今回レビューするのは、PORMIDOさんのドライブレコーダー『PRD50』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【業界唯一の前・室内・後3カメラ同時録画の12インチデジタルインナミラードライブレコーダーが登場しました!!】市場の一般的な12インチミラードライブレコーダーと違って、本製品は前後カメラは独立式、さらに室内用にもう1台の独立式室内カメラを追加しました。前・室内・後3カメラ同時録画で、通常ミラーや一般のドラレコよりも圧倒的に広い視界を実現しました。✅【室内用にもう1台のカメラを追加:あおり運転・強引な割込み・車上荒らし・当て逃げ対策に】大きな社会問題になりつつある「あおり運転」。ドライブレコーダーの映像が客観的な証拠になったケースも多数あります。本製品は3つのカメラに広角レンズを採用しているため、車両の前方、車両の後方、広報に加えて車内も広範囲に映像を録画します。室内だけでなく左右の状況も捉えることができます。3のカメラで、アオリ車両の追い越しの様子をバッチリ録画。万一運転席で暴力を振るわれても、すべて記録することができます。大体360度の全方位録画することを実現する可能です。
- 【フロントカメラを12インチルームミラードライブレコーダー本体から完全に分離】】従来のフロントカメラ/ミラー一体型とは異なり、PORMIDOの最強版の3カメラ12インチミラーでは、フロントカメラを本体から完全に独立しているので、フロントカメラの向きにミラーの向きが影響を受けなく、ミラーの角度を自由に調節できます。また、日本道路対応してミラーを傾けても道路中央を中心に撮影することが出来、より安全な運転を実現します。 さらに自動ブレーキシステム搭載車にも対応。従来のフロントカメラ/ミラー一体型の弱点を克服!1台は4台機能を実現します!「12インチタッチパネルのインナーミラーモニター/フロントカメラドラレコ/室内カメラドラレコ/リアカメラドラレコ」
- 【暗視機能NO1:前・室内・後3カメラすべてソニーIMX335センサー採用+前後カメラ1080P+室内カメラ720P同時録画+HDR/WDR機能付き+】前後カメラ1080P+室内カメラ720P同時録画できるミラードライブレコーダーです。3カメラ全てに搭載しているSTARVIS SONY製IMX335イメージセンサーは高画質を実現し、更に3カメラとも大口径レンズ採用で、暗所でも色・形を認識することが容易になり、人や車を鮮明に記録することが可能です。車外からの嫌がらせや煽り運転の記録も残せて、もしもの時の証拠としてより効果の強い証拠になります。❤️前・室内・後3カメラがフレームレートともを27.5fpsに設定しています。✅3カメラ全てにHDR/WDR(ハイダイナミックレンジ)機能搭載:急激な明るさの変化が発生しても白とびや黒つぶれを低減し、明度差のある場面でもくっきりと鮮明な映像を記録します。悪天候(雨や雪、霧、夜間の路面凍結)時にも映像の明暗差を補正し鮮明で綺麗な映像を記録できます。
- 【車内カメラは赤外線カメラ対応】夜間やトンネルなどで暗くなると車内カメラは自動で赤外線撮影に切り替わり、4つの赤外線LEDで車内を照らしながら撮影を行います。通常のカメラでは真っ暗になってしまう車内も、白黒映像ではっきりと様子を録画することが可能です。【最新の24時間常時監視機能【タイムラプス】技術登場】さらに強力な機能として、駐車時の24時間常時監視機能を実現します。駐車時の24時間常時監視機能を実現:駐車中に衝撃を検知すると本機が自動的にオンになり、前中後3カメラ同時に30秒を録画した後、自動的にオフになります。タイムラプス監視を実現するためには、車両側のバッテリーから電源を供給する必要があります。PORMIDOの専用の駐車監視ケーブルを標準装備。ヒューズボックスの常時電源ソケットにつなぐことで、タイムラプス常時監視に必要な電力を安定供給することができます。駐車監視ケーブルを別に当店からご注文ください。 駐車監視ケーブルのASIN:B08FT4HZDP。
- 【多彩な機能】✅ 防眩効果抜群:高透過率70%(従来のドライブレコーダーの透過率は50%だけ))の新しい素材を採用し、昼間の車内反射で見辛い状況を軽減。真昼の日光の中で運転しても映像が二重になりません。✅GPS機能搭載で、自車の走行速度や位置情報(緯度経度)を録画データと共に記録するため、証拠能力も一段と強化されています。GPS再生ソフト:Windows再生ソフト:http://bitly.ws/9rZm MAC再生ソフト:http://bitly.ws/9rZq ✅【ノイズ対策済】本製品は独自の技術により、地デジの受信やナビのGPS受信などに影響を与えないよう、高画質を確保の上、ノイズ対策を行なっています。✅【全国のLED信号機に対応】27.5fpsのフレームレートで東日本/西日本の異なる電波数でもしっかり録画!相手車両の信号無視が原因の事故でも強力な証拠を残せます。
