目次
初めての眼鏡通販にドキドキ
今までは店頭で眼鏡を購入していたのですが、通販で買える、そして激安とのことなので、初めて眼鏡を通販で購入してみました。(先日眼鏡市場で買った記事はこちら)
何故JINSか
ZoffとJINSどちらで購入するか迷っていたのですが、結局JINSになりました。理由は至極単純。「安いから」です。
Zoffの場合レンズでお金を取られるんですよね。標準レンズでもフレームの値段に5,000円プラス。更にレンズを薄くしていくと、7,000円プラス、9,000円プラスと大分高くなってしまいます。
一部の数少ないセール品を除いて、フレームは概ね5,000円からなので、レンズの代金と合わせると、最低価格でも10,000円以上になってしまいます。やはりJINSの方が圧倒的に安く、料金体系もシンプルなんです。
購入したのはAir frame MEN STREET2
今回購入したのはAir frame MEN STREET2です。
一寸ウルトラセブンみたいですがこれで良いんです。メインで使う屋内用の眼鏡は、既に先日眼鏡市場で作ったので、デザイン的に少し冒険しても良いんです。
ちなみにスポーツタイプのAir frame ULTRA MEN SPORTSを購入しようかとも思ったのですが、テンプル終端が折り曲がっていないストレートタイプだったので、フィット感が不安で今回はやめておきました。
レンズ込みで驚きの5,900円
なんとこの眼鏡は、フレームとレンズ込みで5,900円(税込6,327円)の信じられない安さです。購入した自分でも未だに信じられません。大分昔は眼鏡1本40,000円くらいするのが当たり前でした。だからこそ、ぼろぼろになっても10年以上使っていたんです。
前回眼鏡市場で買った眼鏡は税込み21,600円でしたが、これでも昔に比べれば半額くらいになっていて、逆の意味で目玉が飛び出るくらいの安さだったんです。
しかし今回更に安く5,900円(税込6,327円)でした。20年くらい前から考えると実にその値段は1/6。今の眼鏡市場の値段から考えても1/3。信じられない安さです。
その安さの秘密は、フレームのデザインや制作など、できる限り自社で行っているためらしいのですが、それにしても驚異的です。
これなら2、3本眼鏡を買ってもそれほど負担になりませんし、気分によって眼鏡を変えることも可能ですよね。
ちなみに今回はブルーライトをカットする加工はしませんでした。理由は先ほども書いた通り、屋外で使う事を目的にしているからです。屋内用の眼鏡はしっかり高いお金を払って、ブルーライトカットの加工もして、眼鏡市場で先日購入しましたからね。今回は完全に屋外用、サブの眼鏡です。
発送の速さも凄い
ネットで注文したのが、7月13日の22時。発送のメールが来たのが、7月15日20時30分。そして家に届いたのが7月16日でした。土日は営業日ではないので、営業日換算すると、注文した日を含め、2営業日で発送し、3営業日で届いたことになります。
レンズに何もオプションをつけていないノーマルな状態での注文とは言え、恐ろしく発送が速くて驚きました。
早速開梱
通販で頼んだものが届いて開梱する時ってわくわくしますよね。と言うことで、早速開梱。激安眼鏡は勿論、眼鏡の通販も初めてなので、自分の目に合っているのか、品質は大丈夫なのかドキドキです。
JINS専用の段ボール箱で送られてきました。通販に力を入れているのがわかります。
段ボール箱を開けると、白い封筒に保証書、処方箋、レンズの袋が入っています。レンズの袋には、自分の目の大事な数字が書いてあるので、大切に取っておきましょう。
中身もJINSオリジナルの形をしており、眼鏡ケースの形に組み立てられるようになっており、しっかり衝撃から守るようにできていました。本当に通販に力を入れている模様。
私が今回購入した眼鏡には、専用眼鏡ケースが付属していたので、好きな眼鏡ケースを選ぶことはできなかったのですが、眼鏡ケースはこんな感じです。マグネットでくっつくタイプの長方形でした。激安眼鏡チェーン店ですが、JINSの刻印もあり、眼鏡ケースに安っぽさは全く感じませんでした。眼鏡ケースだけで言えば、眼鏡市場のケースより高級感があります。
眼鏡ケースの中はこんな感じで、眼鏡は不織布で梱包されていました。専用段ボール箱、その段ボール箱の形、この不織布と、梱包はかなりしっかりしている印象を受けました。輸送中に傷つくことは無いと思います。
ちなみに当然ですが、眼鏡拭きも同梱されていました。こちらはJINSの刻印は無しでした。と、言う訳で開梱作業終わりです。
梱包はかなり厳重で、それでいて過剰梱包ではなく、非常にバランスの良い好印象を受けました。普段Amazonの過剰梱包を見ているだけに…ね。
品質は問題無し
