWS』が出てくるので選択。これだけで初回ペアリングは完了。2回目以降はケースからイヤホンを取り出すと自動的に接続されます。
このイヤホンは両耳でも片耳でも試用できるのですが、この初回ペアリングを1度してしまえば、片耳としてのペアリングも既に完了となります。他になにかペアリング操作する必要はなく、左右どちらかのイヤホンをケースから取り出すと、片耳イヤホンとして自動的に接続されます。
○両耳でも片耳でも試用できる
前述したように、両耳でも片耳でも使用できます。また、両耳で使用していて、片方だけケースに戻して電源をオフにすると、自動的に片耳イヤホンとして再接続されますし、逆に片耳として使用していて、もう片方をケースから取り出して電源をオンにすると、自動的に両耳イヤホンとして再接続されます。両耳、片耳の変更がシームレスなのは非常に便利。
操作方法は下記のようになります。
- 電話に応答:MFBボタンを1回短く押す
- 電話を切る:MFBボタンを1回短く押す
- 電話を拒否:MFBボタンを2秒長押す
- 音楽一時停止/再生:MFBボタンを1回短く押す
- 前の曲:左耳のMFBボタンを2回短押す
- 次の曲:右耳のMFBボタンを2回短押す
ボタンはタッチ式です。クリック感のあるハードボタンではありません。軽く指で触れるだけで操作出来るので、装着したまま耳をグイグイ押すことにならず快適です。
×音量の変更がイヤホンのボタンでできない
操作性での難点としては、音量の変更がイヤホンのボタンでできないことが挙げられます。音量を変更したい場合、スマホなどの音楽を再生している端末を直接操作する必要があります。
タッチボタン部分も目印がないので若干分かりづらいです。基本的には『メーカーロゴ周辺』と覚えておくと良いでしょう。この画像でいうと、左右の端は触っても反応しません。触って反応するタッチボタンは真ん中の部分だけになります。
○音楽再生で7時間のバッテリー持ち
音楽の連続再生で6時間持つと仕様上なっていますが、実際にどれくらい持つのか試してみました。その結果、音楽の連続再生で7時間19分バッテリーが持ちました。
また、一般的に片耳だと両耳よりバッテリー持つ傾向があるのでこちらも試してみました。その結果、片耳での音楽再生ではバッテリー持ちは7時間46分でした。
充も実際に試しました。その結果、空から満充電に掛かった時間は1時間51分でした。
○IPX5の防水性能
イヤホンの防水性能はIPX5です。生活防水+αといった感じ。規格の説明を見ると、『あらゆる方向からの直接噴流からの保護』となっています。
強い噴流水だと危険なので、台風やゲリラ豪雨、シャワーを浴びながらの使用は無理だと思っておいた方が無難です。通常の雨やスポーツ時の汗程度なら問題ないので、日常使いとしては問題ないと思います。
○音質、受信感度、音ズレ問題なし
音質は普通です。よく言えば癖のないそのままの音が出ます。低音も高音も割れたり歪んだりはしません。スマホと接続して音楽を聞く分には全く問題ありません。
受信感度は屋内で8m離れ、間に壁や木の扉を2枚程度挟んだ状態で、音が途切れることは一切ありませんでした。また、その状態でイヤホンを手で覆ったところ、音がブツブツ切れ、離したらまた音がスムーズに聞こえてきました。これの受信感度は中の中から中の上といったところ。日常生活で問題になるようなことはないはず。
音ズレもスマホで映画を観て、口と声の動きをチェックしましたが、特にズレを感じることはありませんでした。
△遮音性が低い
意外だったのはカナル型で、その手前にストッパーもあるのに遮音性が低かったこと。大抵、このようにストッパーがあるカナル型イヤホンは、それが耳の穴を塞いで遮音性が高くなるのですが、これは外の音が結構聞こえてきました。大きなイヤーフックがあるので、これで耳の穴から少し浮くことが理由のようです。
遮音性を求める方には向かないかもしれません。ただ、逆にジョギングやサイクリングで、外の音を聞いて安全を確保したい方には向いています。外を走っているとき、近付く車の音や、曲がり角の先で遊んでいる子供の声が聞こえないと危険なことがあります。このような目的の場合は、遮音性が低いことがメリットになります。
△ケースが大きい割に内蔵バッテリー容量が少ない
大きなイヤーフックがあるので、それらを全部収めないとならずケースも大きいです。重さはイヤホンをセットして91.0gなので、大きさの割りにはかなり軽いです。
ケースが大きいのですが、バッテリー容量は500mAhと少ないです。このケースの大きさなら、もう少しバッテリー容量が欲しかったところ。ただ、容量が少ないぶん軽いので、この辺りは一長一短です。持ち運ぶには軽い方が良いですからね。その点、このケースは前述のように100gを切っているので持ち運びしやすいです。
総評
大きなイヤーフックが特徴のワイヤレスイヤホンです。端末名にAthleteと付けられているように、IPX5の防水性能や、軽快なタッチボタンなどを見ると、スポーツ時に便利イヤホンとなっています。
タッチボタン部分がどこなのか分かりづらく、使って慣れないといけないなど、多少癖はありますが、バッテリーも長持ちですし、日常使いからスポーツ島で、活用の幅が広いイヤホンだと思います。
こんな人にお勧め
- スポーツに使用したい人
- バッテリーが6時間持つ完全ワイヤレスイヤホンが欲しい人
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