今回レビューするのは、T-falさんの電気ケトル『BF805170』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
沸いたら自動でスイッチが切れる[自動電源オフ機能]つき。 パイロットランプが点灯して、湯沸し中をお知らせ。
ひと目で湯量を確認できる目盛りつき窓。
[空だき防止機能]つき。
電気代はカップ1杯分でわずか約0.50円。
コードレスだから持ち運びができ、注ぎやすい。
長所と短所
- ○コンパクトで置き場所を取らない
- ○操作が簡単
- ○簡単にお湯が沸く
- △お湯が沸き終わったことが分かりづらい
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
電気ケトル本体。0.8リットルのコンパクトな物です。
台座。この上に乗せてお湯を沸かします。
説明書。全て日本語です。説明書を見る必要がないほど簡単に使えます。
動画
スペック
- 容量:0.8L
- 本体重量:750g
- 原産国:中国
- コード長さ:1.3m
- 素材・材質:ポリプロピレン、ステンレス、ナイロン
- サイズ:幅220×奥行150×高さ180mm
使用した感想
○コンパクトで置き場所を取らない
電気ケトルは数多くありますが、今回は有名メーカーのT-falを購入しました。また、主に高齢の母が使用するため、容量が少なくても良いので、軽くて使いやすい0.8リットルの物を選びました。
計測すると、高さ約18m×取って付きの奥行き約25cm×幅約15cmとコンパクト。キッチンの片隅や、棚の余ったスペースにに置いておいて邪魔になりませんし、部屋に置くならテーブルの上に置いても良いでしょう。
重さは中になにも入れていない状態で、電気ケトル本体が638.5g。台座が132.5g。電気ケトルと台座を逢わせて771g。水を満タンに入れて電気ケトルがおよそ1.5kgになります。1.5リットルのペットボトルより少し軽いくらいです。高齢の母は満タンにすると重いとは言いますが使えています。
電気ケトルは容量がもっと多い物も当然あります。ただ、大容量であればあるほど場所を取りますし、運ぶときに重くなります。また、お湯を沸かす場合も量が多ければ多いほど時間が掛かってしまいます。また、大容量であれば良いというわけでもありません。使う人によっても最適な量は変わるので、自分のライフスタイルに合わせて選んでください。
○操作が簡単
操作は説明書を見るまでもなく簡単にできました。台座の上に乗せるのは当然として、電気ケトル本体にボタンを1つしかありません。取っ手上にあるボタンを押すと電源が入り湯沸かしが始まります。電源が入っている状態だと、赤いLEDランプが点灯するので見た目で分かります。
湯沸かしが完了すると、電源スイッチが自動的にオフになり、カチッと音がして赤いLEDランプも消灯します。お湯が沸いたら台座から離し、電気ケトル本体を持ってカップなどにお湯を注いでください。終わったらまた台座の上に戻します。
電源操作以外の機構だと、フタは上部にある半円状のトリガーを押すとロックが解除されて開きます。普段はフタがロックされているので、倒れても開くことはありません。ただ、注ぎ口部分はパカパカと開く状態になっているため、倒れたら底からお湯が漏れます。
その注ぎ口ですが、フィルターが付いています。簡単に取り外せるので定期的に掃除してくださいとはなっていますが、中に入れるのは水だけなので、2ヶ月ほど使用しましたが全く汚れていません。
とはいえ、衛生的にも1ヶ月に1回くらいは中性洗剤で洗って消毒した方が良いと思います。
ちなみに、液だれ(注ぎ終わった後に水が垂れるとか)は全くといって良いほどありありません。注ぎ口の形状がっ良いのか、水の切れが非常に良いです。
○簡単にお湯が沸く
なんといっても電気ケトルは簡単にお湯が沸くので非常に便利です。もちろん、ガスコンロにやかんに水を入れてお湯を沸かすこともできます。しかし、火を使うのでそうそう目を離せません。また、終わったときはピーピー警笛が鳴るのがうるさく…。より簡単にお湯を沸かしたくて今回電気ケトルを購入しました。
電気代は地域にもよりますが、ガスでの湯沸かしよりも電気ケトルの方が若干高く、1分0.2~0.3円高いですが、それほど気にしなくて良いと思います。1ヶ月毎日5分使っても30~45円の差です。また、やかんでの湯沸かしの場合、沸騰してピッタリにガスを止めることは無理だと思うので、その分を考えるとこの差はさらに小さくなります。
実際にどれくらいの時間でお湯が沸くのか実験してみました。この電気ケトルは、何杯分とのメモリがあるので、2~5杯全てで実験。結果は以下のようになりました。
2杯分1分51秒。3杯分2分36秒。4杯分3分23秒。5杯分4分23秒。800ml4分40秒(最大容量)。
当然ですが、中の水が多ければ多いほど時間は掛かります。それでも最大4分40秒で、ガスでの湯沸かしと違い、絶対に安全で目を離しても良いのは非常に楽です。
沸騰時間 | |
2杯分 | 1分51秒 |
3杯分 | 2分36秒 |
4杯分 | 3分23秒 |
5杯分 | 4分23秒 |
800ml(最大) | 4分40秒 |
△お湯が沸き終わったことが分かりづらい
唯一の不満点は湯沸かしが終わったときに分かりづらいことです。ブザーのような警告音は鳴りません。判別するのは、終わったときにスイッチが切れる『カチッ』という音と、スイッチのLEDライトが消灯したことのみです。
他に料理などをしていると、カチッという音は聞き逃すことがありますし、LEDライトもそれほど強い光ではないので、数メートル離れると分からないこともあります。とは言え、このような湯沸かし完了の通知が分からなくても、そろそろ終わったかな…で見に行けば良いのでそれほど困ってはいません。できればブザーがあれば良かったな…くらいです。
ガスの湯沸かしと違い、お湯が沸いてから数分放置しても安全上問題ありませんし、すぐにお湯が冷めるわけでもありあませんからね。ちなみに、本体はポリプロピレン(プラスチックの一種)なので、保温性は基本的にありませんし、側面を触ると熱いので気をつけてください。ただ、中のお湯がそのまま外に伝わっているわけではなく、多少は保温性があるようで、沸騰した後に本体を触っても火傷するほどではありません。『アチッ』くらいです。
総評
定評のあるT-falの電気ケトルで、コンパクトな0.8リットルタイプです。また、高級機の場合、多機能な分、ボタンがいくつもあったり、操作が複雑な物もあります。しかし、こちらは単機能の電気ケトルです。そのため、手軽に使いたい方、機械に疎い方、高齢者にも向いています。
味噌汁、カップラーメン、紅茶、コーヒーなど、一般的な使用で容量にも不足を感じていません。説明書には、お湯は毎回捨てて使うときに新しい水を入れるように記載してあるのですが、面倒なのでそんなことはしていません。あまったらそのままですし、気付いたときに水を足して放置して使っています。それでも全く問題なく使えています。さすがに1週間や2週間使わない場合にこの使い方はお勧めしませんが…。
とにかくシンプルで簡単に使えます。また、価格も安めで5千円以下なのでコスパも良いと思います。
こんな人にお勧め
- 操作が簡単な電気ケトルが欲しい人
- コンパクトな電気ケトルが欲しい人
- コスパの良い電気ケトルが欲しい人
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