目次
特徴
- サイズ:幅73×奥行73×高さ120cm~129cmx座面高42cm~52cm
- 本体重量:約22.5kg
- 【素材】(張地)ポリエステル(布地) (クッション)非再生ウレタンフォーム (ベース)強化ナイロン樹脂 (キャスター) ウレタン樹脂
- 【ブランド】DXRACERは世界中のプロゲーマーともに進化し続ける日本上陸6年目のゲーミングチェアトップブランドです。WCG・IEM・CGA・TWITCH CON・MLG・ESWC・AVA・サドンアタックなど国内外の主要ゲーミングイベントにおいて公式ゲーミングチェアに採用される本格的ゲーミングチェアです。
- 【DXRACER商品カテゴリー】FORMULA(フォーミュラ)シリーズ
- 【アームレスト】1Dアームレスト(上下昇降機能)
- 【チェア機能】背もたれリクライニング◾座面ロッキング(ゆりかご)機能
はじめに
今回レビューするのは、DXRACERさんのゲーミングチェア『DXR-BKN』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
動画チェック
パソコンチェア選びで悩む
現在使用しているパソコンチェアが、少しでも体を動かすとギーギー大きな音を立ててきしむようになってしまいました。新しいゲーミングチェアを購入することを考え、暫く悩んでいたのですが、最終的にはDXRACERさんのゲーミングチェア『DXR-BKN』を購入しました。
どれに決めるかで色々悩んで調べたので、今回はゲーミングチェアを購入する過程で調べて分かったことも含めて、レビューしていきたいと思います。
主な候補
パソコンチェアとして真っ先にお勧めされるのはアーロンチェアです。金に糸目を付けなければ…という条件付きですが…。アーロンチェアは売れ筋の物で15万円ほどします。評判が高いですし、価格も負けずに高いので、おそらく良い物なのでしょう。しかしさすがに椅子に15万円は…ということで候補から脱落しました。
その他だと、ゲーミングチェアでDXRACERさんと双璧を成すAKRACINGさんが各サイトでも比較対象として挙げられていました。ただ、こちらも同タイプの布地の『WOLF』だと、1万円ほどお高くなっていました。
DXRACERさんもAKRACINGさんも、同タイプを比較すると価格は変わらないようなことが書いてあるサイトも多かったのですが、今回私が調べた限りでは、AKRACINGさんの方がDXRACERさんよりも30~40%高かったです。
このAKRACINGさんのゲーミングチェアはリクライニング角度が広いです。170~180度リクライニングするので、椅子で寝るシーンがあるなら、多少高くてもAKRACINGさんのゲーミングチェアをお勧めします。
ちなみに、DXRACERさんのリクライニング角度は、シリーズによって違いますが150度~です。後の記事に譲りますが、個人的にはこれでも十分寝ることができました。
もう1つ、Amazonを調べていて気になった物は山善さんの『MFR-89』です。こちらはDXRACERさんのDXR-BKNより5千円ほど安く、フットレストも付いているので、足を伸ばせて良いなと思ったのですが、肘掛けの高さ調節ができないとのこと。
私の場合、仕事とプライベートを合わせて1日10時間はパソコンを操作するので、肩こりや首こり対策は重要課題です。
以前、肘掛けの無い椅子を使用したこともあるのですが、腕を置くところが無いと、腕の空中に浮かせている重さは全て肩から首に掛かるので、肩こりと首こりが酷いことになりました。また、肘掛けが低すぎても高すぎても多少のこりが発生します。肘掛けの高さ調節は個人的に必須です。なので、肘掛けの高さ調節のできないこちらは候補から外れました。
以上のように、アーロンチェアさんの椅子は価格が高すぎ(15万円くらい)て断念。AKRACINGさんのゲーミングチェアは、DXRACERさんのゲーミングチェアに比べて価格が30~40%高く、リクライニング角度にそれほどメリットを感じなかったため除外。山善さんのゲーミングチェアは、肘掛けの高さが調節できないので除外。ということで、最終的にDXRACERさんのゲーミングチェアになりました。
DXRACERさんのシーリーズ解説
さて、価格と機能でバランスの取れたDXRACERさんのゲーミングチェアに決まったのは良いのですが、いくつかシリーズがあるようでこちらも調べてみました。
まず始めにシリーズを書くと、『フォーミュラシリーズ』、『ドリフトシリーズ』、『キングシリーズ』、『クイーンシリーズ』の4種類となります。
フォーミュラシリーズ
フォーミュラシリーズの型番は『DXR』となります。その後の英文字はカラー識別です。
端的に特徴を書くと、DXRACERさんのゲーミングチェアの中でも最も安い下位シリーズとなります。とはいえ、上位機種との差は、ほぼ大きさや革張り素材の部分なので、最も安いから最も悪いというわけではありません。下位機種と表現するよりも、スタンダードモデルと表現した方が正しいと思います。
価格以外の違いだと、素材がメッシュ生地、つまり布地であることが挙げられます。布地が良いのか、革が良いのかは一概には言えません。布地は夏に蒸れづらく、サラサラした肌触りがあるので好みの問題だと思います。
価格にも反映されているように、布地は革よりも安価に製造できます。この素材の差が安いシリーズとなっている所以です。布地はどうしても嫌というのでなければ、十分実用的で選択肢に入るシリーズです。
ちなみに、このDXRACERさんのフォーミュラシリーズがゲーミングチェアの中で最も売れています。
ドリフトシリーズ
ドリフトシリーズの型番は『DXZ』となります。その後の英文字はカラー識別です。
特徴を端的に書くと、このシリーズから上は素材がレザー(革)になります。勿論天然革ではなく人口革です。
前述したように、革は夏に蒸れるデメリットはありますが、しっとりとした肌触りがあります。布地よりも単純に人口革の方が製造費が掛かるので、フォーミュラシリーズより少しお高くなっています。
機能的な面では、汗や汚れが染み込みづらいので、汚れたら濡れた雑巾で拭いて簡単に綺麗にできることが挙げられます。
基本的には、布地が良ければフォーミュラシリーズを、革が良ければドリフトシリーズをという選び方で良いと思います。
キングシリーズ
キングシリーズの型番は『DXK』となります。その後の英文字はカラー識別です。
