今回レビューするのは、NEO-RIDERSさんのジェットヘルメット『MA03』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- オープンフェイス
- シールド付ジェットヘルメット
- 安全規格品(SG品)
- クリアシールド標準装備
- (UVカット・ハードコート加工済み)
- 自動二輪全排気量OK
- 重さ:Mサイズ 約1300g
- L/XLサイズ 約1400g
- ※MとL/XLサイズは帽体の大きさが異なる為、重さが違います。
- シールド上部にベンチレーションシステムが付いています。
- シールドは上下に開閉します。
- 内装の取り外しが出来て、洗濯が可能です。
- 内装に眼鏡用のスリット採用
- 従来モデルより眼鏡の装着・取り外しが楽になりました。
- あご紐留め具:ワンタッチ式(入荷時期により仕様が異なる場合あり)
長所と短所
- ◎NEO-RIDERSは安心のメーカー(実体験済み)
- ◎クッションが分厚くしっかりしている
- ◎シールドを簡単に交換出来る
- ◎眼鏡スリットがある
- ◎内装を取り外して丸洗いできる
- △サイズは小さめだが使っているうちに馴染む
- ◎安い
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
ヘルメット。
サイズ調整クッション。
説明書。
脱着方法。
動画
使用した感想
◎NEO-RIDERSは安心のメーカー(実体験済み)
ヘルメットのメーカーには色々あり、もっと高くて評判の良いところもあるのですが、以前楽天で購入したこのヘルメットで全く問題なかったので、今回も再度購入することになりました。
以前、同メーカー(販売店)で、価格も同じ程度のヘルメットを購入したのですが、それは8年くらい持ちました。厳密に書くと今もヘルメット自体は元気で問題ありません。ヘルメットを何回も地面に落としてしまい、結果シールドの接合部分が割れてしまったための新品購入です。
何故このメーカーのヘルメットが安全と断言できるかというと、以前事故にあって思い切り頭を打ち付けたことがあるからです。そのとき一切頭に怪我をしませんでしたし、ヘルメットも表面に傷が多少付くだけで壊れませんでした。そのヘルメットがまだ現役で、シールドの接合部分が割れただけだったんです。この経験から、このメーカーのヘルメットは間違いないと断言できます。
◎クッションが分厚くしっかりしている
このヘルメットは構造としては外装+内装1(発泡スチロール)+内装2(クッション)の3層構造です。頭や耳に触れる部分のクッションは厚く柔らかいです。
装着したときも肌触りが良く、品質が良いことが分かります。ただ、しっかりしたクッションだけに冬は暖かく、夏は蒸し暑くなります。
夏の蒸し暑さ対策で、外の空気を入れる穴が開いています。ヘルメットに3カ所スイッチあるのですが、そこをスライドさせるとヘルメットの小窓が開きます。夏はここを開けると外の空気が入ってきたり、中の蒸れた空気が外に出て循環します。
逆に冬はこの3つの小窓を完全に閉じておくと、そとの冷たい空気が入ってこないので、ヘルメットの中は温かく保てます。
◎シールドを簡単に交換出来る
このヘルメットは同販売店で専用の交換シールドが売っています。そのシールドはスモークやライトスモークなど一般的な物から、ミラーシールドも何種類もあり、好みの物を選んで組み合わせることができます。
元々このヘルメットにもクリアシールドが付いているので、それで問題なければ別途購入する必要はありません。私の場合、顔が外から見えるのがいやなのでスモークシールドを購入しました。動画にアップしていますが、シールドの交換手順も簡単です。
簡単にシールドの交換手順を記載しておきます。
シールドはクリック感があり、上下のスライドが可能なのですが、そこで上から2番目の高さで止めます。ここで止めることで『ツメ』が外れる位置になります。
次にシールドベースレバーを指で下側へ引きます。するとツメガ外れる状態になるので、シールドが接合している部分を上に軽く引っ張り上げます。これでシールドの取り外しは完了。
