今回レビューするのは、Ehomfulさんの隠しカメラ『E003』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
特徴
- 【携帯性----超小型隠しカメラ●使いやすい】 : ehomful小型カメラ「2.79*2.90*2.90cm」は、世界で最小のポータブル隐しカメラの1つです。本体がとても小さいので、設置してもあまり目立ちません、優れたカモフラージュ性を発揮してくれます。磁石吸着スタンド付き、鉄製品に吸着することができます。SDカードを挿入し、 スパイカメラをオンにするだけで録画モードに入ります。置くと携帯も便利、使いやすいです。これは、家庭、オフィス、お店、車、倉庫などのための最高の超小型防犯監視カメラです。
- 【機能性----1080p高画質●上書き録画】 : 動画解像度「1920×1080pix」、映像フレームレート30fps、1080p高画質&高解像度でキレイな動画撮影を実現しました。防犯用途として使用するには十分すぎるほどの超高精細な画質で撮れます。多機能小型隠しカメラ、防犯監視、録画/暗視録画/写真撮影/充電中録画+写真撮影/繰り返し録画機能を実現します。循環モードで、 SDカードがいっぱいであっても最も古いファイルを上書きして録画を続行し、メモリカード容量不足が心配ありません。録画を時必ずSDカード(別売)を挿入し、32GBまで対応できます。
- 【実用性----暗視機能●120°広角】 : 超強力な赤外線LEDライトを搭載しており、たとえ真っ暗闇の中であっても、証拠を鮮明に記録できます。夜間視力5mのミニスパイカメラ、完全な暗闇でも部屋全体を見るための鮮明な画像を提供します。光量が10LUXより低い場合、カメラは暗視に切り替わり、夜間の録画を心配する必要はありません。暗闇の場合、HD1080Pのビデオはクリアです。 さらに赤外線LEDの種類は人の目に見えなくて不可視タイプなので気付かれず安心安全!120°広角レンズは1台で部屋全体を撮影できます。屋外で携帯性に優れたアクションカメラとしても使用可能。屋外スポーツ、部屋防犯、車両のデータ記録、写真撮影、いつでもどこでも映画を撮ることができます。
- 【安全性能----動体検知●録画/充電同時】 : 起動後、誰かが監視領域に入ると、そして電話は警報を発する、システムは自動的にSDカードに記録することができます。いつもあなたの家で何が起こっているかを知っている最初の人です。 特定の時間にレコードを設定することもできます。330mAバッテリーを内蔵して、最大充電時間は90分です。電源供給をしながら録画/撮影することができ、電源切れの心配がなく長時間に録画ができます。
長所と短所
- ○小さいので設置場所を選ばない
- ○ループ録画、赤外線撮影、動体検知など意外と多機能
- ◎マグネット取り付けが便利
- ○録画時間は80分程度持つ
- ○パススルー機能で簡単な防犯カメラとしても使用できる
- △解像度はフルハイビジョンだが画質はいまひとつ
- △操作感は独特なので覚える必要がある
- ×SDカードが出し入れしづらい
- ×説明書の日本語が分かりづらい
外観
パッケージ外観
パッケージ内容
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
隠しカメラ。
マグネットブラケット。
Micro BのUSBケーブル。
カードリーダー。
リセットピン。
カメラクロスレンズ。
説明書。日本語単独の物です。
動画
スペック
寸法 | 2.79*2.90*2.90cm |
充電時間 | 90分間 |
録画時間 | 80分間 |
ビデオフォーマット | AVI |
ビデオコーディング | M-JPEG |
充電電圧 | DC-5V1A |
ビデオ解像度 | 1920×1080P |
広角 | 120° |
バッテリー容量 | 330mA |
重量 | 25g |
メモリカードの種類 | Micro SDカード(8-32GB) |
1秒あたりのフレーム数 | 30fps |
動作温度 | -25-80℃ |
動作湿度 | 0-85%RH |
パッケージ内容 | 隠しカメラ、マグネットブラケット、カメラレンズクロス、リセットピン、USBケーブル、スリング、カードリーダー、ユーザーマニュアル、感謝カード |