長所と短所
- ○フロント、リア、車内の3カメラある
- ○取り付けが簡単
- ○映像が綺麗
- ○使い方が簡単
スペック
- 12インチミラー本体サイズ:290mm x 69mm x 15mm
- フロントカメラ: 200万画素、SONY IMX335センサー、サイズ:56mm*33mm*30mm
- 室内カメラ:200万画素、赤外線対応、SONY IMX335センサー
- リアカメラ:200万画素、SONY IMX335センサー、IP69K防水、サイズ:60 x 25 x 30mm、重量:95g 動画解像度:後1080P +室内720P+前1080P
- ディスプレイ:12インチ IPS
- 動作温度:-40℃~70℃
- 記録媒体:32GBmicroSDカード付属(Class10/最大128GB)
- その他機能:駐車監視機能、GPS機能、HDR/WDR搭載、ループ録画機能、音声同時録音、衝撃検知ファイル保護機構
使用した感想
○フロント、リア、車内の3カメラある
このドライブレコーダーは、ミラー型ながら3カメラあるユニークな物です。一般的なミラー型ドライブレコーダーは、ミラーの後ろにカメラが直付けされています。しかし、こちらはフロントカメラですら別になっています。
普通のミラー型ドラレコは画像のように、ミラーの裏にカメラがこのように付いています。
一方、このドラレコはフロント(前方)カメラ、室内カメラ、リア(後方)カメラの3つが完全に分かれていて、これをミラーの本体部分にケーブルで接続するタイプで非常に珍しいです。
3つのカメラが全て独立していると、他の一般的なドラレコと何が違うのかというと、全てのカメラを好きな位置に取り付けられ、好きな方向に向けられることです。前述のカメラ一体型ドラレコだと、上下左右にカメラを15~30度程度しか動かせません。また、ミラーは車の端になっているので、車種や状況によっては、きちんと正面を捉えてくれなかったり、好みの方向を向いてくれないこともあります。
最もわかりやすいものがフロントカメラで、ミラー型ドラレコのカメラ直付けタイプだと、どうしても撮影方向が少し斜めになってしまいます。しかし、この3カメラ独立対応だと、フロントガラスの真ん中上に取り付けることができるので、正確に車の正面を撮影することができます。一般的なミラー型ドラレコで、撮影角度や方向に不満がある方にはありがたいタイプだと思います。
○取り付けが簡単
取り付け方は非常に簡単です。今あるミラーの上にこのミラー型ドラレコを被せ、付属のゴムバンドで引っ掛けて留めるだけです。工具もネジも一切必要ありません。取り付け時間は30秒くらいでした。
取り付けは簡単なのですが、電源やカメラやとの配線が必要です。端子類は全て上面に集中しています。1番左のUSB Mini Aポートは、付属のシガーソケットケーブルを繋げて電源を取るものです。その右はSDカードスロット。録画にSDカードスロットは必須です。
高価なドラレコなので、GPSユニットも標準で付いています。撮影動画にGPS情報が付記されます。ただ、専用のPCソフトでしか見ることはできません。そして、1番右がAVポート。ポートの形は完全に USB Type-Cとなっており、ここに付属の分岐ケーブルを差し込み、3カメラを接続。3カメラ分のコードはは全てこの端子1つにまとまるので便利でした。USB Type-Cは扱える情報量が格段に多いので、このようなことができるんですね。GPSユニットは付けても付けなくても使用可能です。使用する場合、見通しの良いダッシュボード上などに貼り付けておきましょう。
GPSユニット以外を取り付けると画像のようになります。3カメラを接続するので、配線が煩雑になるかと思いきや、そのカメラはUSB Type-Cポート1つでまかなうので予想外にすっきりしています。
○映像が綺麗
映像は綺麗ですし、ミラーが大きく、その全てが再生画面となるので非常に見やすいです。なんとミラーの大きさは12インチです。ミラー型ドラレコの中では最大級。しかも、画面は全面タッチパネルです。アイコンや文字を触って操作できますし、スワイプ操作で設定の上下スクロールなどもできるので、スマホと同じような操作感です。
