今回レビューするのは、EASGOさんの寝袋です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- [収納が便利]: 本体サイズ:210×80㎝。収納サイズ:34×18cm。重さ:1.9KG。 オールシーズン適応、アウト派にお勧める。使用可能温度:0℃~ 快適温度:5℃~15℃。オールシーズン適応でき、春、秋、シーズンに応じて温度調節も楽々です。
- [高品質な素材]: 表地は防水性に優れた230Tポリエステル(撥水加工),中綿は保温性に優れたホローファイバーと中空繊維綿を採用。保温性は抜群、寒い時期でも爆睡で心地いい眠れる。
- [封筒型のデザイン]: スリーピングバッグは寝心地と保温性自由に動かせる封筒型。帽子には収縮コードとマジックテープで襟元も閉めることができ。また側開きのデザインなので、出入りが便利です。足元のファスナーを開けば、足を自由に動かせて快適です。
- [丸洗いOK]: 寝袋は洗濯機での洗濯も可能で簡単にクリーニン。ご使用の前に、日光に当たっておけば、水分が蒸発され、寝袋がもっと暖かくなります。いつもすっきり清潔に使えます
- [100%安心にご購入]: 防水シュラフはアウトドア、野宿、登山、キャンプ、地震防災、テント泊、天体観測、雪山登り、ツーリング、会社残業、災害、自宅での敷き布団、掛け布団代わり、様々なシーンで大活躍。
長所と短所
- ○コンパクトで軽く扱いやすい
- ○フード付きなので頭も温かくなる
- ○横と下が完全に開く
- ◎十分な保温性能
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
収納袋に寝袋が入っておりコンパクトに折りたたまれています。
スペック
- 重さ:1.9KG。
- 210T 防水シュラフ
- 本体サイズ:210×80㎝。
- 収納サイズ:34×18cm。
- オールシーズン適応、アウト派にお勧める。使用可能温度:0℃~ 快適温度:5℃~15℃。
使用した感想
○コンパクトで軽く扱いやすい
収納袋が付いており、その中にコンパクトに収まります。収納したときの大きさは高さ約34cm×直径約18cm。重さも1.9kgなので持ち運びも簡単です。
この収納袋には入れ口に搾りもありますし、綺麗に収めるためのバックルもあります。キツくするのも緩くするのも自在にできます。
肝心の寝袋はというと、折りたたむというか丸めていくと画像のようにコンパクトになり、前述の収納袋に入る形状になります。これを収納袋にぎゅうぎゅう押し込み、搾り口を絞れば綺麗に収まり、移動でも収納でも場所を取らない便利な形状になります。
○フード付きなので頭も温かくなる
この寝袋は封筒型といい、その名の通り郵便で使う封筒の形をしています。のり付けする部分がフードですね。
フード部分も中綿が入っているので、これを被ると頭や顔まで温かいです。また、中綿は薄いですが、ちょっとした枕にもなるので、そのまま地べたに頭を乗せるよりはずっと快適です。
フード部分には搾り口が付いており、ここを閉めることで頭がスッポリフードに収まります。外で寝るときに顔が冷たいなんてこともこれでだいぶ軽減されます。
○横と下が完全に開く
寝袋の右側と下はファスナーで開閉することができます。ここは両方とも全開できます。
横のファスナーは人が出入りするための物ですね。単純に寝袋に入るときに開け、寝るときに閉め、また出るときに空ける…との使い方です。下までしっかりと開くので人の出入りが楽にできます。
下のファスナーで開閉する部分は、足を出して楽にするためのものです。真冬の外などでは足を出すのは厳しいですか、少し温かくなってきた春や秋口なんかだと、寝袋をしっかり密閉しすぎると熱すぎるので、ここで温度を調整したりします。
大きさはシングルとなっています。その名の通り1人用で、シングルベッドと似たサイズとなっています。フード先端まで入れた高さが約200cm×幅は約75cm。フードなしの首元までの高さが約170cm。つまり、フードだけだと高さ30cmです。
