各種ソースの違い
ウスターソースととんかつソースの違いは。
ウスターソースととんかつソースは、粘度（トロミ）が異なります。ソース（ウスターソース類）は日本農林規格（JAS）によって①ウスターソース・②中濃ソース・③濃厚ソースの3つのタイプに分類されています。昭和37年、（社）日本農林規格協会の設立に伴い JAS規格が制定されました。当時は酸度・塩分・粘度・可溶性固形分など複数の基準項目により前述の3つのタイプ分類することが決められました。その後、 JAS規格に属さないソース（お好みソース、焼きそばソースなど）が消費者に受け入れられ、市場に普及するようになるとJAS規格の改訂が行われました。
現在の規格では、分類の基準項目は粘度（トロミ）の違いだけとなっており、その違いにより、とんかつソースの属する濃厚ソースとウスターソースは分類されています。また、お好みソースと焼きそばソースは濃厚ソースに分類されています。（市販用とは粘度の違う業務用焼きそばソースは中濃ソースに分類されます。）
ウスターソース、中濃ソース、濃厚ソースと、ソースには各種ありますが、違いは上記のような感じです。ザックリ書くと、粘度（粘りけ）の違いです。また味もそれぞれ少しずつ違い、ウスターソースはサラサラでやや香辛料が効いており辛みがあります。濃厚ソースはドロドロの粘度で甘みが強く、中濃ソースはウスターソースと濃厚ソースの中間です。
更にお好みソース、焼きそばソース、とんかつソースなんてあって混乱しますよね。これは、前述したウスターソース、中濃ソース、濃厚ソースと言う広く使えるソースよりもさらに用途を絞り、それぞれお好みソース、焼きそばソース、とんかつソースに特化させたソースです。焼きそばソースは中濃ソースの一種であり、お好みソース、とんかつソースは濃厚ソースの一種と考えて差し支えありません。
なにを買うか
数多くあるソースを全て揃えていたのではキリがないのですが、やはりそれぞれの料理に特化した商品はその料理に合うんです。たとえばとんかつソースをお好み焼きに掛けると、それでも十分食べられるのですが若干甘すぎます。焼きそばソースをお好み焼きに掛けると、こちらも十分食べられるのですが粘度が物足りなく、辛みが若干あるので少し合いません。
このようなことから結局私は、うちでよく使うお好みソース、焼きそばソース、とんかつソースの3種類を常備しておくことにしました。Amazonでも十分安いのですが、私がよく行くロヂャースでは、このブルドックのお好みソース、焼きそばソース、とんかつソースが379円（税込み409円）で売っていました。1.8リットルで409円ですからね。100ml換算でで約23円です。一般的にオタフクのお好みソースが500gで300円前後（100ml換算で約60円）、焼きそばソースが300g200円前後（100ml換算で約67円）ほど。同じブルドックの小さな容器の他のソースは各種300g160円前後（100ml換算で約53円）。
大雑把に言って小分け（300ml～500ml）の各種ソースは、100mlあたり50円～70円ってところですね。大容量のこのブルドックのソースは100ml換算約23円ですからね。小容量のソースを買うより圧倒的に安く有名なメーカー製が買えました。
ちなみにとんかつソースは万能で、揚げ物になら何でも合います。またお好みソースも焼きそばに使えます。お好み焼き屋さんに行くと、焼きそばをこのお好みソースで作りますからね。一般的な焼きそばソースよりは甘くなるのですが、お好み焼き屋さんの焼きそばが好きな人には何も問題がありませんし、他に人でも普通に焼きそばとして食べられます。
調味料入れはダイソーで
さすがにこれらの料理をする度に、1.8リットルのボトルを持ち上げて使うのは骨が折れるので、ダイソーで調味料ボトルを購入して小分けにして使っています。
ダイソーの調味料入れは種類が多くあるのですが、私は340ml入る調味料ボトルを購入しました。ちなみに、ラベルを貼り付けて何が入っているかわかるようにしています。色は全く一緒ですからね。
味
私は高級な舌をしていないので、このブルドックのソースで何も不満はありません。これだけ大容量が格安で手に入るので、相当質が落ちるのではないかなと思ったのですが、今まで使ってきたオタフクや西友PBに比べて特に味が劣ることもないと思います。
関東ではオタフクのソースが幅を効かせているのですが、基本的にオタフクソースは出汁が効いていて甘く、ブルドックソースはオタフクより気持ち甘さ控えめと言った感じだと思います。今回買った各種ソースもそんな感じでした。オタフクソースが甘すぎると感じる人には良いんじゃないでしょうか。
こんな人にお勧め
- 安く各種ソースを揃えたい人
- ブルドックのソースが好きな人
- オタフクソースが甘すぎると感じる人
- 各種ソースを頻繁に使う人
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