激安眼鏡とのことで、正直なところ不安もあったのですが、見え方、掛け心地に全く問題はありませんでした。
まずレンズの見え方ですが、先日眼鏡市場で検眼をしてもらった数字をそのまま入力したので、当たり前と言えば当たり前なのですが、2万円を超える眼鏡と全く変わりなく見えました。もしかしたら激安なので、レンズの品質が悪かったり、工作精度が悪く、見え方が違うかななんて事も覚悟していたのですが、そんな事は全くありませんでした。
ちなみにレンズは非球面の1.60でメーカーはHOYAでした。一流メーカーですね。1.67や1.74の薄型レンズも一般に出回っているので、1.60は決して薄型とは言えないのですが、フレームの形状もあるのでしょうが、厚さは特に目立たず、端で視界が歪むなんて事もありませんでした。
JINSは度数やフレームによって1.60、1.67、1.74が自動的に選ばれます。…なのですが、まあ一番コストの安い1.60にほとんどはなるんでしょうね。別に不満は全くありませんが、とにかく薄いレンズじゃなきゃ嫌だとの人には向かない眼鏡店だと思います。
掛け心地についても非常に良く、フィッティングをしなくてもそのままで気持ちよく装着できました。下を向いても動いても全くずれることはありませんでした。
視界の広さ
視界の広さでは、さすがに先日眼鏡市場で作った眼鏡に軍配が上がりました。
ただこれは眼鏡チェーン店の差なのではなく、単純に選んだレンズの大きさと、フレームの特性によるものだと思われます。なので、JINSでもフレームが細く、レンズの幅と縦の長い物を選べば、更に視野は広がることでしょう。
眼鏡市場で作った眼鏡は、横幅56mm×縦幅40mmです。一方今回購入したJINSの眼鏡は、横幅56mm×縦幅31mmです。縦幅が実に10mm、1cmほども違うんです。更にフレームも全く違っていて、眼鏡市場の物は極細で、JINSの眼鏡は太くしっかりした物です。
このため、最初にJINSの眼鏡を掛けたときは、視界が狭い、テンプルのフレームが邪魔だと思いましたが、1時間もしないうちに馴れてしまいました。
眼鏡をいくつか買っている人はわかると思いますが、眼鏡って馴れるんですよね。度数を変えて少し歪むかなと最初は思っても、それすら馴れてしまいます。フレームの違和感なんて尚更すぐ馴れてしまうんですよね。
JINS PC無しについて
今回注文したのは、屋外用の眼鏡のため、JINS PCのオプションは付けませんでした。
先日作った屋内用の眼鏡は、PCプレミアムを付けたので、このブルーライトカットのある無しで少し比較をしたいと思います。
屋外用に作ったこの眼鏡ですが、この実験のため、数時間PCを弄ってみましたが、やはり目がシバシバしてきました。シバシバと言う表現分かりますかね…。目をたまにギュッと閉じないと目が痛くなる、疲れるというか、目がジンジンしてくると言うか。
眼鏡市場でPCプレミアムの眼鏡を作る前は、この感覚が普通でした。しかし眼鏡市場のPCプレミアムを使うようになってからは、この感覚がほぼ無くなっていたのですが、ブルーライトカット加工をしていないレンズでPCを操作したら、またこの感覚が戻ってきました。
眼鏡を通した白色と、眼鏡を通していない白色で、全く色変わらないのがわかるでしょうか。
一方、PCプレミアムと言う、眼鏡市場のブルーライトカット加工を行ったレンズを通して見るとこんな感じです。若干、本当に若干ですが、黄色掛かっているのがおわかりいただけるでしょうか。
ちなみに、前回の記事でも書きましたが、一応比較と言うことでこの画像を置いて、色々書いていますが、はっきり言って掛けてしまえば全く気になりません。
万人に効果が感じられるとは言えませんが、少なくとも私はブルーライトカット加工の効果を如実に感じています。
JINS PCは使ったことが無いので、確かなことは言えないのですが、PCを長く操作する人は、やはりどの眼鏡チェーンであろうと、ブルーライトカット加工のオプションは必須なのではないかと思います。
眼鏡を細かく見てみよう
ここで眼鏡の細部を詳しく見ていきたいと思います。
鼻パッドは標準的なねじ止めをするハードタイプの物でした。
フレームとの付け根に不安定感はなくしっかり溶接(?)してあります。
前に使っていた眼鏡の鼻パッドが、緑青(ろくしょう)と言う青サビで非常に汚くなって困ったことがあるので、これは自分で交換可能なこのタイプで良かったです。一体型だと汚れたらそれで終わりですしね。
型番やフレームの名前、サイズ表記ですね。
レンズ横幅が56mm。ブリッジが16mm。テンプルの長さが135mm。レンズ縦幅が31mm。
MADE IN CHINA。ガーン…。中国製でした。
まあ中国製を避けていたら生活できないくらい、中国製の物は溢れているので仕方が無いのですが、ハッキリ表記されると何とも言えない不安感、ガッカリ感が襲ってきます。
