今回レビューするのは、XIAOWUさんのワイヤレスイヤホン『TT-bk-JP』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
特徴
- ●プロ厳選の強化版Bluetooth5.0だから心強い!!● 強化した目前最先端のBluetooth5.0技術が搭載された完全ワイヤレスイヤホンは、前のバーションと比べ、2倍のデータ送信速度と8倍のデータ転送能力、約4倍の通信範囲が可能になりました。両耳で使用することはもちろん、単独で使用することも問題ないです、恋人同士や友達同士で音楽・テレビ・映画をシャアすることが楽しめます。ios、Andorid、Windowsと幅広く対応できます。Bluetooth 5.0対応なので、障害物のない場合、10mまでには伝送できます。接続の距離や安定性など一層確保できて、通勤、出張や運動に最適です。
- ●手間要らずすぐさま接続 、早くて簡単!!● TW2ワイヤレス イヤホンはケースからイヤホンを取り出すだけで電源が入るので電源ボタンを押す必要がありません。お使いのスマートフォンのBluetooth設定から一度接続すると、充電ケースから取り出すたびに自動で接続し、充電ケースに戻せば接続を解除します。シンプルで操作簡単なデザイン、多機能をワンボタンに集中しています。そのワンボタンで音楽再生/一時停止/次の曲/音量上げ、通話開始/終了/拒否/リダイヤルなど、Siri対応までの操作をすべて実現可能です。片手でワンボタンを便利で操作できます。
- ●没入感溢れる高音質、抜群なフィット感~● 革新的耳栓のようなデザインにより3Dステレオな高音質をお届けします。直接入れるカナル型は音漏れ防止に優れているので、電車やエレベーターなど公共の場所で使用しても音漏れを心配する必要はありません。イヤホンの形はさまざまな耳の形にフィットするように、人間工学に基づいて設計されたため、装着感が良く、また遮音性も大変高いのが特徴的です。さらに小型であるのにも関わらず、迫力のある大音量を楽しむことができるのもポイント!イヤホン一つあたり5.4gという最小クラスのサイズを実現しており、装着していることを忘れてしまうくらいのフィット感も魅力的!ランニングをはじめ、激しい動きをしてもずれにくくなっています。
- ●長時間再生、移動中でも充電できる!!● イヤホン本体がフル充電状態で、最大3.5時間の音楽再生が可能です。付属の充電ケースを合わせて使えば、最大24時間使用することができます。充電箱は小さくて、充電箱を収納する袋もあり、ポケットに入れ場所取らないし、移動中の充電も楽々です。TW2ワイヤレス イヤホンは国際防塵防水保護等級IPX5認定されています。アウトドアでの利用にも最適。細かな水しぶき程度なら問題なく利用できます。屋外でのジョギングでも、急な小雨、運動中の汗などにも耐えることができますので、ご安心してご使用いただけます。
長所と短所
- ○セパレートタイプで邪魔なコードが一切無い
- ○小さく軽いので耳が痛くならない
- ◎ケースから取り出すと自動的に電源がオンになる
- ◎曲送りも音量アップもイヤホンでできる
- ○左右両方とも単独の片耳イヤホンとして使用できる
- △ケースに指紋や皮脂が付着する
- △左右を表す目印が一切ない
- △音楽再生でのバッテリー持ちは約3時間超
- ×操作方法が説明書と違う
外観
パッケージ外観
パッケージ内容
セット内容
- イヤホン
- 収納ケース(内蔵バッテリー容量450mAh)
- イヤーチップ×3組(1組は装着済み)
- イヤーフック2組(1組は装着済み)
- USBケーブル
- 収納袋
- 説明書(日本語版)
同梱品は上記写真の物で全てとなります。
セパレートタイプのイヤホン。
450mAhの内蔵バッテリー搭載収納ケース。
付属のイヤーチップとイヤーフック。
USBケーブル。Micro Bです。
ケースごと入れて持ち運ぶ専用の収納袋。
日本語単独の説明書。
説明書は全て日本語です。操作方法が説明書とだいぶ違っていたので詳しくは後述します。
動画
使用した感想
スペック
Bluetoothバージョン | 5.0 |
バッテリー | リチウムポリマー |
スピーカー振動板 | 2mmダイナミックドライバーユニット |