試しにシングルベッドにこの寝袋を敷いてみた様子です。高さはシングルベッドと全く同じです。幅はやや狭いですね。太っている方だとこのサイズは少し窮屈かもしれません。
175cm62kgの私が実際に寝てみたところです。しっかり首元まで寝袋の布団が来ています。この状態でもまだ下方向潜り込めるので、185cmの人でも大丈夫だと思います。190cmになると少し首が出ちゃうかな…といった感じでしょうか。
フードを被って搾り口できちんと絞った様子がこちらになります。顔の多くの部分をフードで覆ってくれるので、冬に外で使用しても顔が冷たくなる部分は少なく快適です。
大きさ的には私の体型だと十分余裕がありました。左右への寝返りも余裕でできました。
◎十分な保温性能
肝心の保温性ですが抜群に良かったです。それほど高価な寝袋ではないので半信半疑だったのですが、3月上旬に室内温度15度で使用したところ、熱くて汗をかくくらいでした。熱いので横のファスナーを半分くらい開いて空気を逃がしたくらいです。
私は普段、家で1万円ちょっとの羽毛布団を使用しているのですが、体感だとそれよりもずっと温かかったです。
素材は画像にあるように230Tポリエステルです。仕様上、快適に使用できる温度は5~15度で、限界の温度が0度となっています。関東だと0度以下になるのは数日なので問題ないですね。
ポイントは230Tポリエステルです。ポリエステルにもいくつも種類があるんです。
- 210Dポリエステル:薄手の一般的なポリエステル生地です。販売品やノベルティにもよく使われます。
- 420Dポリエステル:厚みは210Dの生地よりも少し厚手で、生地の織り目も大きいです。
- 190T過密ポリエステル:210D、420Dよりも織り目が細かく、密度が高いとても薄手のポリエステル生地です。
- 203Tポリエステル:210D、420Dよりも織り目が細かく、190T過密生地よりも厚手のポリエステル生地です。
- リップストップ210Dポリエステル:リップストップ生地とはその名前の通り、リップ(裂ける)ストップ(止める)、つまり生地が裂けにくいように作られた生地です。格子状に繊維が織り込まれ、通常の生地よりも耐久度は上がります。
- リップストップ420Dポリエステル:リップストップ生地とはその名前の通り、リップ(裂ける)ストップ(止める)、つまり生地が裂けにくいように作られた生地です。格子状に繊維が織り込まれ、通常の生地よりも耐久度は上がります。
- 600D裏PVC加工 ポリエステル:420Dよりも厚手の生地の裏側に、さらにPVC樹脂加工をした生地です。硬さがありレジカゴバッグの軽量タイプに使用するとより立体感が出ます。
この説明からも分かるとおり、一般的なポリエステルよりも機密性が高いため、中で暖まった空気を外に逃がしづらいものになっています。この特徴は羽毛布団に似ていますよね。そんなわけで、寝袋の中で温まった空気が外に逃げづらいので、暖まった空気がまた暖まり、また温まりの循環で、常に中が温かい状態に保たれます。
最後に、この寝袋に入る前と、入って1時間後の温度の差をチェックしました。その結果、入る前は24.4度だった温度が、1時間入った後では36.0度まで上昇していました。保温性能が十分にあることはこれでわかると思います。
総評
安い寝袋なので保温性が不安だったのですが、予想以上に温かくてびっくりしました。4千円を切る値段でこんなに温かい寝袋が購入できるなんて驚きです。
寝袋だともっと効果で高機能な物もあります。それこそマイナス20度でも温かいです…なんて物もあり、10万円以上する物も…。ただ、普通に日本の関東以南で冬を過ごすくらいなら5千円程度の寝袋で十分です。
こんな人にお勧め
- コストパフォーマンスの良い寝袋が欲しい人
- 保温性能がしっかりしている寝袋が欲しい人
- 薄手でコンパクトになる「寝袋が欲しい人
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