「骨電動ワイヤレスヘッドホン AS801-ABT-01/AfterShokz」レビュー ~トランスミッターとセットの骨電動ヘッドホン~【PR】 評価はまだありません

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今回レビューするのは、AfterShokzさんの骨電動ワイヤレスヘッドホン『AS801-ABT-01』です。

 

それでは早速レビューを書いていきたいと思います。

 

特徴

  • 他人に影響を与えることなく、自分だけにTVの音声が聞こえる
  • 耳を塞ぎません。
  • ペアリング済みで開封してすぐに使える。
  • テレビに接続トランスミッター付き。

 

長所と短所

  • ◎骨電動なので耳が痛くならない
  • ○オーソドックスな操作性
  • ◎しっかりとした骨電動で音が聞こえる
  • ○音漏れが少ない
  • ○apt-x対応の高音質
  • ○受信感度、音ズレ問題なし
  • ◎音楽再生でのバッテリー持ちは14時間
  • ○トランスミッターが付属している
  • ◎トランスミッターとの接続はあらかじめ設定済み
  • ◎トランスミッターはPCとUSBケーブル1本で接続できる
  • △トランスミッターにバッテリーは内蔵されていない
  • ○スマホやPCともBluetooth接続できる
  • △アームは首から浮くので寝転がれない
  • ○説明書がわかりやすく文字も大きく親切

 

外観

パッケージ外観
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セット内容

パッケージ内容は画像の物で全てになります。

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ワイヤレス骨電動ヘッドホン。

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USB充電ケーブル。

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トランスミッター給電用のUSB Micro Bケーブル。

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AUXオーディオケーブル。

C7FFAB20

 

RCAオーディオケーブル。

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オプティカルオーディオケーブル。

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収納袋。

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耳栓。

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アンケートハガキ、保証書。

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骨電動ワイヤレスヘッドホンの説明書。

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骨電動ワイヤレスヘッドホンとトランスミッターの使用方法の説明書。

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動画

 

使用した感想

◎骨電動なので耳が痛くならない

このヘッドホンは骨電動です。イヤホンのように耳の穴にイヤホンを入れるわけでもなく、ヘッドホンのように耳たぶをイヤーパッドで圧迫するわけでもありません。耳の穴にはなにも異物が入りませんし、耳たぶを押さえつけるものもなし。この構造なので耳が痛くなることは一切ありません。

 

実際に装着すると画像のようになります。どう装着する仕組みかというと、柔らかいシリコンでアームができているため、その挟み込む力で耳のそばに装着できることが1つ。もう1つはアームがイヤーフックのような形状をしているので、耳たぶの上に引っ掛ける感じになることが1つ。この2つの構造によりしっかりと装着されます。激しい動きをしてもズレることはありませんでした。

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横から見ると画像のようになります。耳の穴の少し前側にイヤーパッドを置く感じになります。この部分の骨から内部の耳に伝わって音が聞こえる仕組みです。

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付属品で耳栓があります。周囲の雑音が気になる場合、この骨電動ヘッドホンと耳栓を両方すると良いでしょう。ただ、周囲の音が聞こえるのはジョギング時やサイクリング時に安全確保の面で大きなメリットになります。近年は自転車でのイヤホンが使用禁止になりましたが、この骨電動タイプだと耳の穴が空いた状態で、周囲の音を完全に聞くことができるので使用できます。

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もう1つ付属品で便利な物が収納袋。柔らかいシリコン製になていて独特の質感です。蓋部分はマグネットになっており、蓋を閉めるだけでピタッと吸着。しっかり蓋がされて中身がこぼれません。この骨電動ヘッドホンは柔らかく柔軟に変形するので、一見すると入りそうにないのですが、指で押し込めると入ってしまいます。

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骨電動ヘッドホンは耳がデリケートな方に最適です。耳の穴も耳たぶも刺激しないので一切痛みが出ません。長時間装着しても耳に掛かる負担はゼロに近いので、旅行などで遠出する場合にも便利です。

 

○オーソドックスな操作性

操作性は曲の変更部分だけは少し変わっていますが、それ以外は概ねオーソドックスなので覚えやすく使いやすいです。左のイヤーパッドにマルチボタンがあります。ここでの操作は2回押しで次の曲、3回押しで前の曲です。

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逆に右のイヤーパッド下には+ボタン、-ボタン、充電端子があります。こちらは+、-短押しで音量の変更。+の長押しで電源にオン、オフとなります。

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操作方法をおさらいとして下記にまとめておきます。

 

  • 【電源オン、オフ】+ボタン2秒長押し
  • 【音量アップ】+ボタン1回押し
  • 【音量ダウン】-ボタン1回押し
  • 【ミュート】+、-ボタンを2秒長押し
  • 【イコライザ切り替え】+、-ボタンを3秒長押し
  • 【バッテリー残量チェック】音楽停止時に+、-ボタンのどちらかを1回押し
  • 【次の曲】マルチボタン2回押し
  • 【前の曲】マルチボタン3回押し

 

