今回レビューするのは、Yibaisionさんのワイヤレスイヤホン『K10D-Y』です。
それでは早速レビューを書いていきたいと思います。
目次
特徴
- 【超クリアなステレオサウンド】 業界先端のQualcomm社製CSRチップを採用し、高音質コーデック、低遅延、低電力消費、バッテリー寿命が伸びます。また、高感度のダブルマイク付き、CVC 8.0ノイズキャンセリング技術は周囲の雑音を削減でき、 バス、電車、飛行機、声の飛び交うオフィスでも、楽しい通話をサポートいたします。
- 【Bluetooth4.2&幅広い互換性】Bluetooth4.2バージョンを採用し、信号伝送の速度と安定性に優れ、iPhone、AndroidなどBluetooth対応機種に接続可能で、最大約10mの通信距離でオーディオデータの伝送を可能にします。ご注意:パソコンやテレビに接続する場合Bluetoothトランスミッターが必要である可能性があります。
- 【両耳対応回転式&快適なフィット感】 人間工学に基づいて設計された、流線型のデザインが耳の形にピッタリ、調節できるイヤーバドが180度回転でき、右耳も左耳も簡単にフィットし、落下しません。長時間使用してもつけ心地が快適。また、通話マイクは270度回転でき、個人的好みの角度に調整できます。ずっとつけていても気になりにくいので運転、運動、ビジネス、スポーツ、通勤、手作業や運転の多い職場などよく利用できます。
- 【バッテリー長持ち】本機は軽量と快適さを実現した上で、より大容量のバッテリーを採用し、そのような悩みを確実に解決します。1回満充電すれば、最大10時間の音楽再生、あるいは最大10時間の通話が可能です。
長所と短所
- ○マイク独立型で集音性が高い
- ○カナル型だが浅めの装着感で耳に負担が少ない
- △イヤーフック部分が太く大きいので眼鏡によっては干渉する場合がある
- ◎イヤーピースが回転するので左右どちらの耳にも使用可能
- ○ボタンが5つあるので操作しやすい
- ○音質、受信感度、音ズレ問題なし
- ○音楽再生で8時間のバッテリー持ち
外観
パッケージ外観
セット内容
パッケージ内容は画像の物で全てになります。
イヤホン。
USB Micro Bケーブル、サイズ違いのイヤーピース。
説明書。日本語ページあり。
動画
スペック
- ★材質:PVC+シリコン
- ★Bluetoothバージョン:CSR4.2
- ★通信距離:10m(障害物無し)
- ★スタンバイ時間:約11日
- ★通話/音楽再生時間:9~10時間
- ★充電時間:約2時間
- ★カラー:ブラック
- ★サイズ: 約78×40×55mm
- ★Bluetoothヘッドセット本体重量:18g
使用した感想
○マイク独立型で集音性が高い
昔ながらのいわゆるヘッドセットと言われるタイプのワイヤレスイヤホンです。マイクが棒状になって独立しており、使用するときは画像のように口元へ持ってきて、使用しないときは上げて邪魔にならないように自由に可動させることができます。
マイク先端に集音部分があるので、口の側に持ってくることにより、マイク一体型のイヤホンよりも集音制が高く通話品質も良いです。よく通話する方に向いているタイプです。
○カナル型だが浅めの装着感で耳に負担が少ない
イヤホンの形状としては、耳の穴にイヤーピースを入れるカナル型と呼ばれるものです。しかし、このイヤーピスの形状は少し変わっていて、装着感も一般的なカナル型とは少し違います。
画像を見るとわかりますが、カナル型としては平べったく、耳の奧に入らないような作りになっています、その結果、カナル型でありながら浅めの装着感となり、耳への異物感が少なく、痛みもあまり出ません。カナル型は耳の穴の奧に入って異物感がイヤだとか、痛くなりやすいデリケートな方も問題ないと思います。
浅い装着感なので、遮音性が高いカナル型の特徴も少し薄れています。遮音性は一般的なカナル型に比べて低くいです。前述の状況とは逆に、カナル型の遮音性を求める方には向かないかもしれません。
実際に耳に装着すると画像のようになります。耳たぶの上に引っ掛けるイヤーフックは太く、耳たぶの後ろにハウジング(機械部分)が来る形状です。イヤーフックが負担になりそうに見えますが、肌に触れる部分はサラサラのゴムの膜で覆われており、角張った部分が一切ないので、見た目ほど負担はありません。
ボタン類は耳たぶの後ろに来るので、一般的なワイヤレスイヤホンとはボタンの配置がだいぶ違います。この手のタイプを使用したことがない方は、最初は操作に戸惑うかもしれません。
△イヤーフック部分が太く大きいので眼鏡によっては干渉する場合がある
