今回レビューするのは、Dibeaさんのロボット掃除機『D850』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【隅まで掃除】特別なDシェイプデザインによって、丸型ロボット掃除機が苦手なホコリの溜まりやすい隅もしっかり掃除できます。落下防止センサーと衝突防止センサーを備えており、家具への衝突や落下を防ぎます。
- 【多彩な掃除モード】自動掃除、スポット掃除、エッジ掃除、予約掃除という四つの掃除モードがあります。しかも、モップと水タンクを取り付けたら、床を掃除しながら、水拭きできます。
- 【カーペット掃除】強力吸引、回転ブラシ、サイドブラシ、大きいホイールの組み合わせで、高さのあるカーペットやじゅうたんを軽く乗り上げて、強力に掃除できます。しかも、高さはわずか7.5cmで、ソファーとベッドなどの家具の下に入り込んで清掃できます。
- 【自動充電】長持ちリチウムイオンバッテリーによって、最大120分間の連続使用ができます。掃除が終わると自動的に充電台に戻るのはもちろんのこと、掃除中にバッテリー残量が少なくなると、自動的に充電台に戻って充電します。
- 【遠隔操作】付属のリモコンで、方向変更、掃除モード変更、予約掃除などの操作ができます。事前に予約時間を設定したら、毎日の同じ時間で掃除し始めます。お部屋をいつもきれいに保ちます。同時により多くの自由な時間を得られます。
長所と短所
- ○角を無駄なく掃除できる
- ◎水拭きができる
- ◎バッテリーが120分間持つ
- ○充電ステーションがあるので自分で充電する必要がない
- ○リモコンで任意に操作できる
- ○毎日の予約掃除ができる
- ○ゴミ捨てはワンタッチで簡単
- △曜日の予約設定ができない
- △ゴミタンクの容量が少ない
外観
パッケージ外観
パッケージ内容
セット内容
- ロボット掃除機
- 充電ステーション
- ACアダプター
- バッテリー
- モップ
- モップ予備
- サイドブラシ×4
- フィルター
- お手入れブラシ
- リモコン
- 保証書
- サンキューカード
- 説明書
写真と動画
外観
一般的なロボット掃除機は円形なのですが、これはD型になっています。隅にピッタリはまるので角を綺麗に掃除できます。
上蓋をパカッと開くとダストボックスがあります。これを分離してゴミ箱にゴミを捨てます。
段差センサーがあるので、ある程度の段差を感知して落下防止してくれます。
ロボット掃除機は吸気はありません。ブラシでゴミを『掻き込む』動作になります。ブラシは分離できるのでロボット掃除機自体の掃除、メンテナンスも細かくできます。
本体にもボタンがあります。リモコン無しでの動作も可能。
水拭き用のモップも付属しています。水で濡らさなければ乾拭きにもなります。
充電ステーションがあります。バッテリーが少なくなると自動的に戻って充電してくれます。自分で充電する必要はありません。
動画
使用した感想
○角を無駄なく掃除できる
まず目に付いたのはその独特な形状です。進行方向が真っ平らです。一般的なロボット掃除機はまん丸なので不思議でした。何故湖のような形状になっているのかと言うと、角を掃除しやすくするためでした。
まん丸のロボット掃除機も、ゴミを掻き出す『ヒゲ』があるため、角もきちんと掃除してはくれるのですが、それよりもこのような形状にして、角と形を合わせて掃除してやろうとのコンセプトのようです。確かに、四隅の掃除はピッタリと形が合うので、気持ちよくゴミを吸ってくれました。
ただ、全ての角が90度なわけじゃないですよね。中には変な形状の角があったり、物を置けば勿論、切り絵に90度なんてならない場合もあります。このような場合、この戦闘が平らの形状はそれほどアドバンテージになっていないようです。まあ、それでもやはり長いひげがゴミを掻き出すような構造になっているので、きちんと掃除はしてくれるんですけどね。
◎水拭きができる
形状もユニークなのですが、もう1つユニークな点として、水拭きができることが挙げられます。付属品にモップがあります。これをロボット掃除機に取り付けることで、フローリングや石床などを水拭きしてくれるんです。