◎しっかりとした骨電動で音が聞こえる

安物で質の悪い骨電動ヘッドホンの場合、イヤーパッドからただ音が出るだけで、骨から内部に伝わらない物もあります。耳の近くに小さなスピーカーがあるだけの仕組みです。しかし、この骨電動ヘッドホンはきちんと骨から内部に音が伝わります。振動も感じます。しっかりとした骨電動ヘッドホンです。

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イヤーパッドはサラサラしたゴムで覆われており、側圧も適度なので耳のそばにピッタリと密着。その結果、音が内部に振動と一緒に伝わってきます。

 

充電は簡単で、付属の専用充電ケーブルを骨電動ヘッドホンの充電端子にくっつけるだけです。強力なマグネットになっており、適当に近付けるだけで正確な位置にピタッと吸着します。ちょっとやそっと動かしたくらいではずれないくらい強力な吸着力です。

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○音漏れが少ない

きちんと骨電動ヘッドホンの仕組みをしているので、なんちゃって骨電動よりもはるかに音漏れは少ないです。前述した耳のそばにスピーカーがあるだけの仕組みを骨電動と謳っている物の場合、当然壮大な音漏れがあります。とても満員電車などでは使えません。しかし、この骨電動ヘッドホンは耳のそばにしっかり密着し、振動で内部に音を伝えるので音漏れは少ないです。

 

音漏れは少ないとは言え、やはり耳の穴の中にイヤーピースを入れるカナル型に比べればあります。普通の音量で音楽を聴く分には満員電車でも問題ないのですが、大音量だとやや厳しいです。

 

○apt-x対応の高音質

音質は骨電動の中でも良い方だと思います。その証拠に高音質規格で広く使用されているapt-xに対応。スマホと接続してもきちんとapt-xのアイコンが出てきました。apt-xの高音質で聴くにはスマホなど接続先の端末もapt-xに対応している必要があります。特に格安スマホだと対応していない物もあるので注意してください。

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音質は骨電動にしては良いと言っても、骨を伝って耳に伝わる特性上、どうしてもやや籠もった感じになることは否定できません。apt-x対応のイヤホンやヘッドホンのように、完全に透き通った音で聴けるかと言うと微妙です。

 

○受信感度、音ズレ問題なし

スマホで実際に使用して色々実験しましたが受信感度は問題なし。室内で8m離れ、間に壁や木の扉が2枚ある状態で音が途切れることは一切ありませんでした。また、この状態で耳を手で覆い、受信部分を隠してみましたが、それでも音が途切れることは一切ありませんでした。この受信感度は最上級です。日常生活で問題になるようなことは一切ないでしょう。

 

音ズレもスマホで映画を観て、口と声のズレを細かくチェックしましたがありませんでした。また、後述しますが付属のトランスミッターと接続してTVを見ても音ズレは一切なし。TVや動画をよく試聴する方でも安心して使用できます。

 

◎音楽再生でのバッテリー持ちは14時間

音楽の連続再生で8時間持つと仕様上なっていますが、実際にどれくらい持つのか試してみました。その結果、音楽の連続再生で14時間25分バッテリーが持ちました。

 

充電では仕様だと2時間となっていますが、こちらも実際に試しました。その結果、空から満充電に掛かった時間は1時間51分でした。

 

○トランスミッターが付属している

この骨電動ヘッドホンの最も特徴的なことはトランスミッターが付属していることです。このことや商品説明からも、TV試聴で使用することが想定されているようです。トランスミッターは非常に小さく、重さもたったの32.6gでした。

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大きさを計測したところ、幅67.1mm×奥行き56.0mm×厚さ18.1mmでした。非常に小さいので設置しても邪魔になりません。なんならTVの後ろにぶら下げて置いても問題なし。

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◎トランスミッターとの接続はあらかじめ設定済み

トランスミッターと骨電動ヘッドホンのペアリングや設定は面倒そうだなと思ったのですが、なんとあらかじめトランスミッターと骨電動ヘッドホンのペアリング設定はされていました。どういうことかと言うと、要はTVとトランスミッターを配線して電源を入れたら勝手に繋がったんです。つまり、ペアリング設定は必要ありません。配線さえすれば電源を入れるだけで使えるようになります。

 

配線はどうなんだと言うと、こちらも簡単で、USBケーブルとAUXケーブルをTVの背面に繋げるだけです。今のTVにはUSB端子も録画用HDDを繋げるためにあるので、そこに差し込めば電力を確保できて動きます。また、AUXケーブルもイヤホンジャックに差し込むだけです。

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TV背面のUSBポートとAUXポートに差し込んだら、今度はトランスミッターにも同じようにケーブルを接続。USB端子がTVの裏側にない場合、PCのUSBポートに接続しても良いですし、コンセントに差し込んだUSB充電器と繋げてもOK。消費電力が少ないので、ノートPCのUSBポートからでも動きます。

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配線が済んだらトランスミッターと骨電動ヘッドホンの電源を入れます。骨電動ヘッドホンの方は前述の操作方法にあるように+ボタンを2秒長押し。トランスミッターの電源は背面にスイッチがあるのでスライドしてオン。これで勝手に骨電動ヘッドホンとトランスミッターが接続されます。

