今回レビューするのは、Amazonさんが始めた新サービス『Amazon prime wardrobe』です。
Amazon prime wardrobeとは、衣類やバッグ、靴などのファッション関係を最大8点まで無料で届けてもらい、その中から気に入った物だけを残して後は返送するというサービスです。
今回は映画館に持っていく小さいボディバッグが欲しかったので5個注文してみました。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
長所と短所
- ◎合計8点まで注文できるので好みに合う物だけを確実に購入できる
- △プライム会員しかサービスを利用できない
- ◎最初の注文（試着）時点で料金が掛からない
- ×LINE Payカードなどのプリペイドカードは使えない
- △届くのは1～3日後なのでお急ぎ便のようなことはできない
- ○試着期間は7日間あるのでゆっくり選べる
- △返送の手間が掛かる
使用した感想
注文の手順
peime wardrobeを利用できる場合、商品一覧画面の左側にprime wardeobeのチェックボックスが出てきます。ここをチェックするとprime wardrobeが利用できる商品のみが一覧に表示されます。また、それぞれの商品にも利用できる場合、prime wardrobeの文字が出ているのでわかりやすいですね。
商品詳細ページでは右側のカートにこれまでのカートに加え、prome wardrobeのカートが追加されています。prime wardrobeを利用する場合ここからカートに追加します。普通に購入する場合のカートとは別物です。
prime wardrobeに商品を追加するとこのように8個まで追加できる画面に遷移します。最低3個、最大8個までカートに入れられます。prime wardrobeは最低3個カートに入れなければ利用できません。
追加が終了してカートに進むとこんな画面になります。
あとはいつものように注文を確定させれば完了。到着を待ちましょう。
返送の手順
商品が到着。物や頼んだ数量によっては複数の段ボールに分けられて送られて来ます。私は今回ボディバッグを5個頼みましたが2個口で届きました。
段ボールの中には頼んだ商品の他に、prome wardrobeの返送手続きの説明書きと返送用の送り状、伝票が入っています。左の伝票を返送する段ボール内に同梱し、右の送り状を段ボールに貼り付けて返送します。
段ボールは送られて来た物が再利用できます。粘着テープも貼り付けてあるのでカバーを外すだけでまた段ボールがそのまま使えるんです。
返送する商品、購入する商品をAmazonの注文履歴から選択します。
選択し終わるとこのような完了画面が出ます。選択は1度しかできずやり直しがきかないので決定ボタンを押すのは慎重に行いましょう。今後の改良点があるとすればここですね。やり直しができるようにして欲しいです。
返送用の送り状はヤマト運輸の着払いでした。あとは段ボールに送り状を貼り付けて自分で営業所に持ち込んで発送するか、ヤマト運輸に連絡して取りに来てもらうかするだけです。ちなみに自分で送り状を作成する手間は掛かりますが、郵便局でも佐川急便でも返送できます。その場合は勿論着払いで発送してください。
以上でprime wardrobeでの注文と返送の手順は終了です。
◎合計8点まで注文できるので好みに合う物だけを確実に購入できる
今回初めてprime wardrobeを使用してみましたが…物凄く便利でした。1回で8個まで注文できるので自分の好みに合う物だけを購入し、それのみの代金を払うことが可能です。
衣類は写真と実際の色合いが違ったり、サイズ感や着心地がネット通販だとわかりません。しかしこのサービスを利用すれば今後それで「失敗したー」ってことはほぼなくなると思います。
今回の私の例で書くと、ボディバッグのサイズ感と質感、収納力や掛け心地が実際に使用しないとわからないので5個頼んだのですが、想像していたことと色々違っていたので、「『試着』サービスを利用して良かった～」と感じました。
具体的には、十分だと思っていた収納力がデバイスとEDWINのボディバッグでは全く以て不十分だったこと。これはネットで見て想像していたこととだいぶ違っていました。もしこの試着サービスを利用せず、言ってみれば勘で選んでいたら失敗するところでした。また、大きすぎるかもと思っていたデサントのボディバッグは、そのデメリットを受け入れても有り余るほど収納力が高くて便利で使いやすく、結局これを購入することになりました。