また、この構造は実に理に適っています。モップを取り付ける部分は、埃を取り込む場所とは反対側の『後方』です。なので、動きとしては、まず埃を吸い込み、綺麗になったところを更に水拭きする…との動作になります。これは気持ち良いくらい綺麗になるので良かったです。
私の家はキッチンがフローリングです。なので、掃除機で掃除するだけでは、油跳ねなどの油汚れが綺麗にならず面倒だなと思っていたんです。しかし、このロボット掃除機は、ゴミを取り込み、その後に水拭きをする動作をするので、ただ走らせておくだけで完全に綺麗になりました。これはかなり良かったです。ちなみに、当然ですが水タンクに水を入れなければ乾拭きになります。
◎バッテリーが120分間持つ
バッテリーは120分間も持ちました。いくつかロボット掃除機を使用してきましたが、ここまで長く持つ物は初めてです。これだけバッテリーが持つと、かなり広い家でも問題無く使用できると思います。
○充電ステーションがあるので自分で充電する必要がない
安いロボット掃除機には充電ステーションが付いていない物が多いです。その場合自分でACアダプタをロボット掃除機に差し込む手間が必要になります。しかし、このロボット掃除機は、バッテリーが少なくなると自動で充電ステーションへ帰還し、勝手に充電してくれます。自分で充電する作業はゼロになるので非常に楽です。ただ、当然ですが充電ステーションを設置するスペースが必要ですし、使用しないときにロボット掃除機はそこに出しっぱなしになります。それほど大きな物ではありませんが、狭いワンルームなどの場合、これが負担になるかもしれません。
○リモコンで任意に操作できる
自動で部屋を掃除するモードを基本的に使用すると思いますが、リモコンで上下左右自由自在にラジコンのようにコントロールすることも可能です。どうしても痒いところに手がどかない、あそこをピンポイントで掃除して欲しい点なんて時に役に立ちます。
リモコンの感度ですが、押したらすぐに反応して任意の方向に動くので、レスポンスは非常に良かったです。特にもたつきは感じませんでした。
○毎日の予約掃除ができる
リモコンでは予約掃除の設定もできます。設定できるのは時間だけなので、『毎日○時に掃除する』との動作になります。曜日の設定はできません。曜日の設定ができれば最高だったんですけどね。
ただ、これでも予約掃除の便利さは計り知れないです。お仕事などで家を毎日空ける場合、自分がいない時間に予約掃除の設定をしておくと非常に便利なんです。ロボット掃除機が動いているところを見ること無く…つまり掃除しているなんてでき事を見ることなく、毎日何故か部屋が綺麗という不思議な状況に…。ロボット掃除機はこれがたまらないんです。
掃除なんて自分の知覚する限りしていないのに、自分がいないときに勝手にロボット掃除機が掃除をして綺麗にしてくれる。この感覚はロボット掃除機ならではでたまりません。
○ゴミ捨てはワンタッチで簡単
ゴミはロボット掃除機内のゴミタンクに溜まります。ある程度溜まったら、自分で蓋を開けてゴミ箱に捨てる必要があります。さすがにロボット掃除機とは言っても、ここは手動でやらなければなりません。
ただ、ゴミ捨て自体の作業は簡単です。ロボット掃除機の上の蓋を開き、ダストボック素を取り出し、フィルターを外してゴミ箱に上からポンと落とすだけです。このとき、手がゴミに触れて汚れる場合があるので、鬱陶しいのはそこくらいですかね。これがどうしても嫌なら軍手をすると良いと思います。
ダストボックスは分離しますし、取っ手が付いているので、ゴミ捨ての作業は非常に簡単です。
△ゴミタンクの容量が少ない
ロボット掃除機の宿命ですが、ゴミタンクの容量は小さいです。10回掃除しても余っている…との大きさではないので、小まめにゴミ捨てをしてやる必要があります。ただ、ゴミ捨て作業自体は前述もしたように、底面の蓋を開け、ゴミ箱の上からポンポンと叩いて落とすだけです。
総評
高級機だと、バーチャルォールがあったり、宅内GPSがあったり、マッピング機能があるので、ミドルクラスのロボット掃除機と言ったところです。それでも、1人暮らしや少人数の家庭なら十分な性能のロボット掃除機だと思います。
こんな人にお勧め
- 角をしっかり掃除したい人
- 予約掃除をしたい人
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