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トランスミッターの方は消費電力が極めて少ないので、TVでいつも使用するような場合、常時電源オンで問題ありません。トランスミッターの電源が常時オンであれば、あとは骨電動ヘッドホンの電源を入れるだけであっと言う間に接続されるので便利です。

 

◎トランスミッターはPCとUSBケーブル1本で接続できる

TVの音を聞くことが想定されている骨電動ヘッドホンですが、PCでも簡単に使用できます。PCの場合、AUXケーブルの接続は必要ありません。トランスミッターとPCをUSBケーブで接続すると、画像のようにスピーカーとして『ABT01b by AfterShokz』が出てきて自動で選択されます。あとは前述のTVと接続したときと同じように、骨電動ヘッドホンの電源を入れたらPCの音が聞けるようになります。

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USBケーブルをPCのUSBポートに差し込んでいるので、電力もここから取っ手くることになります。USBケーブル1本でトランスミッターが完動するのは簡単で素晴らしい。

 

△トランスミッターにバッテリーは内蔵されていない

Bluetoothのトランスミッターは、前述してきたようにTVと接続するとBluetooth機器が使用できるようになるので、単体でも売っている人気ジャンルです。

 

単体のトランスミッターの場合、バッテリーが内蔵してあり、8時間や12時間給電せずに使用できる物も多いのですが、このトランスミッターにバッテリーは内蔵されていません。必ずUSBケーブルで給電することが必要です。また、トランスミッターに加え、レシーバーとしても使用できる物の多いのですが、レシーバー機能もなし。あくまでトランスミッター(送信)機能のみです。

 

○スマホやPCともBluetooth接続できる

この骨電動ヘッドホンはトランスミッターとセットですし、パッケージにもTVと接続されていることが全面に押し出されてはいますが、単体としてスマホなどと接続することも当然可能です。

 

ペアリングの仕方は他の物と同じで、+ボタンをペアリングとアナウンスされるまで長押し。スマホ等で出てきた『AS801 by AfterShokz』を選択。これでペアリングは終了。2回目以降は電源がオンになると自動で接続されます。

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△アームは首から浮くので寝転がれない

首の後ろに来るアームは浮いた形になります。首になにも触れないので快適ですし、擦れて出るタッチノイズもないのですが、寝転がっての使用は枕と首の間にアームがあるので難しいです。また、椅子に座っても背もたれが高く、首までカバーしているような場合、首を後ろにくっつけて使用するのに障害があります。

 

このような形状と使い勝手は、この骨電動ヘッドホンだけの話ではなく、今のところどの骨電動ヘッドホンでもある問題です。寝転がって使用することが多い方には向きません。

 

○説明書がわかりやすく文字も大きく親切

説明書はわかりやすく、日本語も完璧で変なところはなし。TVの音をしっかり聞くために使用できるとのことで、高齢者もターゲットにしているのか、文字も大きくて見やすいです。説明書は全て日本語です。

 

説明書は骨電動ヘッドホン単体の説明書と、トランスミッターを加えた説明書の2種類あります。画像の物は骨電動ヘッドホン単体の説明書。骨電動ヘッドホンのスペックや操作方法が詳しく書いてあります。

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一方、カラーの説明書は、骨電動ヘッドホンとトランスミッターの接続の仕方や配線方法などが丁寧に書かれた物です。これだけ丁寧に書いてあれば機械音痴でもわかるはず。

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説明書が丁寧で文字も大きく図解入りなので、このような機器に自信がない方でも安心して使用できると思います。

 

総評

AfterShokzさんは骨電動ヘッドホンを積極的に出しているメーカーで、定評もありどれを選んでも安定しています。今回は変わり種で、骨電動ヘッドホンにトランスミッターをセットで付け、TVの音を簡単に骨電動ヘッドホンに聞けるようにした物です。

 

高齢者は耳が遠くなり、気付かぬうちに大音量にしてしまい、家族に迷惑がかかることもあり、手元スピーカーは最近よく売れているようです。これはその骨電動ヘッドホン版です。一般的なヘッドホンやイヤホンと違い、耳が痛くなることは一切ないので、確かにこのような長時間使用しがちなTV試聴には合っていると思います。

 

スピーカーを置く場所も必要ありませんし、自分がどこに居ても一番近い耳元で音が鳴るので、周囲の迷惑にもならず、それでいて確実に音声を聞くことができます。

 

高齢者ではなくても、最近はベゼル幅を狭くするため、スピーカーを背面に配置しているTVやモニターばかりです。音の聞こえ方に不満を持っている方も少なくないと思います。このような場合でも、耳元でTVの音を聞けるようになるので便利に活用できます。

 

こんな人にお勧め

  • TVの音を骨電動ヘッドホンで聴きたい人
  • トランスミッターと骨電動ヘッドホンの接続が最初からされている物が欲しい人
  • きちんとした骨電動ヘッドホンが欲しい人

 

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