ミラー型ドラレコなので、映像を映していないときは普通のミラー、つまり鏡として問題なく機能します。なんちゃって鏡ではなく、きちんと完璧に景色が反射するあの鏡と変わらず。なので、ルームミラーとしても問題ありません。
録画画質は非常に綺麗で、3カメラ同時録画しても、フロントとリアは1080Pのフルハイビジョン録画です。大抵、このような複数カメラがある場合、リアカメラは720Pなど、解像度が一段落ちるのですが、こちらは前後1080Pなので綺麗な状態で録画されます。ちなみに、室内カメラは720P撮影となります。それでも1280×720なので十分綺麗です。
画角はカメラによって違うので記載しておきます。
- 【フロントカメラ】170度
- 【室内カメラ】140度
- 【リアカメラ】150度
フロントカメラはドラレコでも珍しい170度の超広角。そのため、左右に広く撮影してくれます。事故時により早い段階から記録されるので安心です。
室内カメラには赤外線撮影機能があります。今回は分かりやすいように外に向けて撮影していました。このように、好きな位置に簡単に向けられるのも、3カメラ独立の良いところです。画像のように、暗い中でもしっかり白黒で陰影を付けた状態で撮影されています。この赤外線撮影と通常撮影の切り替えは、自分しなくても自動で行われます。周囲が暗ければ自動検知して赤外線撮影に、明るければ普通の撮影となります。
夜の車内は基本暗い状態なので、赤外線撮影がほとんどでした。また、車内の明かりを付けると通常のカラー撮影に切り替わります。昼間は終始普通のカラーで撮影されました。
○使い方が簡単
使い方は簡単です。電源ボタンは下面にあります。長押しすると電源のオン/オフ。短押しでメニューの表示となります。ただ、メニューの表示はミラーを触ればできるので、ここは基本的にいじる必要はありません。
画面をタッチして歯車アイコンをタップするとメニューが出てきます。設定はここを上下にスクロールし、設定したい項目をタッチ。するとその詳細画面に入るので、そこで数値やオン、オフを選ぶといった感じです。それでは各項目を説明していきます。
- 【ループ録画】SDカードの容量がいっぱいになったら、古いファイルから削除して撮影を続ける(オン/オフ)
- 【録音】音を録音する(オン/オフ)
- 【車線逸脱某素機能】車線をはみ出したら警告音と映像(映像を出しているときは警告音のみ)を出す(オン/オフ)
- 【オート録画】エンジンが始動したら録画開始、停止したら録画停止(オン/オフ)
- 【車内カメラ映像】車内カメラを録画する(オン/オフ)
- 【日付設定】日付を設定する
- 【日時表示】日付を画面内に表示する(オン/オフ)
- 【言語】表示言語の設定
- 【緊急上書き】衝撃を検知したときに録画ファイルを上書き禁止にして保護する(オン/オフ)
- 【操作音】タッチしたときに音を出す(オン/オフ)
- 【フロントカメラ映像】フロントカメラを録画する(オン/オフ)
- 【リアカメラ映像】リアカメラを録画する(オン/オフ)
- 【スクリーンセーバー】一定時間操作がないとスクリーンセーバーを起動する(オン/オフ)
- 【Gセンサー感度】衝撃検知の感度(高/中/低)
- 【駐車監視】駐車中に車に衝撃を感知したら録画する(オン/オフ)
- 【音量】音量の設定
- 【12時制/24時制】時刻表示を12時間制と24時間制で切り替える(12時/24時)
- 【起動録画】ドラレコを起動したときに録画を自動で始めるカメラの選択(各種カメラ)
- 【ガイドライン】ガイドラインを表示する(オン/オフ)
- 【バックガイドライン】バックガイドラインの位置を調整する(詳細設定)
- 【設定初期化】設定を初期化する
- 【フォーマット】SDカードをフォーマットする
- 【バージョン】システムのバージョン
総評
高価なミラー型ドラレコなので機能が満載です。GPSユニットがあることはもちろん、3カメラが独立しており、好きな位置、好きな角度に向けられるのでカスタマイズ性が高いです。また、映像は前後両方1080P撮影で綺麗ですし、室内カメラも720Pですがあり、赤外線撮影も対応しています。
設定は縦並びの物を1つ1つ見ていくだけなので簡単ですし、タッチパネルなのでスマホと同じような操作感で馴染みがあります。画面も12インチと大きいので、見るのも操作するのも楽でした。
こんな人にお勧め
- 一般的なミラー型ドラレコで撮影場所や角度に違和感がある人
- 正確に正面を撮影したい人
- 3カメラ全て好きな位置、好きな角度で撮影したい人
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