目次
みどころ
- 泣いた早希ちゃん
放送日
2009年06月11日 第037話「マち受けるト地、リ解エル心」
場所
高知県(江川崎駅、窪川駅、中村駅、足摺岬)
時系列
10日目 | 午前 | 10:00 | 高知県江川崎駅 |
高知県窪川駅乗り換え | |||
午後 | 13:09 | 高知県中村駅到着 | |
高知県中村駅 | |||
14:30頃 | 足摺岬到着 | ||
15:00 | コメントチェック(サイコロ2/コメント2712件/獲得資金271円) | ||
16:50 | ホエールウォッチングの情報を聞く |
はじめに
前回、所持金0円からなんとか復活した早希ちゃん。高知県第1通過ポイントの足摺岬へと電車で向かうのですが、足摺岬は最寄り駅からは距離があり、バス移動しなければならないのですが、果たして何のトラブルもなく辿り着けるかどうか…。
放送内容
お遍路さん
四国と言えば四国八十八ヵ所巡りですが、中村駅へ向かう途中の電車の中、お遍路歴10年、80周しているとの方に遭遇していました。私も1度行ってみたいんですけどね。修行目的ではなく、あくまで観光旅行の一環としてですが大変なのでしょうね。ちなみに四国八十八ヵ所は、水曜どうでしょう何回も見て笑いました。
最寄り駅到着
電車移動なのでなんのトラブルも無く足摺岬の最寄り駅、中村駅へ到着。駅前は観光地っぽい普通の駅前でした。そしてここからはバス移動になるのですが、足摺岬までのバス代は1930円。かなりお高いですね。まあ距離や観光地であることを考えれば致し方ないのでしょう。ただこのバス代を払ってしまうと、早希ちゃんの所持金は残り366円に…。
ここは悩みどころです。ここで粘って3時のコメントチェックを待ったからといって、絶対に3以上が出るとは限りません。1なら没収、2なら0.1倍なので意味があまりありません。しかし、無理をして進んでしまうと、次のコメントチェックで3以上を出さないと、先日と同じようにまたしても無一文に近い状態で、なおかつ僻地で宿を探さなければならなくなります。この辺りのお金のさじ加減や悩みどころ、もっと言えば全体の難易度はやはりこの辺りが最も良いです。行くも悩む、止まるも悩む、どうしようとの逡巡に答えがありません。早希ちゃんの判断力、決断、そして運。全ての要素が良い具合に絡み合っています。
ここで早希ちゃんが出した決断は「行く」でした。ただ早希ちゃんは、ホエールウォッチングとのレジャーそのものの存在を知らないので、お金を出して観光船に乗り観に行く行程を知りません。ともすれば岬でボーッと眺めていればいつかは見られるくらいに思っているのかと思いきや、ネタなのか本気なのか、クジラを集めた水槽があるとかなんとか言い出す始末。
足摺岬でコメントチェック
所持金が366円になった早希ちゃん。足摺岬で運命のサイコロですが…。ここでは痛恨の2でした。サイコロ2はつまりコメント数×0.1倍なので獲得資金は271円。四国最南端の足摺岬で所持金637円となり、この日の宿は誰かに泊めて貰うしかなくなることが決定しました。
いや~この難易度たまりません。ハードモードですが、ギリギリ運や決断やコミュニケーションでなんとかなる難易度。絶妙です。意地悪な見方ですが、普通に何の苦労も無くスイスイ旅を進められたところで、面白くもなんともありませんからね。泣く程の困難はあまり見たくありませんが、困ってそれでもなんとか乗り越えられる程度の困難は見たいのです。
ホエールウォッチングとは?
ホエールウォッチング自体を知らない早希ちゃんは、地元の人に情報を聞きに行くのですが、クジラを見られるのは月に良くて1,2回とのこと。ただこれは早希ちゃんの聞き方が悪く、陸から見える頻度のことで、本来のホエールウォッチングは船に乗って沖へ出て見に行く物です。それを知らない早希ちゃんは放心状態になるのですが、スタッフが上手く誘導したのか、更に聞き込みを進め、ホエールウォッチング用の船が出ていることを知ります。
足摺岬で宿探し
今日の所は時間も時間ですし、ホエールウォッチングの聞き込みをしても時間もお金も無くどうしようもないので、ここからはいつもの難題宿探しへと行動を移します。
案の定日本最南端の観光地では民家も多くなく、宿探しは困難を極めます。前日はたまたま気の良いお兄さんが拾って泊めてくれましたが、そんなことは続くわけも無く…。電気屋らしき個人店に入り、泊めて貰えるよう交渉するのですが不発でした。困り果てている夫婦を前に、申し訳なくなり早希ちゃん自ら引いていましたが、私もこの手のタイプなので気持ちはよくわかります。「人に迷惑を掛けている自分」がもの凄く嫌になるんですよね…。ある意味形が変わった自己愛とも言えますが…。
今回は電気屋の夫婦に迷惑がられたことで心が折れたのか、宿探しの最中に少し早希ちゃんは泣いてしまいました。泣いて歩くのを止めた早希ちゃんですが、その時向こうから声を掛けてきたおばさんがおり、そこに唯一の希望を見て声を掛けたところで今回は終わりました。
総評
号泣ではないので、まだ少し余裕はありそうでしたが、今回は早希ちゃんが軽く泣いてしまいましたね…。お金が無い&僻地での宿探しはいつもいつも苦労します。
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