今回レビューするのは、Vamvoさんのプロジェクター『L3600』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【迫力で鮮明な大画面を満喫】リアル解像度XGA(1280*768RGB)で、1080Pにも対応します。画質はより繊細で、粒状性が良い、高コントラスト比と3500ルーメンの明るさによる高品質の映像を投影でき、お部屋で音楽や映画を十分楽しんでいます。(縦±15度の台形補正機能搭載、画面の歪みを簡単に手動調整することができます。)
- 【スマホと直接接続】最新技術により、難しい設定や変換アダプター(二千円ほど)は不要、USBケーブル1本だけでミラーリング実現し、スマホンやIPADと簡単に接続し、大画面のエンターテイメントはもっと楽しいです。
- 【多機能インターフェイス】入力ポートはAV、USB*2、VGA、HDMI*2、SDカード対応。スマホ、タブレット、Fire TVStick、Roku Streaming Stick、DVD プレーヤー、任天堂ゲーム機、Xbox、TV box など幅広く対応できます。
- 【インパクト】投射距離(約1.5m〜5.5m)によって44-200インチの大画面で、リアルな臨場感を味わえます。
長所と短所
- ○操作が簡単
- ○比較的コンパクトで置き場所を取らない
- ◎入力端子が豊富
- ○明るい映像でくっきり見える
- ○角度を調整できる突っ張り棒がある
- ○台形補正機能がある
- ○リモコンの感度が良い
- △電源コードが海外仕様の3PIN
外観
パッケージ外観
セット内容
- プロジェクター
- リモコン
- 電源コード(3PIN)
- HDMIケーブル
- AVケーブル
- 日本語説明書
写真と動画
外観
プロジェクターの表面はサラサラのマット加工がされており、指紋や皮脂が付きませんでした。いつも綺麗に使用できて良いです。
プロジェクター本体上部に最低限のボタンがあります。基本的にリモコンで操作しますが、本体での操作も可能。また、レンズ調整ツマミと台形補正ツマミもあります。
下部には角度を調整できる突っ張り棒が収納されています。このボタンを押すと飛び出て細かく調整できます。
背面には電源コード差し込み口やスイッチ、端子類が集中しています。入力ソースは豊富に対応しているので不足はないと思います。
裏面。ここに付属のカメラ三脚アダプタを取り付けると、一般的なカメラ三脚に安定して取り付けられるようになります。
両サイドは排気口でなにもありません。すっきりしたデザインです。
説明書は日本語単独の物で、図解、写真入りでわかりやすかったです。
動画
使用した感想
○操作が簡単
このプロジェクターの操作や設定は簡単でした。基本的に、リモコンの入力ソース(USBメモリやHDMIなど)選択画面で使用したいソースを選び、その中に入っている映像などを再生するだけです。初心者でも迷うことはないと思います。
設定も複雑な物はなにもありませんでした。最初から日本語化されており、デフォルトのままで全く問題ありませんでした。ただ、デフォルトだと音がかなり大きく設定されているので、再生前に音量を10程度に下げておくことをお勧めします。そのまま再生すると音が大きくてビックリします。
また、立ち上がりはかなり速かったです。いくつもプロジェクターを使用したことがありますが、その中でも最速かもしれません。電源ボタンを押してから数秒で使用できる状態になりました。
○比較的コンパクトで置き場所を取らない
映像が綺麗で他のプロジェクターを全く遜色のない性能と機能ですが、同クラスのプロジェクターと比較して2,3周りコンパクトです。小さくて困ることはありませんからね。設置場所を取らないので便利です。ただ、重さは他のプロジェクターと変わりません。小さい分ずっしり中身が詰まっている感じがして重さを感じます。
◎入力端子が豊富
プロジェクター重要なのが、なにを使用できるかの入力ソースです。このプロジェクターは、背面にVGA、HDMI×2SDカード、USBメモリ×2、AVケーブルと十分すぎるほどの入力ソースがありました。
私はUSBメモリにPCから動画を入れて再生することが多いので、USBメモリ端子が2つ合ったのは有り難いです。また、SDカードも対応しているので、デジカメやスマホに入っている動画も簡単に再生することができます。
また、ヘッドホン端子もあるので、プロジェクターからは音を出さず、ヘッドホンで見たい場合も対応可能でした。プロジェクターはファンの音が大きくなりがちなので、ヘッドホンをしてファンの音を遮断できる使い方はかなり効果的だと思います。
○明るい映像でくっきり見える
3500ルーメンと言うのは、国際規格の物ではなく、中国独自規格の物だと思います。さすがにそこまで明るいとは思えません。ただ、それでも部屋を完璧に暗くしなくても、ある程度暗くしただけで綺麗に映像を見ることができたので、『明るいプロジェクター』と言うのは間違いないと思います。
ちなみに、部屋の蛍光灯を全開に明るくすると、かろうじて映像が見える程度に見ることができました。この状態で字幕を読み取るのは無理かな…と言った感じ。
○角度を調整できる突っ張り棒がある
本体下部に角度を上向きにできる突っ張り棒が収納されています。ボタンを押すとスッと出てくるので、ここを伸縮みさせることで、好きな位置に映像を投影することができます。
個人的にはこれはかなり便利です。これがないと、プロジェクターを置く高さ=映像を投影する場所と同じ高さになってしまうので、プロジェクターを置く位置の調整が面倒くさいんです。
○台形補正機能がある
前述のように角度を変えて映像を投影すると、その映像自体が台形になってしまいます。しかし、その台形を長方形に補正するツマミが本体上部奥になります。ここを回して調整することで、正常な映像になるので、角度を変えて投影したい場合は必須の機能になります。
ちなみに、その手前の大きい方がレンズ調整つまみです。投影距離は3mと推奨されていますが、2m以下でもこのツマミを調整すると、文字もきっちり綺麗に読めるくらいきちんとピントが合います。まあ、その分、映像は小さくなってしまいますが、それでも60インチ程度の大きさにはなっていると思います。
○リモコンの感度が良い
安いプロジェクターの場合、リモコンの感度が悪いことが過去にあったのですが、このプロジェクターのリモコンは感度が良かったです。押したらすぐに反映されるのでストレスになりません。ただ、さすがに真横で操作すると操作を受け付けてくれませんでした。その代わり、前面でそうさすると、プロジェクターに向けず、壁に向けても操作を受け付けるくらい良い受信感度でした。
△電源コードが海外仕様の3PIN
電源コードの端子は海外仕様の3PINでした。このままでは日本のコンセントに差し込めません。ここは要注意です。
私の場合、海外製品をよく購入するので、このような3PIN→2PINに変換するアダプタを持っていたから良かったのですが、これから購入する方は気を付けてください。
変換アダプタは数百円で売っているので、このプロジェクターを使用するなら購入することをお勧めします。
総評
特徴としては、コンパクトで起動が速く、映像が明るく明暗くっきり綺麗に投影でき、入力ソースが豊富なので、大抵の物に使えるプロジェクターと言ったところでしょうか。またリモコンの感度が良かったことも地味にプラスポイントです。
こんな人にお勧め
- コンパクトなプロジェクターが欲しい人
- 入力ソースが豊富なプロジェクターが欲しい人
- 起動が速いプロジェクターが欲しい人
- リモコンの感度が良いプロジェクターが欲しい人
- 明るい映像を投影できるプロジェクターが欲しい人
- 海外仕様の3PIN電源コンセントがいやな人
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