次にシールドの取り付け手順です。こちらもシールドの接合部分を、丸いところに押し込むように入れていきます。そこでシールドベースレバーを引きながら、シールドを上下微妙に角度を変えていくと、スポッとはまる位置があるのでそこでカチッと押し込むように填め込んでレバーから手を離します。
この接合に関しては、クリアシールドでないと外からは見づらいので若干時間が掛かります。難しいことはないのですが、見えないので位置合わせができているかわかりづらいです。
このような手順でシールドの交換ができます。慣れれば取り外しに30秒。取り付けに2,3分といったところでしょうか。詳しくは動画をご覧下さい。
今回、私が別途購入したスモークシールドですが、強い光の下でも顔は全く見えません。表情や視線を見られたくないので満足です。
スモークシールドで明るい光の下、内側から見た様子。感覚としては晴天が曇りになる感じ。昼間は全く問題ありません。
私は夜も使用していますが、夜間は慣れが必要です。クリアシールドよりも視界がずっと暗くなってしまいます。夜も安全に使用したい場合、昼間には顔が少し見えてしまいますが、ライトシールドを選ぶと良いかもしれません。
◎眼鏡スリットがある
ユニークな点としては眼鏡スリットがあること。眼鏡のツルが来る部分に隙間があります。そのため、ヘルメットをしたまま眼鏡が引っ掛からずに脱着がスムーズに行えます。
◎内装を取り外して丸洗いできる
内装は耳パッドと内装本体(頭蓋骨部分)の両方を取り外すことができます。つまり、内装のクッションは全て取り外せます。そのため、汚れたり汗や雨で濡れても洗濯機での丸洗いが可能です。
このヘルメットは造りがしっかりしており、以前のバージョンは8年ほど使用してまだ元気でした。さすばに10年近く洗えないのは…ね。その点、こちらは内装を丸洗いできるので衛生的です。内装の脱着の様子も動画にアップしているので、くわしくはそちらをご覧下さい。
△サイズは小さめだが使っているうちに馴染む
最初に私はLサイズ(59-60cm)を頼んだのですが小さくてキツくて…。残念ながらサイズ選びを失敗しました。そこでもう1つ上のXL(60-61cm)を注文し直しました。それでもやはりきつめのサイズ感。自分の頭の大きさを舐めていました。
以前の私の注文履歴を見るとXLを頼んでいましたし、以前のヘルメットを被ってみると、この新品よりサイズに余裕がありました。何故かというと、使用しているうちに馴染み…と言うかクッションが良い感じにへたれて(薄くなって)、頭が余裕を持って入れられるようになったことを思い出しました。
実際に以前のヘルメットを触ってみても、今回の新品のようなフワフワのクッションではなくペタッとしていました。使用しているうちに、良くも悪くもクッションは厚みがなくなっていくようです。おそらくこれもそうなると思います。
◎安い
なんと言っても安いことはメリットです。有名メーカーのヘルメットの場合は1万円前後はします。ところがこれは4千円ちょっとです。有名メーカーの半額以下です。交換用のシールドで1,600円プラスしても財布に優しいです。
前述したように、安全性(事故に遭ったときにコクリなどから頭を守ってくれる性能)に関しては問題ありません。なにせ空中に体が完全に投げ出され、頭を強くコンクリに打ち付けられ、指を骨折するほどの事故に遭っても頭に傷1つなく、ヘルメット自体も多少傷が付く程度で、その後も使え続けましたからね。それで価格ならコスパは非常に良いと言えます。
総評
4千円ちょっとの安いヘルメットでありながら安全性は抜群ですし、シールド交換もできる優れものです。10年近く余裕で使用できていますし、コスパは最強レベルのヘルメットだと思います。
ホームセンターなどで適当に買うより、ネットで評判が確定している、しっかりしたこちらを購入した方が断然良いと思います。
ネットだと試着ができないのでサイズ選びが難しいですね。ヘルメットは使用しているうちにクッションがへたってくるので、最初はキツイと思っても数ヶ月使用していると自分の頭に馴染んでくると思います。
こんな人にお勧め
- 安いヘルメットが欲しい人
- 丈夫なヘルメットが欲しい人
- シールドを交換出来るヘルメットが欲しい人
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