今回レビューするのは、ローテーブルさんの山善『ET-7550』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 足を回して取り付けるだけの組立簡単なローテーブル
- ワンルームなどでも使えるコンパクトサイズ
- 洋室にも和室にもなじむデザイン
- 床に座っても使いやすい高さ37cm
- 軽いのに丈夫なハニカムコア構造
- キズ防止フェルト4枚付属
- 組立品(組立時間:約10-20分)
長所と短所
- ○組み立てが簡単
- ○折りたたみ式より見た目が良い
- ○折りたたみ式ではないが分解できる
- 非常に軽いので移動しやすい
- ×足の付け方によってはガタつく
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
テーブル。
足4本。
接着剤。
クッションシート。
日本語単独の説明書。
動画
スペック
- お客様組立品
- 本体サイズ:幅75×奥行50×高さ37cm
- 本体重量:5kg
- 材質:合成樹脂化粧繊維板(塩化ビニル樹脂)
- 原産国:中国
- テーブル下サイズ:幅65.5 奥行40.5 高さ32cm
- 天板耐荷重:30kg
- 天板厚み:45mm
使用した感想
○組み立てが簡単
このテーブルは組み立て式です。折りたたみ式ではありません。パッケージにはテーブルの天板と足4本が入っているのでそれを組み合わせるだけです。天板の裏側四隅に小さいネジ穴が空いているので、そこに足に付いているネジを合わせてグルグル手で回すだけです。工具は一切必要ありません。
説明書には、この天板に足をねじ込むとき、付属の接着剤を使用するように書いてあるのですが必要ありません。むしろ使わない方が良いです。
接着剤を使用しない方が良い理由はいくつかあります。1つは接着剤なんかを使わなくても、しっかりはまって安定すること。力を入れて足を触っても全くズレません。もう1つは、接着剤を使用してしまうと足を外すことが難しくなること。このテーブルは折りたたみ式ではないので、接着剤で天板と足を固定してしまうと、足を取り外すことが難しくなってしまいます。しかし、接着剤を使用せずにねじ込むだけにしておくと、簡単に再度ネジって外せます。
テーブルは使わなくなったり、季節によってはコタツと入れ替えることもあると思います。そのようなときに足を取り外せないと、収納スペースを余分に取ってしまうので邪魔になってしまいます。接着剤を使わなくても問題なく安定するので使わない方が良いです。
○折りたたみ式より見た目が良い
折りたたみ式は簡単に足が収納できるので、しまうときに便利なのですが、見た目がチープになりがちです。しかし、こちらは見た目に高級感があります。
足がしっかり太く、折りたたむときのボタンも無いので見た目重視の方は、安く購入できるこちらのテーブルはお勧めです。
○折りたたみ式ではないが分解できる
前述しましたが、こちらは折りたたみ式ではないので、ワンタッチで足を収納することはできません。しかし、組み立てと逆の手順で、足を回せば簡単に取り外すことができます。
取り外すときは、足を持って力を入れて組み立てとは逆に回すだけです。折りたたみ式のようにワンタッチではできませんが、必要なくなったときや、冬にコタツと入れ替えるときなど、コンパクトに収納できるので役に立ちます。
非常に軽いので移動しやすい
このテーブルのサイズは75cm×50cmです。一般的なちゃぶ台サイズです。また、このサイズにしてはかなり軽く、折りたたみ式の安い物よりずっと軽かったです。
本体重量は5kgとのことですが、面積があるのでそれよりもずっと軽く感じます。足やテーブルを持って片手で軽々移動できました。
天板の厚さは4.5cmと分厚く安定感もあります。この天板の厚さや頑丈さを考えると相当軽いと思います。
ちなみに、高さは他のローテーブルよりも少し高く、37cmとなっています。一般的なローテーブルやちゃぶ台は29~32cmです。それよりも5cm高いことになります。一般的なローテぶるよりも少し高い方が良いという方にもお勧めです。
私の母は高座椅子を使用しているので、さらにテーブルを高くすべく、継ぎ足を別途購入しました。そちらの使用感についてはこちらの記事をご参照下さい。
×足の付け方によってはガタつく
足を穴にねじ回して入れて設置するので、回す力の入れ方、回転数によってガタつくことがあります。具体的には、ある1つの足だけ力を入れてはめてしまい、数ミリ浮いてしまう…なんて具合です。私の場合もそれがあり最初はガタつきました。
ガタついた場合の対策としては、付属にクッションシートがあるので、それを浮いてしまう足のみに取り付けること。片面が粘着テープになっているので簡単に貼り付けられます。
もう1つの方法は、浮いてしまった足のみを少し緩くすること。具体的には、ギチギチに足をはめ込むのではなく、1回転くらいそこから逆に回して緩めます。そうすると足をはめ込む深さが少し浅くなるので、浮いた状態は解消されます。個人的にはこちらの対策の方がお勧めです。1回転くらい緩めても安定感は変わりませんし、足が外れることは一切ありません。
折りたたみ式は最初から組み立てられているので、組み立てる際にガタついてしまうことなどはありません。絶対にガタつきは嫌だという場合は、見た目が少し安っぽくなるかもしれませんが、組み立て式のテーブルをお勧めします。
総評
折りたたみ式ではなく組み立て式なので、それによるメリットデメリットがありました。メリットは見た目が良いこと、安定感があること。デメリットは足の組み立て方によっては段差ができてガタつく場合があること。収納に一手間掛かること。
見た目重視だったり、足が太くて安定感のある安いテーブルをお求めの方にはお勧めです。
こんな人にお勧め
- 安定感のあるテーブルが欲しい人
- 折りたたみ式ではなく組み立て式のテーブルが欲しい人
- 天板が分厚い頑丈なテーブルが欲しい人
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