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セルフカットを始めた切っ掛け
もうセルフカットをするようになって長いことたちます。ここ数年、お金を払って床屋や理容室には行っていません。今でこそ1,000円カットのお店などもできましたが、私が行っていた理容室は、1回3,000円以上の散髪代が掛かっていて、約2ヶ月に1回行っていたので、年間の散髪代だけで18,000円以上掛かっていました。これを1,000円カットに換算しても年間の散髪代は6,000円ですね。このER-GF80-Sは現時点での価格が6,000円を切っているので、1,000円カットに行く人の場合でも、1年で元が取れる計算になります。
このように掛かってしまう散髪代を節約したいとの理由と、もう一つはわざわざ髪を切るために散髪に出掛け、理容師の方と営業トークをしなければいけないのが面倒で、セルフカットに踏み切りました。
初めて使ったのはフロービー
私が初めて使ったセルフカットの機器はフロービーでした。フロービーとは、海外製の掃除機の吸引力を使ってセルフカットする機器で、数年間ずっとこれを使っていて、カットの仕上がりに全く不満はなく、自分でカットしたとは思えないくらい普通にカットできていました。
今回それでも新しいER-GF80-Sに切り替えた理由は、いい加減掃除機と接続しての使用を面倒に感じたからです。セルフカットする度に掃除機を取り出して接続し、なおかつ掃除機の音量とフロービーの音量で物凄く五月蠅くなるので、準備と大音量が不満でした。カット自体は本当に自然にできるんですけどね。
迷った機種
ER-GF80-Sを最終的に計ったものの、最後まで同メーカーのER5209P-Wと迷いに迷いました。私は短髪ではなく、ミディアムな長さの髪型なので、ER5209P-Wのアタッチメントに80mmがあるのが魅力でした。ちなみにER-GF80-Sは最も長いアタッチメントで70mm。1cmの差ですがこれで結構悩みました。あとはER5209P-Wは少し前の型なので安価でありそれもアドバンテージでした。
結局アタッチメントの1cmの差はまあ良いかと目を瞑り、多少高くてもER-GF80-Sに付属している専用ケースが欲しいと思い、ER-GF80-Sにしました。フロービーでも経験があるのですが、こういったセルフカットの機器は、アタッチメントがどうしても多く付属するので、それらを綺麗に纏められるかどうかが、きちんと整理できるかどうかの大きな要素になってくるんです。なので、専用ケースがあればこういった整理が圧倒的にしやすいと思い、ER-GF80-Sを購入した次第です。
開梱の儀
結構大きい箱に入っていて、外箱の大きさは横28cm×高さ28cm×奥行き8cmでした。
専用ケース
前段で書いた専用ケースですが、想像より作りがチープでした。外側はごく一般的な素材の布ケースなので良いのですが、中身の型が段ボール素材でした…。まあ普通に使えるので贅沢は言いませんが…。
ちなみに専用ケースのサイズは、外箱の大きさからそれぞれ1cm小さくした値で、幅27cm×高さ27cm×奥行き7cmでした。
充電と使用時間
充電は8時間でフル充電。フル充電で使える時間は40分です。
実際に使ってみたところ、男性のミディアム長さの私で、カット時間はおおよそ15分ほどでしたので、使用時間の40分は必要十分と感じました。上手くすれば、2ヶ月に1回セルフカットするとして、放電を考えても1回の充電で2回使えそうです。
音は静か
今まで使っていたフロービーと比べると使い勝手は抜群です。まず音が静かです。同じパナソニック製の電気シェーバー(髭剃り)と全く同じくらいです。フロービーは掃除機に接続して使うので、その性質上本当に五月蠅かったですからね…。それに比べると随分静かになりました。
【↑左からER-GF80-S/ドライヤー/電気シェーバー】※それぞれ約30cmの距離で測定
ちなみに、スマホの騒音測定器で測ったら、このER-GF80-Sが63db。ドライヤーが74db。電気シェーバーが62dbでした。この数値を見ても、電気シェーバーと同じくらいで、ドライヤーより随分静かってところですね。下記の表に照らし合わせると、「静かな住宅街静かな乗用車内普通の会話の音声」だそうです。
分類 | 騒音の大きさ(dB) | 目安 |
非常にやかましい | 120 | 飛行機のエンジンの直近 |
非常にやかましい | 110 | ロックコンサート自動車の警笛(前方2m)リベット打ち杭打ち |
非常にやかましい | 100 | 電車通行時のガード下 |
非常にやかましい | 90 | ピアノ、ステレオ騒々しい工場内大声の独唱怒鳴る声 |
やかましい | 80 | 地下鉄電車内バス車内交通量の多い道路電話が聞こえないレベル |
やかましい | 70 | 騒々しい街頭電話のベル音騒々しい事務所内 |
やかましい | 60 | 静かな住宅街静かな乗用車内普通の会話の音声 |
静か | 50 | 静かな事務所 |
静か | 40 | 図書館市内の深夜昼間の静かな住宅地 |
非常に静か | 30 | 深夜の郊外夜の静かな住宅地 |
非常に静か | 20 | 置き時計の秒針音(前方1m)木々の葉の触れ合う音 |
切れ味
切れ味抜群でサクサクカットできます。とは言っても、アタッチメントを取り付けると、カットできる部分とカットできない部分が交互にできるので、1回髪を通したくらいでザックリ切れすぎることはありません。失敗しないためにもこの切れない部分がある事は大事で、フロービーでもそうでした。切れすぎないように調整してあるんです。これがないとサザエさんのワカメちゃんよろしく、おかっぱになっちゃいますからね。このわざとカットしないようにしている部分があるからこそ自然にカットできるんです。
アタッチメント豊富
画像を見ても下の方にある説明書を見ても分かるようにアタッチメントが豊富です。私は短髪ではないので、70mmは短すぎやしないかなと若干不安を感じていたのですが、実際に切ってみると短すぎることはなく、丁度良い長さでカットできました。
考えてみれば定規で測ったように70mピッタリに全てが切れるわけではないですからね。最短で70mmってことなんですね。おそらく70mm~80mm、90mmってところで自然にカットできているんだと思います。私の場合は70mm、耳回り、アタッチメント無しの3種類でカットできました。
安全性
アタッチメント無しで襟足などをカットするのですが、直接見えない部分を自分一人で結構雑に肌に当てたのですが、傷付くことも血が出ることもなく、痛い瞬間もありませんでした。思いっきり力づくで押し当てない限り、肌を切って傷つけることは無いんじゃないでしょうか。
散髪マント
ちなみに、一緒に買っておいた方が良いのは散髪マントです。フロービーと違って切った髪を吸ってくれませんからね。下に新聞紙やビニールシートを敷くのもひとつの手なのですが、そうすると裸にならないと服に髪の毛が付いてしまいますし、裸になっても体に髪の毛が付きます。更にその後お風呂に入らないと体に付いた髪が取り切れません。非常に後処理が面倒なことになります。散髪マントは必須だと思います。
節約のこと
最後にもう一度節約のことを書くと、セルフカットにすると本当にお金が浮きます。
前段でも書きましたが、私が通っていた理容室は1回3,000円超だったので2回のカットで元を取ることができます。1,000円カットの場合でも6回のカットで元が取れます。そして重要なのはここからで、元を取ったた後は、使えば使うほどそのまま散髪代が丸ごと浮くんです。
元を取った後はカットする度にその1回分の散髪代が丸ごと浮くんですね。当たり前ですがセルフカットを続ければ続けるほどその節約効果は大きくなっていきます。
こんな人にお勧め
- 散髪代を節約したい人
- 散髪に行くのが面倒な人
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