スピーカーインピーダンス | 32Ω |
スピーカー出力音圧レベル | 105db |
スピーカー再生周波数 | 20-20khz |
マイク入力感度 | -42±2db |
Bluetooth周波数 | 2.4~4.48GHz |
Bluetooth伝送距離 | 10m |
連続通話時間 | 4時間 |
連続音楽再生時間 | 3時間 |
連続待ち受け時間 | 60時間 |
ケース内蔵バッテリー容量 | 450mAh |
◎セパレートタイプで邪魔なコードが一切無い
このイヤホンはセパレートタイプです。一般的なイヤホンは左右を繋ぐコードがあり、首筋に触れるのですがそれが一切無い構造です。
この写真を見ても分かるとおり、左右完全に分かれた別個のイヤホンになっています。首筋にコードが触れて発生するタッチノイズは発生しませんし、汗などで首にピタッと貼り付いてしまうこともありません。
セパレートタイプのイヤホンでで気を付けるべき点は2点あります。1つは物体が2つになるので紛失しやすいこと。もう1つはバッテリー持ちが悪いことです。1つめの紛失しやすい点については、使用しないときに付属の収納ケースにしまうようにするとほぼ解決しますし、2つめのバッテリー持ちもケースごと外へ持ち出し、しようが終わったらケースにしまうようにすると勝手に充電されるので、充電を意識することなく、使う度に満充電状態になり、こちらもある程度解決します。
○小さく軽いので耳が痛くならない
イヤホンの大きさは耳の穴にスポッと填めるだけの極小タイプです。この写真を見ても分かるとおり、100円玉よりも小さいくらいです。
重量も左右両方合わせて10.9gと超軽量。片方約5.5gです。これだけ小さくて軽いので、耳に填めても痛くなることはありません。小さいかぎ爪状のイヤーフックがありますが、これは耳穴の溝に小さく引っ掛けるタイプの物です。耳穴の溝は神経が鈍くて硬いので、イヤーフックが引っ掛かって痛くなることもありません。
◎ケースから取り出すと自動的に電源がオンになる
セパレートタイプのイヤホンの場合、ケースが重要な役割を果たします。ケースからイヤホンを取り出すと自動的に電源がオンとなり、ペアリング状態になります。普段はこの写真のようになんのLEDの光も発せずケースにしまわれています。
ケース自体に内蔵されているバッテリー容量は450mAhです。そして、背面に充電用のUSBポートと、ケースのバッテリー残量を示す4つのLEDランプがあります。LEDランプは正面の方が良かったかな…と。イヤホンを空から満充電まで3~4回充電できます。
ケースにイヤホンをしまった状態での重量は45.9g。こちらもイヤホンと同じく軽量なので持ち運びで苦になりません。形状も細長く丸みを帯びているので、パンツのポケットに入れる際もスムーズですし、こんもり盛り上がりすぎて不格好になることもなく快適。
ケースから取り出すと、イヤホンの正面タッチボタン部分の円状のLEDライトが点灯します。
ケースにしまうと赤色LEDライトが点灯し、充電をしていることを表します。満充電になるとこのLEDライトは消えます。
◎曲送りも音量アップもイヤホンでできる
私の接続した端末がAndroidだからかも知れませんが、音楽再生での操作方法は説明書とかなり違いました。
音楽再生 | 両耳 | 再生/一時停止 | シングルタッチ |
次の曲 | 左を2秒長押し | ||
ボリュームアップ | 右を2秒長押し | ||
音声アシスタント起動 | ダブルタッチ | ||
片耳(右のみ接続) | 再生/一時停止 | シングルタッチ | |
ボリュームアップ | 右を2秒長押し | ||
音声アシスタント起動 | ダブルタッチ | ||
片耳(左のみ接続) | 再生/一時停止 | シングルタッチ | |
次の曲 | 左を2秒長押し | ||
音声アシスタント起動 | ダブルタッチ |
音楽再生での操作方法は上記のようになりました。左右両耳のイヤホンとして使用すると、左右のタッチボタンで操作方法が違います。ただ、説明書を見るとどうもiPhoneを想定して書かれているようなので、iPhoneなら説明書通りなのかもしれません。しかし、Androidの私はこのような操作体系になりました。
