今回レビューするのは、AUGYMERさんのエアーベッドです。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- AUGYMERエアーベッドアップグレード版足踏み式:従来のエアーベッドと違って、今回はお客様のご希望に答え、内蔵ポンプ付き、足踏式エアベッドが登場しました。口でヘラヘラ吹くことも不要で、別売りのポンプも入らず、足でぐいぐいと約3分間踏むと、エア簡易ベットが出来上がりました。
- 厚さ28cm枕付き一体式のエアーマット:エアピーロが付く一体式エアベッドで、エアピーロを別用意ことは入りません。28cm高さで頭部をしっかり支え、よりよい眠りを提供することができます。ベッド内部のハチミツの巣のような構造が高強度の繊維を採用し、体型や姿勢に合わせてフィットします。睡眠時の体圧分散により、安定した寝心地が実現でき、表面はフロック加工でなめらかな肌触りで、そのまま寝込んでも気持ちいいです。さらに約28センチの厚みのあるエアーマットレスで、冷えや湿気から守り、一晩中ぐっすり眠りたい方にオススメです。
- 来客用キャンプ用多機能エアーベッド:普段エアーベット、エアーマットとして使いはもちろん、職場での昼寝用、来客用、車内泊用、緊急用に便利です!使用しない時は、空気を抜けばコンパクトに収納できるので、来客用として自宅に置いておけば緊急時に即座にベッドを用意することができます。通常の布団やベッドより、コンパクトでスペースを最大化に節約します。お部屋を広く使いたい方・引っ越しの方・アウトドア用の方にオススメします。※普段使い用で毎日使うベッドにするのであれば、定期的に空気を入れることを心掛けてください。使っているうちに、少々空気が抜けるのが自然現象で、不良品ではありません。
- 大柄の男性も気軽にご使用エアベッド:膨張後サイズ:約185cm × 76cm × 28cmで、180cm身長の男性の方も気軽にご使用いただけません。高さはお好みに応じて、好きな高さまで空気を入れます。足踏み式ですが、2層バイブがありますので、第1層のフタを開き、電動ポンプによって、空気を入れることもあります。
- 高品質の素材簡易ベッド:表面は柔らかな肌触りのフロックを加工し、底面は厚みを20%増した高品質のPVC素材を採用し、丈夫で耐久性に優れます。内部は高強度の繊維を採用し、高品質PVC素材の相乗効果により150kgまでの耐荷重を支えられる構造を実現することができます。旅行、キャンプ、車中泊などのアウトドア活動、防災や緊急時用にも大活躍。
長所と短所
- ◎足で踏むだけで空気が入る
- ○底辺り感がない
- ○枕付き
- △180cm以上は厳しいか
- ○折り畳むとコンパクトになる
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
エアーベッド。
枕元用エアーキャップ。
足元用エアーキャップ。
クイックスタートガイド。英語表記のみで日本語表記はありません。
説明書。英語版で日本語表記はありません。
スペック
- 商品名:AUGYMERエアーベッド足踏式
- 膨張前サイズ:約185cm × 76cm × 2cm
- 膨張後サイズ:約185cm × 76cm × 28cm
- 収納サイズ:約35cm*32.5cm*8cm
- タイプ:シングル
- 素 材:フロック+PVC
- 耐荷重:約150KG
- 適用シーン:防災、車泊まり、キャンプ、登山、来客泊まり
使用した感想
◎足で踏むだけで空気が入る
このエアーベッドは空気入れが足踏み式になっています。足踏み式とは、他に空気入れを用意する必要がなく、特定の部分を足で踏むと空気が入る仕組みことです。ようはその部分に空気入れのポンプが内蔵しているということです。まさにこのエアーベッドはそれです。
空気を入れる手順としては、まず枕の方にある空気穴に付属のキャップを取り付けます。付属のヤップは2つあるのですが、こちらに取り付ける物は黒いキャプです。ネジになっているので回して填めて蓋もします。これで空気が抜けることはなくなり、空気入れの準備ができました。
次に足下にある空気入れの穴から取り付けてある白いキャップを取り外します。
この空気入れの穴周辺は少しこんもり盛り上がっています。これが内蔵されている足踏み式空気入れです。この部分を足で押して空気を入れていきます。一般的な足踏み空気入れのように、踏んで離してを繰り返していきます。
最初は空気が入っている実感がないのですが、空気が入れば入るほど空気入れが加速するようで、膨らみ始めたらあとは順調でした。ただ、私がやったところ10分ほど時間が掛かりました。足踏み式エアーベッドは便利なのですが、普通に空気入れを使う物に比べると多少時間が掛かってしまいます。