こちらは文字通り、身長180~190cmの方向けのキングサイズということになっています。背もたれの高さも座面の大きさも最も大きく、ゆったり座れるシリーズです。DXRACERのゲーミングチェアの中では最上位機種という位置付けになります。サイズが大きいので価格も最も高いです。
また、大きさ以外の特徴だと、肘掛けの高さ、前後スライド、左右幅と自由に動かせる特徴があります。体が大きくない方でも、肘掛けの自由な可動範囲に魅力を感じるなら購入するのもありかもしれません。
クイーンシリーズ
クイーンシリーズの型番は『DXJ』となります。その後の英文字はカラー識別です。
こちらは前述のキングシリーズとは逆に、クイーンシリーズということで女性向きのコンパクトなシリーズになっています。勿論、小柄な男性にも合っていて、150~170cmの方に合うとのこと。
また、スペースが限られている狭い場所で使用するにも良いシリーズです。
AKRACINGさんのシリーズ解説
今回は購入しませんでしたが、AKRACINGさんの種類の違いについても調べたので記載しておきます。
WOLF
WOLFシリーズは、DXRACERさんのゲーミングチェアだとフォーミュラシリーズに相当します。AKRACINGさんの中で最も安い下位機種です。
特徴もDXRACERさんのフォーミュラシリーズと似ています。素材は基本布地で、背面は蒸れにくいメッシュ生地となっています。ユニークなところは、色が付いているところがレザーであることです。レザーは汚れが拭き取りやすいので清潔に保てます。
NITRO
NITROシリーズは、DXRACERさんのゲーミングチェアだとドリフトシリーズに相当します。AKRACINGさんの中で中位機種となります。
素材は全面レザーです。機能は下位機種のWOLFと変わらないことからも、DXRACERさんのゲーミングチェアのドリフトシリーズと全く同じ立ち位置であることがわかると思います。
PRO-X
PRO-Xシリーズは、DXRACERさんのゲーミングチェアだとキングシリーズに相当します。大きさこそ強調はされていませんが、サイズはDXRACERさんのゲーミングチェアだとキングシリーズとほぼ同等なので、やはり180cm以上の方向きです。AKRACINGさんの中で最上位機種となります。
また、こちらもDXRACERさんのゲーミングチェアだとキングシリーズと同じく、肘掛けの高さ、前後左右の位置、回転と柔軟に動きます。この辺りも全く同じですね。
DXRACERとAKRACINGのどちらを選ぶか
さて、ここまでゲーミングチェアの2大メーカーであるDXRACERさんとAKRACINGさんの解説をしてきましたが、どちらが優れているということもなく、機能も似たり寄ったりなので、結局は価格やデザインなどの好みで選んで良いと思います。
ただし、前述もしたように、違いを挙げるとするとリクライニング角度です。DXRACERさんは150度程度のリクライニング角度が可能で、170度や180度にはなりません。一方、AKRACINGさんは170~180度リクライニングできるので、真横になって眠ることも可能です。
PCを操作しながら真横になってぐっすり眠るような使い方をするのであれば、AKRACINGさんを選んだ方が良いかもしれません。ただ、私が現在調べたところによると、DXRACERさんよりも30~40%高くなっているようです。この価格差にリクライニング角度の価値を見出せるかどうか…でしょうか。
DXRACERとAKRACINGの違いとバリエーションのまとめ
文章で述べても分かりづらいかもしれませんので、下記に表としてまとめておきます。
DXRACERさんのゲーミングチェアの表は下記です。
DXRACER | シリーズ名 | 型番 | 価格 (2017/9) |
特徴 |
下位機種 | フォーミュラ | DXR-(色) | 29800円 |
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中位機種 | ドリフト | DXZ-(色) | 39800円 |
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上位機種 | キング | DXK-(色) | 53704円 |
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他 | クイーン | DKJ-(色) | 23325円 |
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AKRACINGさんのゲーミングチェアの表は下記です。
AKRACING | シリーズ | 型番 | 価格 (2017/9) |
特徴 |
下位機種 | WOLF | WOLF | 39800円 |
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中位機種 | NITRO | NITRO | 42800円 |
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上位機種 | PRO-X | PRO-X | 52800円 |
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表を見ても分かるとおり、バリエーションやその機能や素材まで全くと言って良いほど同じです。違いは何度も述べていますが、AKRACINGさんの方がリクライニング角度が広いということです。あとはデザインやお財布と相談して選んで問題ないと思います。
シリーズの対応状況は、フォーミュラ=WOLF、ドリフト=NITRO、キング=PRO-Xです。細かい座り心地はなどは人によって違うと思うので、できれば試座した方が良いと思います。まあ、このどちらのメーカーのゲーミングチェアを選んでも、失敗と感じることはないと思います。ゲーミングチェアと言えばこの2大メーカーです。
総評
今回はゲーミングチェア購入にあたり、自分なりに色々調べて分かったこと、そしてどのような過程でゲーミングチェアを選んだのかを記事にしました。
次回は組み立ての様子と実際に使用してみた感想を書こうと思います。
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