曲送りとボリュームアップがイヤホン本体からできるのは便利なのですが、曲戻しとボリュームダウンはできません。また、後述しますがどちらかを単独のイヤホンとして使用した場合の、ボタンの操作方法も左右で違っており、左だとタッチボタン長押しで曲送り、右だとタッチボタン長押しでボリュームアップと別個の物になってしまいます。また、左右どちらをダブルタッチしても、とGoogleの音声アシスタントが起動しました。これら操作体系は少し独特ですね。
前述もしましたが、このイヤホンのボタン部分はタッチ式です。表面を指先で軽く触るだけで操作できるので力が一切必要ありません。また、装着しながらの操作でグイッと押し込む物理ボタンだと、耳の穴にイヤホンを押し込む形になり、耳が痛くなる要因にもなるのですが、タッチ式なのでそれもありません。装着しながらの操作も快適です。
タッチボタンの精度、感度も全く問題なし。イヤホンの表面全面がタッチボタンになっているのですが、反応が鈍かったり誤動作もありませんでした。タッチすればすぐに反応します。
○左右両方とも単独の片耳イヤホンとして使用できる
左右両耳イヤホンとして使用するのが基本ですが、左右のイヤホンを単独で片耳イヤホンとして使用することも可能です。
このイヤホンの『Touch Two』との端末が2つあるのが分かると思います。1つが両耳+左耳、もう1つが右耳のイヤホンです。ただ、どちらが両耳でどちらが片耳を表しているのか分かりづらいです。できたらLRのような文字があれば良かったです。
△ケースに指紋や皮脂が付着する
ケース表面はツルテカの光沢のあるタイプになっています。綺麗なままなら良いのですが、触ると指紋や皮脂がペタペタ付いてしまいます。見た目状よろしくないので、このあたりマット処理なり、指紋や皮脂が付かない工夫が欲しかったです。
△左右を表す目印が一切ない
スマホに出てくる端末名で左右の識別がないことは前述しましたが、イヤホンにも左右を識別するLRなどの刻印はありません。ただ、LEDライトの光り方で左右を識別できます。赤と青交互に光る方が左で、青く光る方が右です。LEDライトの光り方をじっと見て数秒待たなければならないので、やはりここはLRの刻印が欲しかったところ。
△音楽再生でのバッテリー持ちは約3時間超
音楽再生でのバッテリー持ちは3時間を超えた辺りでした。セパレートタイプのイヤホンとしてはごく一般的なバッテリー持ちです。このバッテリー持ちがセパレートタイプの大きな弱点ですが、ケースにしまうと勝手に充電され、満充電で充電が切れるので、ある程度はこのスタイルで補えます。
3時間以上の『連続運転』ができないとの挙動になるので、自分のライフスタイルで3時間以上連続使用するシーンがよくあるのであれば、もっとバッテリーが持つ一般的な両耳イヤホンをお勧めします。逆に3時間以上の連続使用がほぼないのであれば、バッテリー持ちの短さは全く関係ありません。バッテリーが切れる前にケースにセットして充電されてしまいますからね。
毎日通勤や通学で使う方であれば、その際に連続で最大何分使いますか?ってことですね。この辺りがこのセパレートタイプのイヤホンで問題ないかどうかの基準になります。
×操作方法が説明書と違う
前述しましたが、説明書と実際の操作方法が違って驚きました。手探り状態でやっていけば、大抵このようなタッチ式はダブルタッチ、長押しに操作が割り当てられているので、正解に辿り着けると思いますが、Androidの方は戸惑うかも知れません。さすがに私の端末だけこの違った操作方法というわけではないと思うので、多分Androidは説明書と違うんじゃないかな…と。
総評
操作方法が説明書と違って戸惑いましたが、それ以外では概ね良いイヤホンだと思います。ただ、個人的にはダブルタップでの音声認識ソフトの起動はいらなかったかな…と。これができるなら、ダブルタップに音楽再生の曲戻しやボリュームダウンを割り当てて欲しかったです。逆に言えば、音声認識ソフトのGoogleアシスタントや、Siriを使う方には便利なんだと思います。
こんな人にお勧め
- 耳が痛くならないイヤホンが欲しい人
- タッチ式ボタンのイヤホンが良い人
- 曲送りやボリュームアップをイヤホン本体で行いたい人
- 音声認識ソフトを使用する人
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