装着感は問題なく、イヤーフックも違和感はないのですが、いかんせん太いので、眼鏡を掛けている方は干渉する場合があります。眼鏡のツルがプラスチックなどで太い場合は注意が必要です。逆に細い金属製などの場合は問題がありません。
イヤホンは大きく、やはり存在感があります。イヤホンそれ自体は小さいのですが、ハウジングやイヤーフックが大きいです。重量は18.3gなので片耳イヤホンとしては重量級。
◎イヤーピースが回転するので左右どちらの耳にも使用可能
イヤーピース部分は180度回転します。つまり、画像の状態から真逆にイヤーピースを向けることができます。これで何が起こるかというと、左右どちらの耳にも装着出来ることになります。ここが180度回転しないと、マイクがあるので左右どちらかにしか装着できません。
左右どちらにも装着できることは個人的には重要です。というのも、長時間片方だけで使用すると耳が疲れてしまいます。イヤホンの装着自体で耳が物理的に疲れる場合もあれば、音楽を流しっぱなしなので鼓膜が疲れる場合もあり…。このような場合、左右を付け替えるとリフレッシュできて快適になります。
○ボタンが5つあるので操作しやすい
ボタンはイヤホンに5つあります。これはかなり多い方で、一般的にはワイヤレスイヤホンの場合、ボタンは3つ(マルチボタン、+ボタン、-ボタン)ですし、完全ワイヤレスだと1つしかありません。
まずは耳たぶの後ろに来る部分に、上から電源ボタン、+ボタン、-ボタン、ミュートボタンの4つ。
さらにイヤホン部分にはマルチボタンが1つ。これで前述のボタンと合わせて5つのボタンにまります。
操作方法は一部変わっているので注意が必要です。
操作割り当て | 操作方法 |
電源オン/オフ | 電源スイッチ:スライド |
再生 | マルチボタン:1回押し |
一時停止 | マルチボタン:1回押し |
音量アップ | +ボタン:1回押し |
音量ダウン | -ボタン:2回押し |
次の曲 | -ボタン:長押し |
前の曲 | +ボタン:長押し |
マイクミュート | ミュートボタン1回押し |
注意点としては、次の曲操作が-ボタンに割り当てられていること。逆に前の曲が+ボタンになっています。これは最初混乱しました。一般的には次の曲は+ボタン長押しですし、前の曲は-ボタン長押しです。慣れれば問題ないのですが、これが一般的な物とは逆になっているので注意してください。
○音質、受信感度、音ズレ問題なし
音質は高音低音とも問題なし。スマホと接続して音楽を聞く分には不満はありません。ただ、特別音が良いわけでもないので普通です。
音ズレもスマホで映画を観て、口の動きと声をチェックしましたがズレは感じませんでした。
音質 | 概要 | |
対応コーデック | 不明 | |
高音 | 割れたり歪んだりは感じず | |
低音 | 割れたり歪んだりは感じず | |
音ズレ | スマホで映画を観て感じず | |
音質評価※1 | ||
★★★☆☆ |
※1 同タイプの他の物と比較しての評価(相対的評価)
受信感度は最強レベルでした。8mの距離で受信部分を手で覆っても一切音が途切れることはありませんでした。
受信感度 | 概要1 | 結果1 |
場所 | 屋内 | 音が途切れることなく聞こえる |
距離 | 8m | |
建造物 | 鉄骨 | |
障害物 | 間に木の扉2枚 | |
条件2 | 概要2 | 結果2 |
同上 | 受信部分を手で覆う | 音が途切れることなく聞こえる |
条件3 | 概要3 | 結果3 |
同上 | 概要2から手を離す | 音が途切れることなく聞こえる |
受信感度評価※1 | ||
★★★★★ | ||
日常生活評価※2 | ||
★★★★★ |
※1 同タイプの他の物と比較しての評価(相対的評価)
※2 日常生活で使用して問題になったかどうかの評価
○音楽再生で8時間のバッテリー持ち
音楽再生でのバッテリー持ちは仕様より少なく、8時間15分でしでした。これでも同タイプとしては持つ方なので問題あありません。
条件 | 仕様 | 実験結果 |
音楽再生 | 9~10時間 | ▼8時間15分 |
充電 | 2時間 | ▲2時間25分 |
バッテリー評価※1 | ||
★★★★☆ |
※1 同タイプの他の物と比較しての評価(相対的評価)
音楽再生の実験結果。
充電時間の実験結果。
総評
片耳ワイヤレスイヤホンながら、音楽を再生して8時間以上バッテリーが持つので、完全ワイヤレス全盛のこのご時世時世だと貴重だと思います。マイクが独立していて集音性能も良いので、よく通話する人に最適だと思います。
こんな人にお勧め
- よく通話する人
- 独立型のマイクが良い人
- バッテリーが8時間持つ片耳イヤホンが欲しい人
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