使用した感想
○小さいので設置場所を選ばない
隠しカメラ、ミニカメラ、スパイカメラ。色んな呼び方がありますが、そう言ったジャンルのガジェットなので小さいです。成人男性の手の平に載せると画像のようなサイズ感となります。
100円玉と比較すると画像のようになります。一片の大きさは100円玉とほぼ同等です。
大きさを測ると、およそ3cm四方のサイコロ状であることが分かります。正確には、幅291×高さ280×奥行き282mmです。
重さを量ると隠しカメラ単体で25.4g。マグネットブラケット単体で67.9g。隠しカメラ+マグネットブラケットで93.4gです。
約3cm四方の真四角であり、重さは約25gです。小型軽量なのでどこにでも取り付けられますし隠せます。
○ループ録画、赤外線撮影、動体検知など意外と多機能
これだけ小型軽量の隠しカメラなのですが意外と多機能です。画像だと上のレンズがカメラで、下の突起が赤外線です。暗所を撮影するための赤外線撮影だと、下の赤外線がぼんやりと薄紫に光ります。
詳しくは前述した動画をアップロードしていますが、周りに明かりが全くない真っ暗闇で撮影した状態が画像になります。数メートル先の文字をきちんと撮影できています。真っ暗闇でこれなので性能的には十分だと思います。
ただ1つ問題があります。それは、自動で赤外線撮影に切り替わってくれないことです。自分でボタンを操作して赤外線撮影に切り替えなければなりません。切り替え方法はスタンバイ状態か、ビデオ撮影中に電源ボタンを2秒長押しなので簡単ではあるのですが、ずっと撮影状態にしておき、段々と暗くなっていく店内の撮影…とかは向かないです。自分で暗くなったと思ったら切り替える手間が発生しますからね…。
また、その他の機能だとループ録画があるので、SDカードの容量がいっぱいになったら、自動的に古いファイルを削除して撮影を続けてくれます。動体検知撮影もあるので、防犯カメラとしても使えます。ただ、前述したように自動的に赤外線撮影に切り替わらないのがネック…。これがあれば延々無操作で録画させられるんですけどね。
◎マグネット取り付けが便利
ユニークな機能としてはマグネットが付いている事が挙げられます。画像は隠しカメラを取り付けるマグネットブラケットです。隠しカメラの裏面が強力なマグネットになっているので、隠しカメラを直接金属面に貼り付けられるのですが、金属面じゃないところにも取り付けられるようにとの付属品です。
マグネットブラケットの片方は金属、片方は両面テープになっています。例えば金属ではない木の壁に両面テープでマグネットブラケットを貼り付け、そのマグネットブラケットの金属面に隠しカメラを取り付ける…といった具合です。このマグネットブラケットがあることにより、金属面以外でもマグネット貼り付けができるようになります。
このマグネットの磁力はかなり強力で、手で引っ張ってもすぐには取れません。きちんと力を入れないと取れないくらい強力なので、使用中にずり落ちるとか、意図せず落っこちることもありません。
また、付属品としてはUSBメモリタイプのMicro SDカードリーダーがあります。お尻の部分にMicro SDカードスロットがあるので、そこにMicro SDカードを差し込み、あとはUSBメモリと同じく、PCのUSBポートなどに装着すると、USBメモリと同じように認識し、データのやりとりができるようになります。
ちなみに、このカードリーダーを使用しなくても、隠しカメラに直接USBケーブルを繋げると、こちらもUSBメモリと同じようにPCが認識するので、データの転送や編集が可能です。隠しカメラに直接USBケーブルを繋げるか、SDカードを取り出してカードリーダーで読み込むか、どちらでも好きな方法を選べます。
○録画時間は80分程度持つ
録画時間は80分を超えたところで停止しました。これだけ小型軽量なことを考えると十分だと思います。もっと大きなアクションカメラでも代替バッテリー持ちは80~90分ですからね。ただ、アクションカメラとは違い、予備バッテリーを所有して切れたら交換なんて事はできません。バッテリーが切れたら再充電するまでは使えません。
○パススルー機能で簡単な防犯カメラとしても使用できる