当初の予想ではLeeのボディバッグが第1候補で、次に安くて格好良いデバイスかなと思っていたのですが、まさか事前予想の1番手、2番手を差し置き、圏外のデサントを購入することになるとは…。このように、やはり衣類は実際に着たり装着してみないとわからないんです。
今回は試着サービスの便利さを実感しました。これなら『思っていたのと違う』との失敗はまず起こらないと思います。ちなみに全て気に入らなかったら全て返送することも可能で、勿論その場合はお金が掛かりませんし一時的に引き落とされることもありません。
△プライム会員しかサービスを利用できない
prime wardrobeのサービス名からもわかるように、Amazonプライム会員限定のサービスとなります。これは非常に便利なので、Amazonでファッション関係を良く購入する方は、このためだけにプライム会員に入っても損はありません。
Amazonプライムはビデオ目的で加入される方が多いですが、また1つプライム会員の大きなメリットができたように思います。
◎最初の注文（試着）時点で料金が掛からない
最大の特徴の1つとして、注文時に料金が掛からないことが挙げられます。これまでのAmazonでファッション関連を注文する場合、サイズ違いや色違いを複数注文し、必要無い物を返送というやり方はAmazonでも推奨されていました。しかしその場合、最初の注文時に全ての料金が請求されて引き落とされていました。
例えば5千円の商品を5個注文した場合、最初に全ての商品分の2万5千円を支払い、その後返送したらその分だけ返金してもらうとのシステムです。最初にまとまったお金が請求されてしまうのがネックだったのですが、このサービスでは最初に掛かるお金が0円で、その後Amazonの注文画面から必要な物を選択すると、それだけのお金が引き落とされるシステムになりました。
×LINE Payカードなどのプリペイドカードは使えない
最初に請求されるお金は0円になったのですがその弊害もあります。それはプリペイドカードが使用できなくなったことです。私は以前カードを不正利用され、100万円を不正に引き出されたことがあるので、現在は主にプリペイドのLINE Payカードを使用しています。しかし、このprime wardrobeのサービスでは使用できませんでした。はっきりとプリペイドカードは使用できないと記載してあります。
また、Amazonギフト券での使用も不可。ただ、デビットカードは公式にも記載されているように使用できますし、実際に私はスルガ銀行、楽天銀行、ジャパンネットバンクのデビットカードで決済が通りました。
△届くのは1～3日後なのでお急ぎ便のようなことはできない
プライム会員だと大抵当日か翌日に届くのですが、prime wardrobeの場合、到着まで1～3日掛かります。
○試着期間は7日間あるのでゆっくり選べる
試着期間…要は欲しい商品を選び、その他の物を返送するタイムリミットですが、これは『商品到着から』7日間あります。注文してからではなく、自宅に到着してからなので、8着注文したとしても、じっくり選んでから返送することが可能です。
△返送の手間が掛かる
これは仕方がありませんが、返送するには自分でサイド荷造りして発送しなければなりません。とは言え、返送用の発送伝票は同梱されているので、送られて来た箱に衣類を入れ、同梱の発送伝票を貼り付け、郵便局やヤマト運輸に連絡して受け取りに着てもらうか、自分で発送すれば完了なので、可能な限り手間はなくなるように工夫されています。
総評
これまでも似たように複数同時に注文し、必要な物だけを残して残りを返送する方法はAmazonでできたのですが、今回はこれが発展し、きちんと公式なサービスとして開始されました。これまでとの違いは下記の通りです。
- 注文時にお金は請求されない
- 7日間で試着して欲しい商品だけを選ぶと、その分だけ請求される
- 返送用伝票が同梱されている
最初の注文時に一気に全額請求されなくなったのは安心ですし、利用のハードルも下がりましたね。
私たちユーザー側は試着でしっかり必要な物を見定められ、Amazon側としては返品率が下がるのでWinWinのシステムだと思います。
こんな人にお勧め
- ファッション関係をAmazonでよく購入する人
- 色違いサイズ違いを複数試したい人
- 最初に余計な金額を請求されたくない人
関連リンク
この記事と関係のある商品