テンプルの付け根はねじ止めじゃありませんでした。ねじ止めだと、緩んだときに精密ドライバで締めると治るのですが、これは…どうするんでしょう。大昔にこんなタイプの眼鏡を使っていた記憶はありますが、緩んだのか、緩んだらどうしたのか、もうすでに記憶の彼方です。まあ6,000円ちょっとの安い眼鏡なので細かいことは気にしない。
一度も店舗に行かず買えてしまった
今回何が驚いたかと言えば、一度も店舗に行かずに眼鏡を買えてしまったことです。
眼鏡の新調って実はかなり億劫なんですよね。気分で眼鏡を新しく買う人以外、度数が合わなくなってきた、レンズが傷だらけになった、割れた、無くした。こんなネガティブなでき事が原因で、眼鏡を新調することがほとんどだと思います。
つまり眼鏡屋に好きで行く人は少ないんです。好き好んで何万の眼鏡を買いたい訳はないですからね。心のどこかで「痛い出費だなあ」と思いながら行っているのではないでしょうか。
そしてその眼鏡屋で検眼して、相談してフレームを選び、レンズを選び…。率直に言って「面倒くさい」んですよね。
ところが今回、検眼の処方箋さえあれば、店舗に1度も行くことなく、新しい眼鏡ができることがわかりました。しかも激安で不安でしたが、品質に全く問題ないこともわかりました。これは個人的には大収穫です。
眼鏡を買い換えなければとなると、痛い出費や店舗に出向いて検眼したりと、面倒事が多く気分が重くなるのですが、これからはそういうことが無いので、非常に気分が軽くなりました。
この値段なら複数買える
これだけ安いと眼鏡を複数買うのに何の躊躇いもないですね。
もしかしたらまた気分転換で、今回購入を見送ったスポーツタイプの眼鏡をJINSかZoffで買うかも知れません。既に処方箋があるので、店頭に行かずにホームページを見てクリックするだけですからね。非常にお手軽です。お手軽すぎて買わなくて良い物まで買っちゃいそうですが。
抜群に安いですし、通販で手軽にいつでも好きなときに買えるので、色々な買い方の選択肢ができるのは非常に利点だと実感しました。
バイクで装着具合をテストしてみた
この眼鏡を掛けてバイクで装着テストをしてみました。
バイクは結構細かい振動をするのですが、フィット感が良いので、ずれることもずり落ちることもありませんでした。また、バイクの運転も車の運転も間接視野が 結構大事で、「横目でチラッと人影が見えたから気を付けないと」なんてことは良くありますが、この横のチラ見の邪魔にも特になりませんでした。フレームが 太いので、多少気になるとは言え、慣れの問題ですし、運転中に邪魔になるほどでも無かったです。ちなみに端の歪みもなく運転も快適でした。ただどうしてもその辺が気になる人は、テンプルが太いフレームは避けた方が良いでしょう。
フィッティングに関しては、通販で買ったとしても、店舗に行けば無料でやってくれます。蒸気でテンプルエンドを温めて折り曲げるだけなので、自分でやろうと思えばできますが、あまりお勧めはしません。安いので「やっちゃえ」って思える値段ですけどね。
こんな人にお勧め
- 安い眼鏡が欲しい人
- 通販で眼鏡を購入したい人
- 処方箋が既にある人
- 2本目以降の眼鏡を買いたい人
- 気分転換で眼鏡を変えたい人
- 冒険したデザインの眼鏡を買いたい人
眼鏡への考え方が劇的に変わった
今までは、眼鏡は数万円する高い物なので、できるだけ長く使うことを心掛けていました。それは単純に高い買い物だからとのこともあるのですが、先ほども書いたように、眼鏡屋に行き、検眼して、フレームを選び、レンズを選び、との作業自体が、非常に面倒くさいからでもあります。
ところが今回、ここまで安く、そして手軽に、店舗に1度も行かずに眼鏡を作れるとなると、話は根底から変わってきます。安いだけではなく、手軽に作れるという事が私には大事なんです。この安さと手軽さの両輪がガッチリ合わさったことで、眼鏡に対する考え方が劇的に変わってしまいました。
これからは、度が少し合わなくなったと思ったら通販で買うでしょう。傷が気になりだしたら通販で買うでしょう。眼鏡を割ってもそこまで凹まないでしょう。眼鏡を無くしても凹まないでしょう。お洒落目的で格好良い眼鏡も買うかも知れません。買い物はストレス発散にもなるので、気分転換で眼鏡を買うかも知れません。
1度眼鏡を買ったら10年は使いたいと思っていた私の考え方が、ここまで根底から変わってしまいました。正直なところ、今もまた別の格好良い眼鏡を買いたくてウズウズしています。眼鏡が変わると顔の印象ががらっと変わりますからね。しかしさすがに1週間に眼鏡を3本買うのはやり過ぎなので我慢我慢…。
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