足踏み式エアーベッドが良いのか、それとも他に空気入れを使うエアーベッドが良いのか。このあたりは他に空気入れを他に用意したり、それを一緒に持ち運ばなければならないデメリットなどを考えて選んでください。
最後に空気入れの穴を付属の青いキャップで閉めたら完了です。モコモコで肉厚のエアーベッドが完成しました。折りたたんだ状態から開いた状態にするのはあっと言う間なので、使用できるまでに掛かる時間は空気を入る10分ちょっとですみます。
空気が入ってない最初の時は本当に空気が入っているのかと思うくらい変化が見られませんが、ある程度空気が入ってくると、その厚さで足踏み式空気入れも踏みやすくなり、効率的に空気が入るようになります。
○底当たり感がない
質が悪かったり薄いエアーベッドだと、実際に寝た場合に背中が下の地面に当たってしまう物もあります。しかし、こちらはそのような底当たりはありませんでした。体を乗せると適度に沈み込むものの、その下にある地面に体が当たることはありません。
表面は短い起毛になっており冬場でも温かく、別途シーツを敷く必要もありません。全体的な素材はビニールなのですが、体に触れる部分がこのような起毛なので、直接肌が触れても気持ち良かったです。また、表面は凹凸のあるモコモコした形状になっており、体が浮くような感覚もありました。
空気をどれだけ入れるかによってベッドの硬さも調整できます。パンパンに入れれば体の沈み込みは少なくなり、はじけるような感覚になります。逆に空気を甘めに入れればある程度の沈み込みが起こり、体を包むような感覚になります。エアーベッドはこのように空気をどれだけ入れるかによって硬さを変えられるのは大きなメリットです。
○枕付き
このエアーベッドには枕が付いています。とはいっても単純な構造で、頭を置く部分が画像のように少し高くなっているだけです。高さを変更することはできません。単純な構造ではありますが、これがあるのとないのでは大違いです。やはり頭は少し高くした方が気持ち良いですしよく眠れます。
この枕部分もエアーベッドと一体になっているため、空気を入れれば膨らみますし、抜けばぺったんこになります。一体型なので余計な荷物にならないのはメリットです。
△180cm以上は厳しいか
サイズとしては縦185cm×横76cmです。厚さは空気をどれだけ入れるかにもよりますが、前述したように底当たりしないだけの十分な厚さがあります。ベッドのシングルサイズが縦195cm×横90cm程度なので、それよりも一回り小さいことになります。
コンパクトなシングルサイズのため、身長180cm以上の方は厳しいと思います。185cmにもなるとベッドからはみ出ます。エアーベッドの特性上、多少足が出ても問題ないといえばそうなのですが、やはり限界の身長は180cmと思っておいた方が良いです。
画像は175cm63kgの私が寝たところです。頭から足の先までベッドに全て収まっています。横幅もはみ出ることなく問題なし。少し空気を甘めに入れているのですが、前述のように少し沈み込んで体を包むようかな感覚。底当たり感はなし。
180cmまでの方が寝るなら問題ないと思います。それ以上だと足が出てしまうかも…といったサイズ感でした。寝心地はエアーベッドらしく、空気の入れ方で調整できますし、ベッドもシーツも一体型になっているような物なので、これ1つで済むのは持ち運びの数が少なくなって良いです。
○折り畳むとコンパクトになる
空気を抜いて折りたたむと非常にコンパクトになります。空気の抜き方は前述とは逆で、枕の方にあるエアーキャップの穴を開け、ベッドを踏んだり折り畳みながら空気を抜いていきます。
空気を抜くときは入れる時とは違いアッという間にできました。空気を入れるときは10分程度掛かりましたが、空気を抜いて折りたたんだ状態にするまでは2分程度でできました。片付けるのは非常に簡単で素早くできます。
総評
オーソドックスなエアーベッドです。それに加えて足踏み式なので、別途空気入れを用意する必要もなし。このエアーベッドさえあれば、枕もシーツも空気入れも一体型になっているので用意する必要はありません。がっつり眠る場合や、季節によっては掛け布団も必要ですが、ただ横になるだけならこのエアーベッド1つで済みます。
体重60kg以上の私が、緩めの空気圧で作ったエアーベッドで寝ても底辺り感は全くなかったので寝心地は良いです。厚みもしっかりあり特に問題は感じませんでした。
こんな人にお勧め
- 空気入れ内蔵で別途用意する必要のないエアーベッドが欲しい人
- 底辺り感のないしっかり厚みのあるエアーベッドが欲しい人
- 枕付きのエアーベッドが欲しい人
- 折り畳むとコンパクトになるエアーベッドが欲しい人
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