USBケーブルで充電しながらも使えます。いわゆるパススルー機能対応です。なので、据え置きの防犯カメラ、隠しカメラとして使用する場合、PCや電源コンセントからUSBケーブルで給電し、その状態で録画すると、前述のバッテリー持ち80分は気にすることなく延々録画されます。意外な盲点としてこのパススルーができない機種があるので注意。
△解像度はフルハイビジョンだが画質はいまひとつ
画質は解像度が1920罰1080のフルハイビジョンで、フレームレートも30fpsなのでスペック的には十分です。ただ、やはり2万3万のデジカメやビデオカメラの画質には及びません。
約3cm四方のサイコロ状で、重さも約25gなのですからね。また、隠しカメラ、スパイカメラとのジャンルであることを考えると十分な画質だとは思います。もう少し詳しく書くと画面にざらつきを感じます。
△操作感は独特なので覚える必要がある
この手の隠しカメラは操作方法が変わっています。小さい筐体なので1つか2つしかボタンを設置できません。そのボタンの押し方や組み合わせを複数の操作に割り当てているのでややこしいんです。
簡単に主な操作をまとめると下記のようになります。
- 【電源オン】電源オフの状態で電源ボタン5秒長押しするとスタンバイモードに入る(緑色のLEDが点灯)
- 【録画開始】スタンバイモードで電源ボタンを短押し(緑色のLEDが3回点滅後消灯)
- 【録画停止】録画中に電源ボタンを短押しすると録画が停止しスタンバイモードになる(緑色のLEDが点灯)
- 【動体検知撮影開始】スタンバイモードで電源ボタン3秒長押し(青色と緑色のLEDが3回点滅しその後消灯)
- 【動体検知撮影停止】動体検知撮影中に電源ボタンを短押し
- 【赤外線撮影開始】スタンバイモードか録画中に電源ボタンを2秒長押しする(青色LEDが2回点滅しその後消灯)
- 【赤外線撮影停止】赤外線撮影中に電源ボタンを2秒長押しすると通常の録画モードになる(青色LEDが点灯し4回点滅して消灯)
このほかに写真撮影モードもありますが、おそらくほとんどの方は動画撮影目的だと思うので省略しました。説明書にはきちんと載っています。
前述した操作をすると、今何モードなのかがLEDの色や点滅の仕方で分かるようになっています。LEDの点灯部分や明るさについては画像の通りです。きちんと発光するので分かりやすいです。また、動作中はどのモードでもこのLEDライトは消灯するので、隠しておかなければならない隠しカメラとして全く問題ありません。
私の場合だと、電源オン、オフ、録画の開始、停止、赤外線撮影の開始、停止くらいしか使わないので、それだけを覚えています。全機能を細かく使うというより、限られた使い方をいくつかする方が多いと思うので、1日もあれば覚えられます。
×SDカードが出し入れしづらい
SDカードが指で挿入できませんでした。焦ったのですが、どうもバネで押し戻す力が強いようで、しっかり穴の奧まで入れないとカチッと入らないようです。なので、この細長い部分に指で押し込むことは不可能で…。そこで、津族品のリセットピンのお尻で押し込むことで無事装着できました。また、逆に取り出すときも指ではできないので、このような針金なり細長い物が必要です。
×説明書の日本語が分かりづらい
海外製の隠しカメラはこれが多いのですが、日本語が怪しいですね…。単語単語は合っているのですが、言い回しが独特なので、理解するのに1,2テンポかかっちゃいます。ゆっくり読んで頭の中で整理すれば問題ないのですが…。
総評
この小型軽量さできちんと撮影はできますし、バッテリー持ちは80分ほどありますし、赤外線撮影、動体検知、ループ録画とあるので、隠しカメラとしては必要十分だと思います。気になる点としては赤外線撮影の手動切り替えですかね。自動で切り替えできないので、延々店内を録画する防犯カメラとしては厳しいかもしれません。
来客や交渉ごとをその都度隠し撮りする分には全く問題ありません。充電しながらの撮影もできますし、ループ録画機能もあるので、バッテリー持続時間を気にすることのない撮影も可能です。
こんな人にお勧め
- 小型軽量で邪魔にならない隠しカメラが欲しい人
- 赤外線撮影、動体検知撮影、ループ録画と多機能の隠しカメラが欲しい人
- パススルー機能のある隠しカメラが欲しい人
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